保育園見学のポイント。ここは見ておかなきゃというチェック項目まとめ
2017/07/19
未就学児をもつ主婦が働く上で必要不可欠なのが保育園。
「入れるところへ入らないと!」って地域もありますが、
それでもやっぱり、子どもが長時間過ごす場所はきちんと選んであげたいですよね。
おそらく誰でも保育園を選ぶときには見学に行くんじゃないかと思います。
さてでは、私が第一子を預ける保育園を決めたときの経験を踏まえ、
保育園見学で見ておくべきポイントをまとめてみました!
目次
保育園見学では何を見ればいい?ここを注意しておこうってポイント
最近では、ほぼすべての保育園が希望すれば見学に応じてくれます。
逆に見学させてくれないところは、不安に感じてしまうってこともあるくらい。
家族の就業状態や園の人気度によっては「入りたくても入れない」園があるとは思いますが、
検討している保育園はできるだけ多く見ておくべきだと思います。
では「何を見ればいいのか?」についてのチェック項目です。
保育士や園長先生などの見るべき部分
子どもが楽しい園生活を送れるかどうかは、先生がすべてってくらい
どんな先生がいるのかは保育園の質に大きく影響します。
スポンサーリンク
電話の応対はどうか?
見学の申し出をしたときの、電話に出た人の応対はどうだったか?
どんな場所でも言えることかと思いますが、電話での第一印象って当たってることも多いんですよね。
「威圧的な応対」→「保護者対応も上から目線」
「明るく丁寧な対応」→「雰囲気のよい保育園」
お客様対応を求めているわけではありませんが、一般的な礼節があることは期待したいところ。
そういうリアルな応対を知るためには、こちらが電話する時間帯も選ばないとです。
忙しい時間帯(お昼時や登園時間帯など)にかけてしまうと、
本来の対応よりもせわしないものになってしまいがちです。
基本的には14時や15時くらいのお昼寝時間を狙うといいです。
保育士同士の様子を見る
保育士同士がギスギスしていると、園の雰囲気も悪くなりがち。
でも見学に行っているその場で、わざわざギスギスする保育士さんもいないですよね。
そんなときは、保育園のお散歩の様子を見ると分かりやすいです。
私が保育園探しをしていたとき、候補に入れていた園は近くの公園で遊ぶってのが日課だったんですね。
だからお散歩の時間に合わせて、その公園に遊びに行ったりしていました。
もちろん公園に遊びに行く年齢なので、当時のうちの子よりも大きい子達でしたが、
保育士さんの雰囲気はわかるものなんですよね。
例えば、園児以外の子どもに対する接し方や子どもへの注意の仕方など。
「保育園児の保護者」の立場ではなかなか見れない顔を見ることができます。
保育士同士での言葉遣いなどもチェックしておきたいところ。
保育園の設備などの見るべき部分
私は設備面はそこまで重視していませんでしたが、
「子どもがすごす環境」ということで考えると、これも大事かなと。
保育室や建物の広さ
保育室や建物は、園児の人数に対して適切かどうか?
認可保育園であれば、最低限の基準は満たしていると思いますが、
このあたりは、親が自分の子どもを預けるにあたって適切だと思えるかどうかってことかなと。
清潔さも見ておきたい。
保育室の掲示物や展示物
保育室の中には、いろいろな掲示物や展示物があるかと思います。
これもチェックしておきたいです。
おそらく保護者に向けたものもあるでしょうし、子どもの作品もあると思うんですね。
どんなふうな指導をしているのか?
この園では子どもにどんなことをさせてくれるのか?
言葉で聞くよりも、子どもの作品を見るとわりとよくわかります。
その年齢にしては立派なものだと感じたら、工作に力を入れているのかもしれないですし、
そうじゃないなら、他のことに時間を使っているのかも。
子どもに対するきめ細かさが見えてきます。
給食のメニューや献立
施設内に給食室がある保育園もあれば、外注してるところもあると思います。
どちらにしても献立表があるはずなので、それもチェック。
最近は食育に力を入れている保育園も増えてきています。
延長保育の有無、時間など
延長保育の有無についてはきっと、その保育園のHPなどに記載されているはず。
私が聞いておけばよかったなと思ったのは、
「自分がお迎えに来れる時間帯に、何人くらいの子どもが残っているのか?」ということ。
私は保育園のお迎えがいつも18時過ぎだったんですが、
行っていた保育園ではほとんど毎日、最後の1人だったんですね。
別にいいっちゃあいいんですけど、なんとなく寂しそうにしている子どもを見て、胸が痛むという。
保育園によって、帰宅時間が早い子と遅い子の傾向があるような気がします。
それが保育園を選ぶ決定打にはならないですが、知っておくと勤務時間も考えやすいですよね。
短時間勤務を使うなら特に。
家からの距離
「だいたい近いから大丈夫ー」と思ってると駄目です。
なぜって、仕事の時間が差し迫っているときの距離と、何の用もないときの距離って違うから。
って言っても、保育園見学の時点でそんなに緊迫感なんて出ないですけどね。
実際に通る道や、どうやって保育園まで行くか(徒歩?自転車?)を考えつつ、
距離をつかむといいかなと思います。
近いに越したことはないです。子どもがグズると、10メートルが超長い。
呼び出しと欠席の基準
どんな病気になったら何日間休まないといけないのか。
熱が何度になったら呼び出しされるのか。
保育園によっての差はほとんどないとは思いますが、
「呼び出したら〇〇時間以内に来てください」というルールがある場合も。
同時に、保育園で薬を飲ませてくれるかどうかも聞いておきたいです。
紙おむつか布おむつか?
私はこれを確認しないままで、入園直前に布おむつだったことが分かるという。
大変な目にあったので、ぜひ事前に確認を。
紙おむつのほうが親としては楽チンですが、
布おむつの保育園はトイレトレーニングに力を入れている園が多いです。
実際にうちの子は、初めておまるでおしっこできたのは1歳の誕生日のときでしたし、
2歳の頃にはトレーニングパンツになっていました。
その分洗濯は面倒でしたが、一長一短という感じ。
その他の見ておくべき部分
年間行事予定
保育園は幼稚園のように平日の保護者参加行事はないですが、
その分、土日に行事をすることがあります。
うちの子が行っていた園では土曜日に夏祭りがあったんですね。
もちろんそういったイベントだけではなく、最近の保育園は習い事ちっくなものがある場合も。
興味がある方は確認してみるといいかもです。
入園に必要なもの
園によっては、手提げや給食袋が必要な場合もあります。
入園にさいして必要なものを聞いておくことと、
実際に保育園に通っている子がどんなものを使っているのかを見ておくと安心です。
お迎えに行ける人の範囲
親以外に、お迎えに行ける人を聞いておきましょう。
またその場合の手続方法なども。(電話連絡でいい?書類が必要?など)
保育園見学はポイントをおさえて行おう!
保育園見学は、限られた少ない時間内でしかできません。
だからポイントを絞って見ていかなきゃです。
子どもが長時間過ごす場所、それぞれのこだわり部分もあると思います。
子どもが楽しく過ごせて、親も安心して仕事に行けるような園が見つかりますように。