子育てサポートに積極的な企業が分かる!「くるみんマーク」
子持ちで働きたいと思っている主婦にとって、
その会社が子育て主婦に理解があるのかどうかって、とても重要ですよね。
働いてみなければ分からないこともあるでしょうけど、
でも選ぶ段階で、少しでも分かっていれば会社選びも格段に楽になりそうです。
そんな、「子育てサポートを積極的に行っているか?」という指標が「くるみんマーク」
さて、これっていったい、どんなものなんでしょうか。
くるみんマークって?一定以上のサポートがあるかの判断基準
くるみんマークは、「子育てサポート企業」として認定された企業が
商品や広告などに表示することができる「次世代認定マーク」
元になっているのは『次世代育成支援対策推進法』です。
またさらに、
平成27年4月1日より、くるみん認定を既に受け、
相当程度両立支援の制度の導入や利用が進み、
高い水準の取組を行っている企業を評価しつつ、継続的な取組を促進するため
引用:厚生労働省
ということで、『プラチナくるみんマーク』というのも登場しました。
ではこれ、どういう会社が認定されるんでしょうか。
くるみんマークの認定基準
以下、厚生労働省東京労働局のHPからの抜粋です。
1.雇用環境の整備について、適切な行動計画を策定していること
2.計画期間が、2年以上5年以下であること
3.策定した行動計画を実施し、それに定めた目標を達成したこと
4.平成21年4月1日以降に新たに策定・変更した行動計画について、
公表及び従業員への周知を適切に行っていること
5.計画機関において、男性労働者が育児休業などを取得していること
女性の育児休業取得率が70%以上であること
※ただし従業員数が300人以下の企業は、
・この看護休暇取得した男性労働者がいる(子が1歳未満を除く)
・小学校就学までの子がいる労働者に対して、勤務時間の短縮措置を利用した男性労働者がいる
・計画3年以内において、育児休業取得の男性労働者がいること
で、要件を満たす。
また、計画期間と開始前の一定期間(最長3年)をあわせて計算したときに、
女性の育児休業取得率が70%を超える場合も要件を満たすこととする。
6.3歳から小学校就学までの子を養育する労働者については、
育児休暇、所定外労働の制限、労働時間の短縮措置、フレックスタイム、始業時間の繰り上げ繰り下げ
などを講じていること
7.・所定外労働の削減のための措置
・年次有給休暇取得の促進のための措置
・その他働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備のための措置
以上のいずれかを講じていること
8.法令に違反する重大な事実がないこと
一部、言い回しなどを変更しているので、
詳しくは厚生労働省のHPをご確認ください。
また、認定されている企業の支援策などはこちらのサイトから見ることができます。
認定基準は「子育てママに優しい」判断材料に
自宅の近所の会社を見つけることはなかなか難しいかもしれませんが、
認定されている企業は少なくとも、
「子育てする親」に対する一定の配慮があると考えられると思います。
会社を選ぶときの判断材料の1つにしてみてください。