ママキック

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「保育園はかわいそう」それは間違いじゃないが実は重要でもない。ママは気持ちを楽に持とう

      2017/07/19

未就学児のママが仕事をしようと思うと、どうしても子供を保育園に預けなきゃです。

で、やっぱり考え方は人それぞれなので、

「保育園に入れるのがかわいそう」「保育園は社会性を学べる良い場所だ」

いろいろな思いがあるわけですね。

もうそういう議論って不毛ですし、どっちでもいいじゃん的なものではありますが、

「保育園ってかわいそうと思ってるんだけどそれって間違い?」と思ってる働きたいママへ。

私なりに思うことです。

 

小さい子を保育園に預けるのはかわいそうか?それって重要じゃない

私の職歴はこちらにまとめてあるんですが、

≫≫私の職歴まとめ

第一子は育休を1年取らずに復帰しているので、上の子が保育園に入ったのは9ヶ月の頃でした。

当時はわりと、

保育園なんてかわいそうだから小さい頃はそばにいなよ」ってよく言われていて、

保育園ママたちは「そんなことないよ!小さい頃から集団生活で学べるんだから!」と。

ちょっと大げさではありますが、そういう風潮があったんですよね。

 

んで、わが家の子どもは入園年齢としては小さい方でしたし、

フルタイムで、時短勤務とは言え少しの残業もありつつ、ということで、

お迎えの時間もほぼほぼ、最後でした。

時々は最終お迎え時間に間に合わない時もあったし、私は仕事が楽しかったですし。

そんな私はガチ保育園ママでありながら最後まで「保育園はかわいそう」と思ってたんですね。

 

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「保育園かわいそう」は間違った感情じゃない、その上でどうするかだ

当時の私は同じ保育園ママにも「保育園行かせるの嫌なんだー」と言っていて(迷惑だな)

その上で反論されたりしてました。

もちろん、仲の良いママだったからこそではあるんですが、

それこそ「協調性」「集団生活」「自主性」などですよね。

保育園に通わせることをかわいそうだと思ってはいけない。

保育園は子どもにとっての楽しいことでいっぱいだ。

だって、ママが行った後、子どもは楽しそうに遊んでるじゃない。

 

んなこたぁ、わかってる。

その上で思う「保育園かわいそう」は間違った感情じゃないんですよね。

とてもマトモな考え方ですし、正されるような間違った気持ちではありません。

「子どもが思ってること」じゃなくて「私が思ってること」ですしね。

「保育園に行かせる子どもがかわいそうと思う私の気持ち」は別にいいじゃない、と。

 

かわいそうと思う気持ちは一種の枷である。外す必要はないが辛くなる

私はとても勝手な人間なので、

「わが家に生まれてきたからには、私の事情に振り回されても仕方ない」

と思ってるんですよね。

習い事だって住む場所だって、親の判断に振り回されてしかるべきだろうと。

お金にも限りはあるし、親の考えってのもあります。

 

保育園も同じで、私が働きたいと思っている以上は行ってもらわないと困ります。

でも、かわいそう。

この「かわいそう」って気持ちは母親にとっての枷になることが多いです。

かわいそうだから、いつも優しいママでいなくてはいけない。

かわいそうだから、いつも栄養バランスのいい手作りおやつを作らないといけない。

かわいそうだから、疲れてても遊びに連れて行ってあげないといけない。

 

いつもかわいそうな思いをさせているっていう罪悪感みたいのがあったので、

「頑張らなければいけない」って枷ができちゃうわけなんですね。

んで問題は、これ全部私が思ってるだけで、子どもはどう思ってるかわかんないってことで。

 

かわいそうと思うことは悪いことではないけど、

丁寧につけてしまった自分への枷は、自分が辛くなるだけで外からは見えにくいものです。

ヽ(・∀・)ノ「かわいそうだけど、まぁ私も頑張るから君もがんばれよ」

こんくらいのノリシロ部分がないと、やっぱり辛くなっちゃいます。

 

かわいそうの代償は一つに決める

最初の数ヶ月で「かわいそうだから全部頑張るママ」は疲れてしまって、

早々とリタイアしてしまいました。

だから、「かわいそうだから、これだけは頑張るママ」にシフトチェンジを。

 

私の場合は、

一緒にいられる時間は、とにかくずっと一緒にいること」でした。

スーパーも必ず一緒だったし、ちょっとしたお出かけも必ず一緒。

保育園に預けてる間に何かをするってことはありませんでした。

うちは旦那さんがほぼ育児にノータッチだったので、それこそ寝てる時間以外はずっと一緒。

イライラする顔も、悲しくなる顔も、全部見せてしまってました。

うん、ダメなのかもしれないけど。

 

「かわいそう」の結果の子どもはけっこう元気でいい子

奇しくもうちの子は、3歳のときに保育園をやめることになったので、

少しの期間をおいて、そのまま幼稚園に入ることになりました。

不思議なもんで、幼稚園に入るのはかわいそうって思わないんですよね。

なんでかって「かわいそう」の原因が全て私自身にあるからですね。

要は私、仕事をしたいと思っているのに仕事をしてる自分に後ろめたい気持ちがあって、

結局どっちつかずになってただけっつー話です。

 

かわいそうかどうかは、ママ自身の考え方ですし、

実際に子どもがかわいそうかどうかなんて分からないです。

私があんだけ「かわいそう」と思って通わせていた保育園児だった上の子は、

現在わりといい子に育ってますし、

保育園がその子にとって悪いものだったとは思えません。

 

一番は、働くことを決めたママがどれだけ気持ちに余裕を持てるかってことで、

そのためにも「かわいそう」の代償は最小限にとどめるべきです。

子どもが「かわいそう」の犠牲になっちゃあダメですし。

どうせ預けるなら、母子ともに楽しくいられるように。

ママ側の気持ちを、楽に楽にしておくのがポイントかなとか思ったりする。

 

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