主婦は派遣会社をどう選ぶ?知っておきたい3ステップ
2017/07/19
派遣で働く人は年々増えていて、日本派遣人材協会によると
2016年の派遣労働者数は約132万人
2015年時点での派遣事業所数は8万社を超えています。
聞いたことのあるような大手派遣業者から、小規模な業者まで、
とってもたくさんの派遣業者があるんですよね。
(´・ω・`)「登録する派遣業者、どうやって選ぶ?」
基本的には
・大手の派遣業者
・自分に合う仕事の求人が多い派遣業者
から選ぶことになると思いますが、
「派遣業者選び」で失敗しないためにも予備知識をつけておくと安心です。
目次
間違えたくない人のための派遣会社の選び方
派遣会社は数自体がとっても多いので、
「福利厚生がいいところがいいよー」「求人数が多いほうがいいよー」
こんなふうに言われても、じゃあどれがそういう派遣会社なのか?って分からないんですよね。
それぞれに特徴がありますし、似ていても同じってことはありません。
さてでは、どんなふうに選んでいけばいいのか?というのを段階的に。
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「何がやりたいか?」は重要。自己分析や棚卸をしよう
派遣会社の中にも「この業種の求人が多い」「でもあの業種の求人は少ない」みたいに
得意分野と不得意分野があります。
自分の希望する業種や職種の求人数が多い派遣会社を選ぶというのは、
仕事をはやく見つけるうえでの鉄板なんですよね。
でもそれも、やりたい仕事を自分自身が把握していなければ意味がありません。
仕事復帰したい主婦がやっておきたいのは、「キャリアの棚卸し」
≫≫30代40代、正社員を目指す主婦が採用されるためのポイントとは?仕事探しに利用できるものは全て使おう
ブランクがある主婦にとって、働く前の不安って
・物理的な不安(両立していけるの?)
・精神的な不安(私のスキル、通用するの?)
ということだと思うんですよね。
両立していけるかどうかについては「気の持ちよう」という面が大きいですし、
無理な労働条件を選ばない限り、家電を駆使することでなんとかなります。
≫≫家事育児、仕事の両立を楽にするママの時短便利グッズ!使えるものは全部使って時間の余裕を手に入れよう
でも「スキル」についてって、自己解決しにくかったりするんですよね。
なぜなら、自分でさえも把握しきれてないからです。
だからこその「キャリアの棚卸し」で、自分にできることを明確にしていこうと。
自分の方針が決まらないことには、
どんだけ派遣会社の特徴を知ったとしても選びきれません。
まずは「私はこういうことがしたい」「こういうことができる」「できるようになりたい」
ザックリとでも、こういう指針というか基準というか。
決めておくと、後々のムダを省けます。
派遣会社にはどんな種類がある?それぞれの特徴を知っておこう
「どんな仕事をしたい?」というのが決まったら、
まずは派遣会社の種類についてザックリと知っておくと選ぶのが楽ちんになります。
とはいえ、明確な線引があるわけではないので、あくまでも参考までに。
大手派遣会社
テレビCMや雑誌などでも紹介されるような、
いわゆる「よく聞く派遣会社」がここに分類されることが多いです。
ちなみに、私が紹介予定派遣を利用したのも大手派遣会社からです。
≫≫ブランクありでも正社員になりたい!そんな主婦に紹介予定派遣をすすめる理由
大手派遣会社の特徴は
・支店が多いので引っ越しなどにも対処できる
・求人数が多い
・福利厚生が充実している
・主婦の再就職支援などが豊富
など大手ならではの安定感があるものの、
登録者が多いだけに対応が事務的になってしまうこともあるかもです。
担当してくれるコーディネーターさんによって変わることも多いです。
とはいえ、大手の派遣会社には最低でも1社は登録するべき。
職種・業界特化型派遣会社
その名の通り、特定の職種や業界に特化している派遣会社。
例えば「エンジニア派遣」「薬剤師派遣」「介護士派遣」などなど。
特化している分、その分野での求人数が多くなります。
コーディネーターさんが持っている知識も高い場合が多いですし、
働く職種が決まっている場合は、特化している派遣会社を選ぶほうがスムーズです。
ただし「特化型」という性質柄、
「違う業種の仕事もしてみたい」というキャリアチェンジはほぼできません。
その場合はまた、他の派遣会社への登録が必要です。
そして基本的には「経験者」であることが求められます。
資本系派遣会社
大手企業によくある「〇〇会社グループ」のようなグループ会社。
その中の1つとして組み込まれているのが資本系派遣会社です。
例えば「NTTヒューマンソリューションズ」という派遣会社は、NTTグループの派遣会社。
資本がその親会社から出ているというのが最大の特徴です。
だから、派遣される企業は多くの場合、そのグループ会社です。
・大手企業が多いので福利厚生が充実している
・普通では入りにくい会社で働くことができる
というメリットも。
その他、地元密着型や属性特化型などなど
その他にも、その地域の求人に特化している派遣会社や、
属性(主婦や女性、年収〇〇万円以上など)に特化している派遣会社など。
求職者が求めているものにズバリ!という派遣会社もあります。
特に、「ブランクのある女性」「主婦」などを対象にしている派遣会社は、
再就職をしたい主婦にはありがたい存在です。
派遣会社は複数登録しよう
派遣会社への平均登録数は約3社と言われています。
これは別に「よそ見しながら仕事探し」というわけではなく、
派遣会社によって求人内容が違ったり、得意な分野が違ったりするからです。
多すぎる登録は管理が大変なのでおすすめできませんが、
「タイプの違う派遣会社に数社登録」というのは派遣探しの基本です。
より良い条件の求人を見つける意味でも、
いくつかの派遣会社をチョイスしてみてください。