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主婦の子育て経験が活かせる仕事は?育児経験は働くための学びにもなる

      2017/07/19

育児以外に何もしてきたことはないのに、仕事なんてできるの?

出産前の職歴があまりない主婦は、もしかしたらこんなふうに思うかも。

どれだけ大変といっても、育児は多くの女性が通る道。

特別なことなんて何もできないのに……なんて思ったり。

でも、育児経験って働くための学びの場でもあるんですよね。

さて、では子育て経験を活かすことのできる仕事ってどんなものがあるでしょうか。

 

子育て経験を仕事に活かそう!「子育て主婦」のやってきたことが武器になる仕事

何ができるんだろう…そんなふうに思う必要は全くなし。

≫≫主婦の私に何ができる?仕事復帰の不安なんて考える必要なし!ママのスキルは思ってるより高い

子育て自体はもちろんのこと、子どもに関係する様々なお付き合いなどなど。

そういうのも立派な、主婦の武器。

自己PR につながる、とてもすごい経験です。

例えば幼稚園の役員経験や、父母会やPTAなどの運営経験。

多くの人をまとめないといけない、しかも「子ども」っていうおまけ付き。

そういうのって、誰でもが経験していることではないですし。

・子どもと接すること

・子どもの親と接すること

・主婦特有の悩みが実感レベルで分かること

こういうことが仕事をする上で強みになる職業を集めてみました。

 

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子育て主婦におすすめの国家資格

国家資格は多くの場合、その職に就くための資格が必要で、

その資格試験を受験するための条件が設けられています。

仕事を始めるまでに時間がかかる一方で、

一度就職することができたら安定するというメリットも。

 

保育士

子育て中に保育士の資格をとる主婦って多いですね。

自分が子どもを生んでから、他人の子どもでもかわいくて仕方ないという方から、

自分の経験から保育士の必要性を感じて、という方まで。

保育士の資格は、他の国家資格に比べて受験資格要件が緩めです。

そのため、受験しやすいというメリットがあります。

保育士の受験資格は、大学卒業もしくは短大卒業ならそれだけでOK。

専門学校卒業や高校卒業に関しては、

一部、受験資格が足りない場合も。

≫≫全国保育士養成協議会 受験資格

保育士は全国的に不足傾向ですよね。

保育園や幼稚園に勤務するだけでなく、家庭保育ルームなどでも就業可能。

ちなみにわが家の子が行っていた幼稚園では、

「幼稚園教諭退職→自宅で保育ルーム運営」という先生がいました。

 

幼稚園教諭

幼稚園教諭は3歳から未就学児までの子どもの保育を対象にした資格。

幼稚園の先生になるために必要な資格です。

幼稚園教諭の免許には種類があり、

・第一種免許状…4年制大学で幼稚園教諭養成課程を修了、卒業。

・第二種免許状…短大、専門学校卒業。通信も可。

・専修免許状…4年制大学卒業後、大学院にて修士課程修了。

その他、すでに保育士の資格を持っている人に関しては、

資格要件が緩和されるようになりました。

 

幼稚園教諭も、主婦に人気がある資格の1つ。

出産後に子どもを身近に感じると、それを仕事にしたいと思うことってありますよね。

 

小学校、中学校、高校の教員

こちらは保育士や幼稚園教諭に比べると、少し専門的に。

それぞれ、免許状に種類があります。

小学校教師になるには…

教職課程のある学校で学び、所定の家庭を修了することで取得。

教員資格認定試験に合格すれば、2種免許状。

中学校教師になるには…

小学校教師と同じく、教職課程を修了することで取得。

高校教師になるには…

小中学校教師と同じく、教職課程を修了することで取得。

ただし資格取得後にも「採用試験」があり、この試験は非常に狭き門です。

(公立の場合も私立の場合も)

最近では、学校内の特別支援学級などの補助や、

校内で手助けが必要な児童への対応などの求人もあります。

派遣業者が請け負っている場合も多いので、

地域の広報誌のチェックや派遣登録などから始めてもいいかもしれません。

 

キャリアコンサルティング技能士

キャリアコンサルティング技能士は、

学生や求職者に対して、職業相談や能力開発の助言を行う仕事

ハローワークの相談員をイメージするといいかもしれません。

キャリアコンサルティング技能士の資格取得までの経緯は、少し複雑です。

実務経験3年以上、もしくは養成講習修了で資格要件を満たします。

その後、「国家資格キャリアコンサルタント試験」に合格。

その後の実務経験によって、

「キャリアコンサルティング技能士2級」「キャリアコンサルティング技能士1級」取得。

「再就職に苦労した」「仕事を始めるのが不安で仕方なかった」

こういった経験から目指す方も多い職業です。

 

