ママ起業したい!好きなことを仕事にするために必要なことと私の失敗談を少し
2017/07/19
「プチ起業」「ママ起業」最近はよく聞く言葉になりました。
・子どもが小さくてなかなか決まった時間に働くことができない
・移動範囲内でやりたい職種の求人がない
・「これがやりたい!」がはっきりと決まっている
資格を取って自宅サロンを開く方から、
必要とするサービスを自分自身で立ち上げる方まで、ママ起業家の総人口って増えています。
でも起業の経験なんて、ない人のほうが多いわけで。
自分で何かしたいと思ったときに参考になるものをまとめてみました。
目次
ママ起業ってどうやるの?普通の主婦が起業するまでに必要なこと
「ママ起業」とか「プチ起業」って言葉はとても魅力的で、
なんとなく肩をはらない状態で仕事ができる感じもします。
でもやっぱりママ起業も、お金を出してくれる対顧客のお仕事なので、
賃金を得るためには時間も労力もかかりますし、
それこそ旦那さんの扶養を外れるレベルまで稼ごうと思うとけっこうたいへん。
…というと、気が削がれちゃうかもしれませんが。
「自分がやりたいこと」をそのまま仕事にできる環境は、とても幸せなこと。
できる環境があるなら、ぜひ挑戦してみて、
成功したらラッキー、失敗したら次に繋げる、という気持ちでチャレンジです!
スポンサーリンク
まずは「何で」起業するかを決める
子育て中に見つけた趣味でも、自分が好きなことでもなんでもOK。
・ベビーマッサージ
・フードコーディネーター
・スクラップブッキング
最近は資格が多いので、自宅サロンも始めやすいですよね。
何で起業したいかが決まったら、ここからはお仕事です。
ちゃんと覚悟を持って取り組むことが大事。
起業するためにはいくらかかる?
自宅サロンを開くなら、そのためにいくらかかるのか?
新たな資格が必要なら、そのための費用はいくらなのか?
最初の段階で、そういったことを試算しておくべきと思います。
財源は旦那さんのお給料であることが多いので、
夫婦できちんと話し合って、納得できることが大前提です。
どれくらいの利益が見込める?
一人あたりいくら支払ってもらって、どのくらいお客さんが来るのか。
そこから経費を引くとどれくらい残るのか?
「別にお金をもらわなくってもいいのよ、趣味の延長だから」
そういう方もいるかもですが、起業はお仕事なので、
自分が働いた分の対価は、きちんといただきましょう。
ママ起業家志望として学びたいとき
最近はママ起業をする方が増えているからか、
子育て中の主婦が起業するために必要なことを学べる施設が増えています。
わたしと起業ドットコム
こちらは女性の起業支援サイトです。
起業について必要な情報やメール講座もあり。
eラーニングもサイト上にあります。
男女共同参画センター
各自治体にある男女共同参画センターには、
ママ向けの起業セミナーや個別相談にのってくれるところも。
セミナーはなかなか自分で知ることのできない起業のノウハウを教えてくれますし、
同じく起業したいママ同士の交流も、とってもありがたいものです。
日本ママ起業家大学
こちらは、起業したいもしくは起業しているママ向けの大学。
本格的に学びたい方はもちろんですが、イベントも行っているので、
どんなものなのか知りたい方でも大丈夫。
マザーズハローワーク
マザーズハローワークでは、就職相談だけでなく起業相談も行ってくれます。
身近にある場所なので、一番相談しやすい場所かもです。
子供連れで行けるのも、子育てママには魅力的。
私の起業、成功談と失敗談
なんとなく「起業」と聞くと尻込みをしてしまうというか、
「いやいや…私それほど立派じゃないんで…」が超強いんですけども。
私は今までに、自宅サロン的なものをやっていて失敗して、
今は在宅の仕事としてなんとか収入を得ています。
「失敗」「成功」の尺度は人それぞれなので、もちろん私基準では、という。
自宅でベビーマッサージ教室の挫折
子どもを産んでからというもの、私はとにかくベビーマッサージが好きでして。
第一子のときに通ってたんですが、
好きが高じてインストラクター資格をとりました。
ベビーマッサージは国家資格はないので、民間資格です。
「ベビーマッサージなら、自分に小さい子供がいても教えられる」
「きっと楽しいはず!」
幸いそのときは同じ世代のお友達が多かったので、
友達が友達を呼んでくれるという感じでした。
ここでの失敗は、「集客能力のなさ」「金銭感覚」これにつきます。
集客できなかった
友達の口伝えだけを頼りにしていたので、
新しいお客さんが増えるということがほとんどなく。
かと言って、どうやって集客したらいいのか分からない状態。
「地域のフリーペーパーにのっけたらいいじゃん」
「児童館とかにかけあって、イベントしたり広告置いたりすればいいじゃん」
って思うんですけど、当時はそんなことできませんでした。
ていうか、思いつきもしなかった。(これが緩い主婦か?)
結局、転勤を機にやめることになったんですが、
こんな状態なら新天地でうまくいくはずがないですね。
金銭感覚が「教室主催者」ではなかった
これは「主婦教室あるある」だと思うんですが、
お金をもらうことになぜだか少し、罪悪感みたいなのがあったんですね。
だから想定以上に金額を安く設定してしまったり。
その結果、自分の利益がほとんどない状態になってしまったり。
「仕事」という意識が足りなかったんだと思います。
そしてきっと、自信とプライドもなかった。(なんじゃそりゃ)
在宅勤務で学んだこと
そこからしばらくしての在宅勤務。
ここが今の私につながっている部分です。
「お仕事なんだから、きちんと対価をもらおう」
「お仕事だから、気を抜かずに責任を持とう」
失敗から学んだことってけっこう多くて、
それが今の仕事のスタイルにつながっているんじゃないかと思うこともしばしば。
「好きな仕事」でも「楽チン」はない
今は「好きな仕事」ですが、それでも楽だと感じたことはあまりありません。
もちろん、苦痛だと感じることも少ないですけど。(でもある)
でも、この環境を幸せだと思う自分もいるわけで。
ママ起業は、業種にもよるけど、ほぼリスクなしでやれる幸せな起業です。
普通の起業なら「もし失敗したら~」なんて言えないでしょうしね。
食べるものと寝るところ、家族が保証されている状態で、
何を躊躇してやりたいことを隅っこに押しやっているのか?と。
思えたらいいですが、そりゃもう不安もたくさんありますよね。
私も、明日から仕事がなくなったらどうしようかと思う。
ママ起業もプチ起業も、賛否両論であることは事実ですが、
「やってみようかなぁ」ならやってみたほうがいい。
「やってみれば?」って言ってくれるんなら、やってみたほうがいい。
そんなふうに思います。