主婦が働きたくない理由は何?事情はそれぞれ、本当に嫌なら働かなくてもいい。
2018/02/06
最近って、仕事をしたい主婦と仕事したくない主婦がカッキリと分かれてますよね。
専業主婦は旦那さんのお給料で暮らしていけるってベースがあるので、
働かなくても別に困ることがないっていうのも一因でしょう。
でもきっと、「働きたくない!」って中にもそれぞれに思いはあるわけで、そこらへんどうなの?っていう。
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目次
働きたくないなら働かなくていいじゃん!と言える状況と言えない状況
私は特に、「主婦は働くべき!」って思ってるわけではなくて、
極端に言うなら、
家事を一切しない、子育ても適当、それでも旦那さんが許してくれるならいいじゃん
と思うんですよね。働きたくなければ働かなきゃいいじゃない、と。
でもそう言ってしまえる状況と、言ってしまえない状況があると思うんですよ。
事情は家庭によって違うでしょうし、自分自身が「働きたくない」と思う理由もあるでしょうし。
内向的、消極的…自分の性格の問題
その他にも、人付き合いが苦手とかコミュニケーション能力が低いとか。
でも、生活が苦しくて働かないといけないけど、でも働きたくない。
これ、私が根暗でコミュ障気味の主婦なのでわからない話でもないんですが、
「内向的で人付き合いが苦手だから、働きたくない」
ってことはまだ、リアルにお金を稼がなきゃいけない状況じゃないってことなんですよね。
限界まできたらきっと、性格うんぬん言ってられない状態になるはず。
仕事をしているといろんな人に出会います。
職場の人だけじゃなく、お客さんもそうだし、通勤中に会う人だってそう。
積極的で人付き合いが上手な人って一握りで、
多くの人は「どうかな?ダメかな?」と思いながら対人関係築いてます。たぶん。
内向的な人って珍しいものではなくて、むしろ「普通の人」です。たぶん。
それよりも、性格のせいで働けないと言っている影に、
他の理由があるのだとしたら、そのほうが解決しなきゃな問題な気もします。
内向的、コミュ障傾向の私はずっと営業職だった
私は「他人からは外交的な人と思われているが内面は非常に暗い」というタイプだと思ってます。
苦手な人を前にすると、気を使いすぎて饒舌になるんですね。沈黙怖し。
んで、そんな私が会社員時代にやっていたのは、ずーっと営業職でした。
仕事になると「まいっか」と思えたってのもありますが、「他人から見えている自分」が営業向きだと思ったからです。
結局、自分としても営業は嫌いではなかったし、そこそこやれていたと思う。
でも、ときに思い出してはへこむ(体育座り)、今日の恥を叫び出したくなる、そういう日はありました。
私はずっと他人といるとものすごく疲れちゃうので、内勤よりは良かったのかもです。
≫≫人付き合いが苦手、内向的。仕事できる?何を選ぶ?働くコミュ障主婦の回答は
みんなが働き始めるから働かないといけない気になってる
子どもが小学生くらいになってくると、途端にみんな働き始めるんですよね。
まわりから、専業主婦ママがかなり少なくなってきます。
わりと肩身が狭くて、「仕事しないの?」なんて聞かれることも。
働きたくないけど、みんなに同調したくて働き始めるならそれもヨシ。
それでもやっぱり働きたくないなら、働かなくていいんじゃないでしょうか。
もし「みんなは外部とのつながりができ始めてるのに、私は…」って孤独に感じてしまうなら、
習い事を始めたり、趣味に没頭したりと、自分の時間を作ることで解決できそう。
何にしても、「みんなが派」の方は、無理に働かなくていいですよね。
≫≫仕事を始めるとママ友が少なくなるのか?付き合い方は変化するが関係は変わらない
「今はまだ働きたくない」は働く準備期間に
「働きたくない」の中には、「今はまだ働きたくない」の方も一定数含まれると思います。
・子どもが小さいから
・もう少し専業主婦でいたい
・家族に100%の時間を使っていたい
理由はぞれぞれでしょうけど、専業主婦期間もそれはそれでいいものです。
「怠けられる」とか「ずっと家の中にいられる」とかもありますけど、
子どもと24時間いることでのイライラや、関わる人間が少ないことへの閉塞感は
専業主婦でしか味わえないものでした。発奮剤にもなりますし。
もちろん、子どもの成長をずっと見ていられるって長所も大きいです。
今はまだ働きたくないって方はぜひ、専業主婦のメリット・デメリットを味わいつつ、
仕事をするまでの準備期間にしておくといいです。
今ほど子どもに手がかからなくなってからの自分の生活とか、
何をやってお金にしていきたいのかとか、考える絶好のチャンスです。
≫≫主婦の子育て経験が活かせる仕事は?育児経験は働くための学びにもなる
専業主婦は一種のリスクである。しかし働けない主婦がいるのも仕方ない
西原理恵子さんが昔、「専業主婦はリスクである」って言ってたんですね。
当時の私はガチ専業主婦で、「マジで私、リスク?!やべーやべー」って思ったんですよ。
言い方は悪いですが専業主婦は、生きていくための根っこの部分を、他人に頼ることで成り立っている職業です。
頼る人がいることでしか成り立たない職業なんて、危なっかしいと。
それでも、専業主婦でしかいられない人もやっぱりいるわけですよ。
それはもしかしたら、体調が関係しているのかもしれないし、旦那さんの家庭への向き合い方が問題してるのかもしれないし。
子どもを自分の手だけで育てていかないといけないのかもしれないし。
人それぞれです。
主婦の「仕事」って、単純に賃金労働だけではないと思っています。
家族のお世話だって、子どもの習い事の送迎だって、賃金はないけどお仕事。
子どものおもちゃを手作りしてあげることだって、賃金はないけどお仕事。
これは向き不向きの問題で、賃金労働はするけど、家の中の仕事はできないって人もいますしね。
専業主婦に対する風向きは、時折とても強いものになったりするけど、
必要がないと感じるなら、働かなくてもいい。
そのかわり、「専業主婦のリスク」部分を和らげる生活をすればいいんじゃないかと。
思ったりする。
≫≫なんのために働く?主婦が仕事復帰する理由と私が働き始めた理由