ママキック

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第二新卒は正社員への転職を諦めてはいけない。希望の仕事を見つけた私の体験談

      2017/10/05

日本ではまだ、大学在学中に就職先を決めるってのがメジャーで、

いわゆる「新卒パワー」というのがかなり大きいです。

でも、成人してるとはいえ、自分に合った会社を一発目で決めるって難しいんですよ。

中にはほんのりと「この仕事、思ってたのと違うなぁ…」なこともありますが

「マジで!!マジでこれは無理!!」って入ってから知るってのもあります。

私は完全に後者のパターンでして、新卒入社後、数ヶ月で退職しています。

さて、その後、正社員の仕事を見つけるまでの私の話です。

第二新卒は正社員への転職の道を、諦めたらダメって話。

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新卒入社した会社をすぐにやめて第二新卒になった私の話。正社員を諦めるな

時系列的に私の職歴をお話するならば

・新卒入社した会社を数ヶ月で辞める。

→紹介予定派遣で入社、6ヶ月後に正社員になる。

→→その会社に産休育休を含め9年間在籍する。

『新卒入社した会社を数ヶ月で』なんて書いてますが、実際には3ヶ月です。

どっかで見えを張って「5ヶ月」「6ヶ月」とか書いてるかもですが、

ガチで言うと、3ヶ月。

GW明けには、辞めることを打診していました。

 

「辞めちゃった(*´∀`*)」

とか、今なら軽く言っちゃえますが、当時はもうけっこう落ち込んじゃって、就職氷河期でしたしね。

もうこの先、社会人として就職することができないんじゃないかって、

人生詰んだような気がしたものです。

でも、まだ20代。

本人はもう年をとったつもりでいても、まだまだ若いんですよね。

おおいに失敗できるし、おおいに寄り道できる年です。

 

私が仕事をやめた理由。こうして第二新卒になりました

ここで一つ、私が退職した理由を話しましょうか。

いらないですか?いらない方はサクッとスルーして下さいね。

GO!スルー!!

 

私が新卒入社した会社は、募集要項には「営業職」とありました。

(・∀・)「あくまでもアポをとった顧客への訪問営業ですよ」

説明会ではこんなふうに言っていて

(・∀・)「しばらくたてば他部署へ行くこともできます」

こんなふうにも言ってました。

私はもともと営業職を探していたし、そこはあんまり気にしてなかったんですね。

ただ実際に入社してから、募集要項や事前説明と違うことがたくさん露見しました。

例をあげると……。

・出社時間と退社時間が違う。

・休日の日数が違う。

・仕事内容が違う。

まぁほぼほぼ違ったわけですね。

でもまぁ、こんなもんなのかなと。その分お給料は高かったですしね。

 

その会社での仕事は、ある商品を売ることでした。

いわゆる「飛び込み営業」の「ローラー作戦」

(・∀・)「対象家庭なんてわからないから、とりあえず全件ピンポンしようぜ」という。

ね、大学出たばっかりの何にも知らない若い子が、いきなり知らない家にピンポンです。

でも不思議なことに、3日目くらいから慣れてくるんですよね。

不審な目にも、「帰れ!」の罵声にも。

私、これでもけっこう成績は良かったんですよ。

3ヶ月だけですが、同期の中ではけっこう上位に入ってました。

 

前提がくつがえる出来事。私が売っていたものは…

さぁ、こうして何も分からないまま仕事してたら良かったのかもですが。

前提がくつがえってしまう出来事が起こります。

 

ある日、その日のノルマを終わったので早めに営業先から帰ってきた私。

売っている商品を「作っている場所」を見る機会がありました。

それがですね。デタラメだったんです。

詳しく言っちゃうとアレなので、ボンヤリとにしますが要は、

「今まで良いと思って売っていた商品が、まったく粗悪品だった」という。

これは衝撃。そして押し寄せる罪悪感。私、売っちゃった。

 

それからというもの、営業に出ても売れない。

売る気になれない。だって、その商品、本当は良くないんだもん。

 

ベテランの営業員なら、そんなこととは別に、売れるのかもしれない。

商品が良いか悪いかは、関係なく売らなきゃなのかもしれない。

でも私の「これいいんですよ!」は、自分が思っているからこその説得力で、

その前提がなくなってしまうと、もう箸にも棒にもかからない状態に。

売れない営業員になってしまいました。

 

売れなくなると他の条件が辛くなる

成績が残せないようになると、職場の他の条件が辛くなってきました。

例えば、就業時間が長過ぎること。

1週間のうち3日くらいは終電に間に合わず、タク帰り。

今までは「ま、いっか」だったんですが、「私何やってんだろ…」に。

朝の出勤時間が早すぎること。

(´・ω・`)「帰ってから6時間後に出社か…」

 

「成績を残してる」という精神状態は、ときに疲労を感じなくさせるパワーが。

でもなくなっちゃうと、とたんにガックリと疲れてきちゃう。

 

何年もこの先ずっとこの会社で働くイメージを持つことができず、

だったらまだ早いうちに次の仕事を見つけよう!