子育て主婦におすすめの民間資格

今や民間資格は数多くあって、「こんなのも?!」というものまであります。

裏を返せば、自分の好きなことに関する資格もあって、

資格取得からの仕事復帰という流れがつかみやすいことも。

 

子育てコーチング

注目を集めている「コーチング」というスキル。

コーチングとは、問題解決や課題達成、目標の実現など、

さまざまな課題を解決し、夢や目標を具体的な「形」にしていく

引用:特定非営利活動法人しごとのみらい

これを子育てに応用しているのが子育てコーチング。

一言であらわすと「子育てのプロ

・チャイルドコーチングマイスター

・チャイルドコーチングアドバイザー

・子育てコーチ

どこで資格取得するかによって名称は異なりますが、

中身は「子供の可能性を伸ばす」「子どもと信頼関係を築く」というもの。

 

すでに子どもに接する仕事についている方が取得する場合もありますが、

子育て中の主婦にとっても役立つ資格。

就職に、というよりはむしろ、自分で教室を開いたりセミナーをしたり、

という働き方をしている方が多いように思います。

 

ベビーシッター

他人の子どもを預かるのと、自分の子どものお世話をするのとでは違う。

と言ってもやっぱり、子育て経験があるほうが断然やりやすいと思いますし、

預ける側も安心です。

ベビーシッターになるために必要な資格は特にありません。

ですが、全国保育サービス協会の認定ベビーシッター資格を取得していると、

預ける人も安心ですし、就職しやすくなるのではと思います。

≫≫全国保育サービス協会

「はじめからベビーシッターは不安だわ」という方は、

ファミリーサポートの提供会員などから始めてみるといいかもしれません。

≫≫保育園、旦那の反対…働きたいけど働けない専業主婦の仕事復帰。解決策はどこにある?

ファミリーサポートは公共団体が行っている保育事業で、

基本的には単発、短時間です。

本当にできるのかな?という気持ちの答えが見つかるかもです。

 

ベビーマッサージ

何を隠そう、私も持っている資格です。

ベビーマッサージにも「これがないとできない」という資格はありません。

ですがほぼ全ての人が、どこかの民間団体で資格を取得した後に、

自宅教室などで教えています。

ベビーマッサージ資格は、取得期間も取得金額もさまざま。

同じようで、中身を見るとマッサージの方針が微妙に違うものです。

よく見て、自分の考えに合うものを見つけるといいかと思います。

ベビーマッサージインストラクターは、売り込み方によっては

働ける場所がとってもたくさんあります。

産院や児童館、カルチャースクールなどなど、全ては自分のやる気次第。

中には多数の生徒さんを抱えているインストラクターもいます。

 

習い事教師

自分の特技を、直接的に活かせるのが習い事の教師。

自分で教室を開く場合もあれば、どこかの団体に所属することもあります。

・公文教室

・英会話教室

・書道

・スイミングインストラクター

特に自宅で教室をする場合は、子どもが小学生くらいになると、

一緒に習い事をさせられる(一緒にいられる)というメリットも。

団体に所属する場合(スイミングの先生のように)は違うかもしれませんが

その他の場合は、ある程度自分で集客することが求められます。

 

資格なしでもOK!子どもと関わる仕事

補助などであれば資格なしでも働ける場合もありますが、

資格なしで子どもを接していられる仕事の代表例は

学童や児童館、放課後クラス(校内での延長のようなもの)の先生ではないでしょうか。

子どもを生む前は馴染みのない場所ですが、

子どもが適齢期になると、ものすごくお世話になる場所ですよね。

わが家もよく、放課後クラスを利用しています。

 

地域の広報誌や派遣業者などで募集していることが多いのが特徴。

児童館は昼間も就労時間ですが、

学童などは子どもが帰宅してからの時間が主な就労時間です。

どのように働いていくか、子どもも連れて行っていいのか?など、

事前にきちんとした打ち合わせが必要です。

 

子育て経験が活かせる仕事まとめ

「子どもを育てた」という経験があれば、

基本的には、子どもと接する仕事は適正があるかと思います。

このくらいの年齢ならこんな感じだよね、と。

感覚的にそれが分かっているのと分からないのでは、やっぱり違います。

 

もちろん子育て主婦だから子どもに関することしか適性がないのかっていうと

そんなわけはないです。

職歴がなかったとしても、主婦の時間の使い方はやっぱり効率的です。

もし少しでも気になる仕事があれば、ぜひもう一歩踏み込んでみてくださいね。

 

 

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