パートタイム労働者とは
家事、育児と両立しやすく働くためのパートタイム。
子どもに手がかからなくなってくると、パートを再就職の第一歩として考える方も多いです。
パートタイム労働者にも定義があり、
1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される通常の労働者の
1週間の所定労働時間に比べて短い労働者
パートに似た言葉に、「アルバイト」「嘱託」「臨時社員」などありますが、
この規定に当てはまれば、全て「パートタイム労働者」です。
パートタイム労働法(短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律)では、
そのパートタイム労働者がどのような働き方をしているかによって、
適用される規定が異なります。
(参考:BUSINESS LAWYERS(ビジネスロイヤーズ)『パートタイム労働者とは』)
・通常の雇用者(正社員など)と職務の内容は同じか?
・通常の雇用者(正社員など)と人材活用の仕組みや運用などが同じか?
これによって、パートタイム労働法の何条が適用されるのかが異なります。
また、パートタイム労働法の改正によって、
・正社員と差別的取扱いが禁止されるパートタイム労働者の対象範囲の拡大
・「短時間労働者の待遇の原則」の新設
・パートタイム労働者を雇い入れたときの事業主による説明義務の新設
・パートタイム労働者からの相談に対応するための事業主による体制整備の義務の新設
といった、パートタイム労働者の公正な待遇と、
納得して働けるような環境の確保のための改正が行われました。