そう決めてから退職するまでは早かったです。

社宅だったので、その後のもろもろは非常に大変でしたけど。

 

会社を辞めたことに後悔してはいけない。「自分のせいではない」の開き直りも必要

退職した後、押し寄せる不安の波。

親の心配はとにかく胸が痛かったし、強がるのも大変でした。

(・∀・)「大丈夫!すぐに仕事見つけるから!(不安で仕方ねぇ…orz)」

でも、もし「続けていけない理由」がきちんとあるのなら。

辞めたことを後悔したらダメです。

 

私、新卒入社の会社は好きではないですが、勉強になったこともあるんですよ。

その一つは「私のせいじゃないもん」という開き直りがときには必要だということ。

その会社で上のポジション(と言っても入社3年目くらいの先輩)の人が

(・∀・)「私、入社してから半年くらい、全然売れなかったんだよねー」

(・∀・)「でも言われたとおりにやってたし、私悪くないって思ってた」

これ、良くも悪くもだと思うんですけど、ときには必要だと思うんですよね。

 

新卒入社の会社を辞めちゃって、落ち込みまくってる。

親にも心配かけて、私ってなんでこんなにダメ人間なんだろう。

そんなふうに落ち込んで前に進めなくなっちゃうくらいなら、

(・∀・)「辞めたよ?でも私のせいじゃないもん!さ、次だ!」

そんくらいに図太く、前を向いていたほうがずっと健全になれます。

 

私も言われたんですよね、仕事辞めるとき。

「お母さんが心配しちゃうよ、せっかくの正社員を辞めちゃったら…」

うるせぇよ、だから今から頑張るんだよ!という。

 

紹介予定派遣から正社員へ。私の仕事の選び方

(´・ω・`)「また入社した会社が、自分に合ってなかったらどうしよう。」

(´・ω・`)「誰かに相談したい…」

甘えてんじゃねぇよって思うかもですが、なんかもう怖かったんですよね。

2度目にまた数ヶ月で辞めるのはさすがにダメだと思ってたし、

じゃあもう、失敗することはできない。

そこで私が選んだのは、『紹介予定派遣』でした。

☆紹介予定派遣とは☆

派遣会社からの就業形態の一つで、労働から最長6ヶ月後に正社員登用を前提とした働き方。

派遣契約終了のときに、正社員として働くかどうかを決めることができる。

利用したのはテンプスタッフという派遣会社で、

同時期に紹介予定派遣を利用した同期もたくさんいました。

 

ただ、派遣会社はその他にもたくさんありますし、地域によって利用しやすい会社も違うと思います。

女性は利用しやすい派遣会社をまとめているので、ぜひご参考になればです。

≫≫女性向け派遣会社おすすめ一覧

 

私の場合は紆余曲折ありましたが、

普通に就職活動していたら絶対に入れていないような会社に入れて、産休も育休も取れました。

なによりも、「次は失敗したくない」に最大限配慮した転職の仕方だったかなと。

 

第二新卒の転職活動に見栄はいらない。素直な気持ちを伝えてこそ

辞めたよー紹介予定で仕事見つかったよー

って言うと超簡単な感じがしますが、それなりにいろんなとこに通ってます。

ハローワークで、第二新卒用の講座にもいくつか行きましたしね。

派遣会社も3つ登録しましたし、転職エージェントにも申し込みました。

いろんなとこで話を聞いて、何人かの人に鼻で笑われて、そして分かったこと。

「第二新卒の転職活動に見栄はいらない」

 

第2新卒の転職活動に、退職理由はもう、切っても切り離せないです。

必ず質問されるし、必ず突っ込まれます。

このときに思うんですよ、「なんかカッコイイこと言わなきゃなぁ。見栄えすること。」

もう22ですしね、後ろめたさがある分、ちゃんとしたこと言わなきゃって盛るんですよ。

でもそうやって盛った話をした方は、ことごとく不評(表情から判断)でした。

かえって、本当のことを素直にいったほうが「そうだよね」となったんですよね。

 

相手が面接官なこともあれば、コーディネーターさんの場合もあります。

どんな場合でも、相手は人生経験も社会人経験も自分よりは遥かに多い方たち。

メッキは見抜かれるというか、張った見栄はことごとく見透かされちゃいます。

 

正直に伝えたことから仕事紹介が決まる

前述したテンプスタッフ

なぜ辞めたのか?なぜ派遣会社なのか?の問いに、

「〇〇の理由で、少なくとも10年働くイメージができなかった」

「また同じ間違いをするのが怖かった」

かなりたどたどしい答え方だったと思いますが、本音だけを伝えました。

仕事が決まった後、そのコーディネーターさんからは「真面目な子だと思った」と言われました。

 

社会人としての経験はアピールするものがないですしね。

派遣会社で仕事を探す場合も、直接正社員を探す場合も、きっと同じだろうと。

新卒入社の会社をきちんと選べなかったのは自分のミスではあるけども、

その失敗をどうやって正しい方向に向かわせていくのかってことかと思います。

 

第二新卒でも正社員の道を諦めてはいけない

友だちがだんだんと仕事を覚えはじめて、充実した日々を送っている中、

自分は無職、第2新卒。

(´・ω・`)「私だめじゃん!」

思ってしまうけど、だからといって後ろを向いてる必要は全然なくて、

辞めちゃったからこそ、次こそは自分に合う会社をって前を向かなきゃです。

働く道は、少なそうに見えるけど実は少なくない。

正社員への道を諦める必要なんてまったくありません。

 

コーディネーターさんがついてくれる転職サイト

リブズキャリア (女性専用)

リクルートエージェント (利用者数最多)

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紹介予定派遣が充実した派遣会社

テンプスタッフ

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