ブランク主婦が採用されるためには何が必要?チェックしておきたい心構え編
2017/07/19
「専業主婦は社会人意識が低い」
ときどき、こんなふうに言われるのを耳にすることがあります。
みんながみんな当てはまるというわけではありませんが、
ブランクが多くなるほどに社会人意識から遠ざかることがあります。
もちろんそういうときのために、「再就職支援セミナー」というのがあるんですが
≫≫主婦が就職に必要な資格やスキルを学べる場所一覧。自宅でもできる!内容の充実度がけっこうスゴイ
仕事に応募する前や面接の前などは特に、自分で自分をチェックしてみるといいかもです。
目次
応募前、面接前の自己チェック!主婦が気をつけておきたいこと
私も主婦なので「専業主婦は社会人意識が…」という言葉に対して、
問答無用で「何をっ?!」と思う反面で、
「まぁそりゃそうだよな」と感じる部分もあるんですよね。
確かに主婦の日常は、子ども関係とご近所付き合いが主な人間関係です。
そこで「社会人意識」を発揮する場面ってほとんどないですし、
社会人として接することがマイナスになってしまう関係もあります。
ただ、こと「就職」「仕事」という面で見たとき、
参考になるのは自己評価ではなく、第三者の評価です。
「あなたは社会人としてのマナーが足りない」「社会人意識が低い」と言われるなら、
それはきっと、自分の正当な評価として受け入れなくちゃなんです。
さて、では専業主婦からの仕事復帰を考えたとき、
採用されやすくなるためにはどんなことに注意していけばいいのでしょうか。
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「子供が小さいから」の前置きはいらない
(´・ω・`) だって、本当に子どもが小さいんだもん!
という言葉は飲み込んで、
履歴書提出の時点(記載していれば)で、先方さんもそれすでに知っていること。
「子どもが小さいから」という前置きは、
「私は満足にそれができません」と言っているような印象を受けてしまいます。
たしかに「子どもが小さいから」という理由でできないことはありますよね。
面倒を見る人がいなければ残業もできないし、休日出勤も難しい。
それでも、子どもがいることってマイナスばかりでもないと思うんですよ。
ある働くママが転職を考え、ある会社に面接に行ったときに、
「まだ小さなお子さんがいますが大丈夫ですか?」と聞かれたそうです。
そのママは
「子どもがいることがハンディではありません。
反対に子どもがいるから昔よりずっと仕事の手際もよくなり、また、
何事も我慢強くこなせるようになりました。
子育ては決してマイナスではなく、仕事へのスキルアップになっていると思います。」
引用:『働くママのらくらく子育て術』ママジョブ監修
小さい子どもがいるということは、時間に制約があるということです。
・いかに効率的に仕事をしていくか
・何を優先したら時間までに今日の仕事を終えることができるか
子育てママの多くは、就業時間中、頭の中をフル回転させています。
それって子どもがいるから母親だからこその長所です。
≫≫主婦の私に何ができる?仕事復帰の不安なんて考える必要なし!ママのスキルは思ってるより高い
自分の考えは世間の認識とずれてないか
社会人としての人との付き合い方と、
専業主婦としての人との付き合い方はやっぱり違います。
前述してますが、「社会人意識」を持ったままママ友と付き合うのってうまくいかないですし、
相手からも窮屈に感じられてしまうことが多いです。
でも主婦としての付き合い方を続けていると、社会人としての人間関係を忘れてしまうことも。
仕事に応募する前、面接の前、
自分の考え方や意識が、世間一般の認識とズレていないか確認したほうがいいです。
そのさいに、確認するのは身内や友人ではなく、第三者に。
派遣や転職エージェントを利用しているのであれば、その方に相談できますし、
もし利用していないのであれば、ハローワークなどの相談員の方に。
「その答え方はちょっとやめたほうがいいかも」
そんなふうに言われるのだとしたらその部分が、世間との認識のズレかもしれません。
私が直面した仕事復帰後の感覚のズレ
完全に私が悪い、というのを言い訳のように先に言っちゃいますが。><
在宅勤務を始めた頃のこと。
メールの返信を忘れていて、数日後に返信ということがあったんですね。
「緊急の用事でもないし、まぁ後でいいか」と。
私は元々がズボラな性格なので、ママ友同士ならそれで受け入れられる部分もあったんですよ。
「返信遅いのわかってるからさーww」という。
でも仕事先の人にそれが通用するわけではなくて、
「再連絡をしようと思っていたところでした。次回はもう少し早く…」と。
言ってくれる方だったので良かったですが、
言わずに「こいつはもうダメだ」が普通でしょうから。
いい教訓になりました。
仕事上で「できること」「できないこと」を明確に
「子どもがいながら働く」ということについて、
会社に必要以上にへりくだってしまうことってないですか?
(´・ω・`) 子どもがいて迷惑をかけるのに雇っていただけるなんて…
過剰に下手に考えてしまうと、「できないこと」を伝えられなくなるんですよね。
せっかく面接までしてもらってるのに、「これはできない」なんて言えない…と。
でも、「できないこと」はできません。
子どもの預け先をどう確保したって、深夜までの残業ができないように、
面接で「できる」と言ったところでできないものはできないですよね。
子どもがいる環境においては、「できること」「できないこと」きちんと明確にしなきゃです。
それは面接で聞かれて答えることではなくて、
事前に自分の中の基準に照らし合わせて決めることです。
・いつ働けるのか
・何時までなら働けるのか
・子どもの長期休暇中は働けるのか
しっかりと明確にしておきましょう。
面接に行くときの服装
女性の場合、「胸元」「口紅」「香水」に注意した方がいいと思います。
引用:『35歳からの「転職」成功マニュアル』小松寿明著
胸元の開きすぎた洋服。
ラメが入ったり、色が濃すぎるような口紅。
すぐに付けていることが分かるほどの強い香水。
一般的に、こういう「派手な身なり」は敬遠されがちです。
服装にはその人の性格や生活習慣などがあらわれるので、
普段の服装が「派手かも」と感じる方は、面接に行くときは要注意です。
子育てママの再就職の間口は広くなってきている。失敗は次に活かせる
子育て中の女性の再就職の間口は、だんだんと広くなってきています。
「思い描くような働き方」にピッタリのものは見つからなかったとしても、
両立しながら将来の道を作る働き方は、昔に比べてしやすくなってきています。
もし面接で失敗して採用されない日々が続いたとしても、
その失敗は無駄ではなく、次に活かせるもの。
「まだ失敗できる」自分の年齢とやる気に、スゴイ!と思わなきゃです。
及び腰にならず、ガンガンと攻め続けるママになりたい!と私も思います。