主婦がいない職場、それでも子どもを理由に休める?伝えること、仕事先を選ぶことが重要だ
2017/07/27
働いてからも、子どもが急に熱出したら休まなきゃいけない。
そんなときに、この職場は受け入れてくれるんだろうか。
これって、小さい子どもを持つ母親が働きたいと思ったとき、
必ずと言っていいほど考えてしまう、大きな悩み要因の1つじゃないかと思います。
働いてみないと分からないし。
でも、働いてからでは遅いし。
そんなときは、「状況を伝える」ということがまず第一なんじゃないかと思います。
目次
主婦が少ない職場でも子どもの発熱で休ませてもらえる?伝えることから始めよう
小さい子どもがいる人にしか分からない不便さってあります。
どれだけ気をつけていても、子どもは怪我をするし感染症をもらってくる。
ある程度大きくなっても、できることには個人差があるし、同じ年齢でも「同じ」じゃない。
だからこそ、「主婦歓迎」の職場であれば、そういった事情を分かってくれるかもしれない。
そう思って多くの主婦は、できれば主婦が現役で働いている職場を選ぼうとします。
でも、融通をきかせてくれそうな職場を選べない場合だってあるわけですよね。
それこそ「主婦歓迎」でも、実際働いている主婦は子無し主婦だったりね。
で、重要なのは、「子育て経験がない人には子どもの状況が分からない」ってことなんですよ。
一度でも子育てをしていれば経験則的にわかること
「〇〇歳だったら、まだまだ手のかかる時期だよね」
「〇〇歳だったらまだ、すぐに病気になっちゃうよね」
「〇〇歳でもまだ、そこまで1人ではできないよね」
そういう人が多いってのが「子育てに理解がある」ということにつながっていくんだと思いますが、
こういうのって、育児をやってみないと分からないんですよね。
だから、「今、私の子どもはこういう状況で」「こういうふうにしないといけない」というのを、
知らない人には伝えていかなきゃいけないと思うですよ。
妊娠中の私も、1歳になったら手がかからないと思ってた
私が第一子を妊娠したとき、その職場には育休明けの方がいました。
身近に「数年先の私の働き方」のモデルがいたので、私にはありがたかった。
で、今でも覚えてる会話があるんですよ。
私「先輩のお子さん、何歳なんですか?」
先輩「先月1歳になったんだー」
私「じゃあだいぶ手がかからなくなったんですね!楽ちんになりましたね!」
先輩「えっ?」
ベテランパートママ「1歳はまだ超手がかかるよ…」
これおそらく、「子育て経験のないほとんどの人」に当てはまる知識レベルじゃないかと思います。
立てるようになったらかなりのことを1人でできるんじゃないか、とか。
母親のやり方次第で、風邪も引かない健康的な子どもになるんじゃないか、とか。
一度でもメインで子育てをした人なら
┐(´д`)┌「んなわけねぇじゃん!もしそうなら子育てなんて、超楽ちんじゃん!」
と鼻で笑ってしまえるところですが、
当時の私、ガッチガチのマジで「1歳ならもう手が離れてる」と思ってたんですよ。
それも、私そのとき妊娠中ですよ。
知らなければ「突然の休み」は受け入れられないのかもしれない
そのときに、「子どもってこうなんだよ」って教えてもらったんですが、
私「えっマジで…?」の連呼だったんですよ。
保育園に行く時間になるとグズることがあるなんて知らなかったし、
決められた時間にきちんと出発するということだ大変だなんて知らなかった。
それでも本当の意味での「子育ての大変さ」は分からず、理解するのは出産後ですけど。
ただ、子どもの実態を知るまで私、すごく疑問に思ってたんですよね。
(´・ω・`)「なぜこの人はいつも、人より早く帰るんだろう(短時間勤務)」
(´・ω・`)「保育園が、と言って帰るけど、熱が出てなぜ迎えに行かないといけないんだろう」
保育園の呼び出しが何回も続いていたある日、上司の1人が私に聞いたんですよ。
「どうして発熱で保育園に迎えに行くのか?なぜ預けたままにしておかないのか?」
私も分からないので、他の方に聞いてみてくださいと言いましたが、
子育てしたことのない人の、子育て環境に関する知識なんてこんなもんです。
今となっては、私にも「当たり前」のことばかりですが、実はそうじゃなくて。
知らない人もいるんですよね。
んで、知らない人にとっては「なんで?」なんです。
だから、言わなくちゃいけないんですよね。
「保育園は37.5度以上になると預けることができない」
「子どもはどれだけ気を使っていても、病気をもらってくる」
「自分しか子どもを見れる人はいない」
私がそうだったように、知っていればその状況を気遣うこともできるようになります。
それでもダメな人って、ときどきいますけどね。
「子育て理解」は求めてはいけない。求めるとなくなるものだ
私が育休を経て仕事復帰したときに、「理解してもらいたい」と思わないようにしていました。
先輩ママの助言があってのことですが、
仕事場って人の集まりなので本当にいろんな人がいるんですよね。
独身なのに、子どもがいることに便宜をはかってくれる人。(神)
子育てしてきてる人なのに、子持ち主婦にとりわけ厳しい人。(辛かった)
子どもがいる状況は伝えなきゃいけないけど、「理解してもらえるだろう」が前提になると
気遣ってくれる人もいなくなってしまいます。
子どもの様態を武器に便宜をはかってもらおうと思うと、高確率でうまくいかないです。
目指すべきなのは、「ここまでやってくれるから、子どもが原因で休んでも仕方ないよね」です。
「持ちつ持たれつだよね」と思ってもらえるポジションです。
ただやっぱり、どんだけ頑張っても難しいこともあるんですけど。
≫≫私が走ったのはマミートラック。ワーママの働きやすさを選べる時代になればいいと思う
やっぱり一番いいのは子育て主婦が働いている仕事場を選ぶことだ
なんだかんだ言って、一番いいのはやっぱり「子持ち主婦が働いている職場」を選ぶことだと思います。
子育てしてる人を雇うことに免疫のある会社のほうがきっと、仕組みが整っていそうだし、
母親同士で融通をきかせあうってこともできそうですし。
まっさらなところから自分の能力を認めてもらって理解してもらってっていうのは、
けっこう労力がいることですしね。
共働きが増えてきている今の時代。
働き手として、出産を経た女性を雇用する会社も比例して増えてきています。
ママ支援が手厚い会社もありますよね。
小さい子どもがいながら働くことに不安を感じているなら結局、
・子育て主婦が働いているところ
・ママへの支援が豊富なところ
・不安点を相談しながら仕事探しができるところ
こういった仕事先を探していくのが、一番の不安解消になるんじゃないかと思います。
こちらの派遣会社なら、すべて兼ね備えられる!かもです。
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