「主婦の在宅ワークが楽ちん」はウソ!自宅仕事ならではの辛さがある。それでもママに向いてると思う理由
2017/07/19
「小さい子どもがいるから」「近くに働ける場所がないから」
主婦が在宅ワークを選ぶときの理由って、こういうのが多いハズ。
私が在宅ワークを始めたときも、最初の理由は「子どもが小さいから」でした。
こんなふうに、環境を選ばないことや時間に融通がきくこと。
もちろんそれは間違っていないけど、「楽チン」っていうことはない。
私が思う「在宅の辛さ」ってのをまとめてみたいと思います。
目次
主婦の在宅ワークは「楽して稼げる」の象徴ではない。自宅ならではの辛さがある
在宅といっても、種類はさまざま。
今は、在宅勤務でできることの幅がとても広くなってきました。
・内職(シール貼りや小物の作成)
・記事作成
・在宅秘書(電話連絡が必要とされるもの)
・テープライター
以前は在宅ワークといえば内職かテープライターってイメージがありましたが、
現在ではかなり多岐にわたっていて、職種としてもかなり多い。
選べる余地が、ものすごく多くなってきました。
だからこそ、自宅で仕事をする主婦が増えてきたんですよね。
私自身、在宅で仕事したり休んだりと繰り返しながらではあるけど、
在宅歴はけっこう長くなってきました。
でも「ありがたい」と感じることは多いけど、「楽チン」と感じることは少ないです。
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在宅ワークは歩合制。やらなきゃお金は稼げない
外で仕事をしていた頃は、
言い方は悪いですがさぼっていても拘束時間中は賃金は発生してました。
でも、在宅は基本的に歩合制です。
作業量をこなしていかないとお金にはならず、やらないと仕事にはなりません。
じゃあ、使える時間の全てを仕事に回すことができるか?っていうと、
そうでもないんですよね。
ほら、私なんてすごくナマケモノなので、放っておくと漫画読んだりします。
その分は完全に無給ですよね、お仕事時間なのにお金は発生しません。
主婦が家の中にいると、どうしても仕事以外にやりたいことが目につきます。
「お皿洗っときたいな」「掃除機だけかけときたいな」
それに、家の中にいるとどうしてもサボりたくなっちゃいます。
「テレビ少し見てからにしよう」「少しだけスマホ見よう」
在宅ワークは外での仕事のように強制力が働きません。
だからこそ小さい子供がいてもできる仕事ではあるんですが、
その分、自制心をものすごく働かせないと仕事そのものができなくなっちゃいます。
在宅だから子どもを犠牲にしない、はウソ
自宅でできる仕事をしたいと考えるとき、
例えば子どもに負担をかけずに、できるだけ一緒にいたいからとか。
私がちょっと無理するだけでいいし、子どもは寂しくないよねとか。
子どものことを考えた結果、在宅ワークを選ぶことってあると思うんですね。
私も少なからずありました。
子どもが風邪を引いたとき、無理させずに休ませてあげられるように。
子どもの行事があるとき、全て行ってあげられるように。
もちろん在宅仕事は自分のさじ加減なので、休ませてあげられるし行事も行けます。
でも、家にいる間、子どもを犠牲にしてないかっていうとそうでもありません。
赤ちゃんを抱いたまま、パソコンに向かう
第二子を生んだ直後の在宅ワークはパソコンを使うものでした。
夜泣きがあったこともあり、「子どもが寝てからの時間」はほぼ使えず。
機嫌のいいときを見計らって、
抱っこやおんぶをしたまま、パソコンに向かって仕事をすることもありました。
これね、本当は私、嫌なんですよ。
子どもがいる時間にパソコン開くのも、パソコンに向かってる姿を見せるのも。
でも私を雇ってくれた(請負)会社があって、依頼してくれたお客さんがいて、締切があって。
どうしてもやらないわけにはいかなかったんですよね。
うん、これは美談なんかではなく、私の段取りの悪さの話ですね。
パソコンを触ろうとする子どもにイラッとしたり。
早く寝ろよって怒りそうになったり。
仕事をしている時以外でも、常に仕事のことを考えてる
基本的にいつでも、仕事のことが頭の中から離れません。
これは在宅ワークのデメリットだと思うんですが、
仕事をする場所と生活する場所が同じなので、気持ちの切り替えがなかなかできず。
「ママ、今日こんなことがあったよー」
って話しかけられてるのに頭の中は仕事のこと。右から左に流れていってる。
気になることがあったら、すぐに調べ物をしてしまう。
テレビ見せてる間に、ちょっとだけ仕事しようって思って長引く。
人によるかもですが、私こういうのすごく嫌でね、でもやってました。
子どもは寂しい気持ちになってたはずです。たぶん。
それでも在宅は主婦へのメリットが大きい
在宅での仕事は、予想以上にきちんと段取りをしないと思うように稼げません。
自分の怠け心と戦わなきゃだし、そもそも外で働くより単価は低いですし。
自宅仕事といえども、子どもに負担を強いることもありますし。
ちっとも楽チンじゃない。
それでも主婦が在宅仕事をすることのメリットって大きいと思うんですよね。
だって、思い立ったその日から(極論ですが)できる。
仕事をするために、特別な費用がかからない。
「在宅だから子どもに負担はない」は嘘だと思うけど、
私が外で働くよりは、確実に子どもの負担は少ないはずなんですよね多分。
「楽そうだから在宅」は多分長続きしないです。
思ったよりも楽チンじゃないし、楽に働こうと思ったら稼げないから。
でも「これ面白そうだから在宅」はメリットたくさんです。
自分のやり方次第で時間をコントロールできるし、
サボらずにお仕事として取り組んでいったら、それなりのお金になります。
自宅でできる仕事は、最初のハードルが低いことが多いです。
気になる方はぜひ、求人を見てみることからはじめてください。