赤ちゃんから小学生まで!働くママのための子どもの預け先一覧
2017/07/19
仕事が始まる前に必ずしておかないといけないこと。
それは子どもの預け先の確保です。
在宅ワークなら子どもがいても働くことはできますが、
≫≫主婦の在宅ワークにはどんな種類がある?できる仕事はたくさん!やりたいことがみつかるはず
外で働く場合には子どもの預け先は、最重要事項ですよね。
ではでは、よく知っているものも知名度が低いものも含めて、子どもの預け先一覧です。
子どもの預け先にはどこがある?保育先一覧
3歳以下でも可能な保育施設まとめ
一番オーソドックスな保育園。
大都市圏では保育園に入ることができない「待機児童」も増えてますが、
乳幼児を預ける場所としては最初に思いつく場所です。
保育園(保育施設)の中にもいくつか種類があるので、以下説明です。
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認可保育園
認可保育園とは、児童福祉法に基づく児童福祉施設。
施設の広さや給食設備など、国が定めた基準をクリアした保育園のことです。
子ども一人あたりの保育士の数も決められています。
運営自体は公立か私立かによって違いますが、
自治体からの補助金が出ているので保育料は比較的安い場合が多いです。
(所得によって保育料が異なるので、市町村によって変わる場合あり)
役所による一括申し込みが一般的で、
「第一希望 〇〇保育園」「第2希望 〇〇保育園」というかたちで提出します。
認可外保育園
国が定めている認可基準に当てはまらなかったり、
クリアはしているけど行政上の都合で認可がおりなかった保育園のこと。
認可外保育園が民間での運営ですが、中には国からの補助金が出ている園もあります。
だから保育料は、園によって変わります。
申込みはそれぞれの園に直接というのが一般的です。
「認可外保育園」と聞くと悪いような印象を受けますが、そうではなくて、
認可外保育園の中には保護者の融通をよく聞いてくれる園もありますし、
過程的な雰囲気で保育してくれる園もあります。
認証保育所
こちらは東京都独自のもの。
認可保育園が国基準のものであるのに対し、認証保育園は都基準。
利用の申込みは、直接保育所に対して行います。
無認可保育園
無認可保育園は、国の基準に当てはまらず認可を受けていない保育園のこと。
例えば広さが足りなかったり、設備が足りてなかったり、というふうに。
国からの補助金が出ないので、保育料は高めです。
・保護者が働いていない(求職中)でも入園できる
・時間外保育が充実している
など、認可保育園との違いもあります。
「無認可」と聞くとなんだかあまり良くないんじゃないか?という気がしちゃうものですが、
中にはプログラムが充実して習い事のようなことをさせてくれたり、
教育内容がしっかりしていたりと、
きめ細かい保育内容であることも少なくはありません。
保育園見学などでしっかりと見極める必要があります。
家庭保育室
「保育所」ではありませんが、児童福祉法に基づいた保育施設の1つ。
家庭保育室の運営は自治体によって大きく差があり、
市町村による基準をみたさなければいけない場合、補助が出る場合などさまざまです。
一般的には少人数の保育であり、家庭での保育に近いです。(マンションの一室で保育のように)
利用料も各家庭保育室によって異なります。
個人実施型(指定された有資格者が保育)
保育所実施型(民間保育園が近隣アパートの一室などで保育(保育所の保育士による))
グループ実施型(法人などが雇用する複数の有資格者が協力しながら保育する)
など、運営形態によって少しづつ違いがあります。
保育ママ
家庭福祉者、家庭的保育者とも呼ばる保育ママ。
平成22年の児童福祉法の改正により、家庭的保育事業とされました。
保育ママに関しては自治体によって取り決めがさまざまです。
保育ママになるための条件もさまざまですし、保育料も場所によって異なります。
3歳以上からの幼稚園
4歳児から入ることができる幼稚園。
(場合によっては3歳未満クラスあり、2年保育の場合は5才児から)
よほどの人気園か、待機児童の多い地域でない限りは入れます。
公立幼稚園
市町村が運営している幼稚園。
保育料が安いというメリットがある反面で、
・毎日お弁当を持っていかなければいけない
・預かり保育がない
という園もあります。
ただ公立幼稚園でも、園によって異なる部分が多いです。
私立幼稚園
民間が運営している幼稚園。
公立幼稚園に比べると保育料が高い傾向がありますが、
その分、私立幼稚園就園奨励費があります。(地域によって異なる)
保育園並みに預かり保育を充実させて、働く母親でも預けやすい園もあります。
園によって色が大きく違うので、必ず下調べを。
認定こども園
幼稚園と保育園の両方の良い部分をあわせもつ施設。
認定こども園の中でも、「幼保連携型」「幼稚園型」「保育所型」「地方裁量型」
と4つのタイプにわかれます。
大きく異なるわけではありませんが、
例えば、幼稚園に保育園機能を拡充した園が「幼稚園型」
保育園に幼稚園機能を拡充した園が「保育所型」
幼稚園と保育園、両方の機能を持つ単一の施設が「幼保連携型」です。
働いていなくても(求職者でも)入園できるという一方で、
やっぱり「保育を必要とする人」を優先して入園になります。
私の住む地域では、認定こども園ってとても人気なんですね。
だからけっこう「保育を必要とする人」だけで定員がいっぱいになってしまうことも。
ただ地域によっては、すべての保育施設を認定こども園に、という流れもあるんですね。
今後はもっと増えていくだろうと思います。
小学生を預けられる場所
「預ける」という言い方はおかしいかもしれませんが、
小学生になっても低学年のうちはまだまだ留守番も不安です。
学童保育
働いている小学生ママには、子どもを学童に入れている方は多いですよね。
日中保護者がいない家庭を対象にした、子どもの保育施設です。
宿題をしたり友達同士で遊んだり、生活の場を提供します。
一部の地域を除き、対象は小学校3年生まで。
・公的機関による運営
・民間委託による運営
・保護者による運営
学童によってさまざまで、1か月の料金も運営母体によって変わります。
一般的には数千円~1万円前後/月くらいです。
民間学童保育
最近はよく見るようになった民間企業による学童保育。
塾や習い事の機能を併せ持っていたり、子どものやりたいことを選択できるプログラムがあったり。
預かり時間も長く、場合によっては夕飯を食べさせてもらえる施設もあります。
ただし補助金が出ているわけではないので、1か月の費用は高めです。
放課後教室
主に公立小学校で行われている、放課後の預かり。
校内の教室など、小学校敷地内で子どもを預かります。
学習支援やイベント、講座などを行う場合もありますが、基本的には無料です。
保育時間や休日なども、自治体によって大きく異なります。
私の住んでいる地域では、
・平日は18時まで
・土曜日は9時から18時まで(お弁当が必要)、日曜はなし
・低学年はお迎えが必要
働いているママでも利用している人は多いです。
その他の預け先
病児保育や病後児保育についてはこちらから。
「どこにも預ける場所がない!その日だけでいいのに!」という場合はこちらから。
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