ママキック

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会社をやめてママ起業する?退職する前にできることもある!決断は慎重になるべき理由

      2017/10/19

どんな働き方であれ、子どもがいる働くママは

「この働き方でいいのか」「自分と子どもにとって最良なのか」

ふとこんな疑問が頭をかすめる瞬間が、必ずあると思うんですよね。

その疑問はそこから派生して、仕事へのやりがいや、本当にしたい仕事は何かっていう

根本的な問いかけにまで発展していくことも。

子どもとの時間を確保したまま、自分の好きな仕事をやってみたい

そう思う方の行き着く先は、プチ起業だったりママ起業だったりするわけですが、

今現在、すでに働いている方は、安易な決断はマイナスになると思うんですよ。

 

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働く主婦の「プチ起業」という決断は慎重に!働きながらでもできることがある

昔ほど家庭の中における男女の役割って強固なものではないですが、

それでも「男性は外で働き女性は家事をする」ってのが根強いですよね。

ただ時代的に、世帯収入がパパだけでは成り立たなくなってきたり、

キャリア志向の女性が増えてきたりと、「働きたい・働かねば」女性が増えてきてるのも確か。

で、何が言いたいかというと。

女性の求める方向性が、ものすごく多様化してきてるっていう。

・主婦として家の中で家事と育児に専念する

・主婦をやりながら在宅で働く

・働きたくないけど収入のために外で働く

・働きたいから外で働く

・自分のやりたいことのために起業する

どれも現代の主婦の姿で、その人の生活環境によって選択肢が増減するというね。

 

さて、ちまたでは「会社を辞めて好きなことして稼ごう!」的なビジネス本も多くて、

ほぅほぅ良いな…と。

まぁただこういう本は独身の方や男性向けに書かれているものも多いので、

「主婦」となると話はちょっと変わってきますが。

もし今、正社員やパートで働いていて、退職してママ起業したいって思ってる場合。

急いで会社を辞めちゃう必要はないよなって思っちゃうわけです。

 

主婦の起業はハードルが低い。だからこそ気をつけないといけない

ガチの起業の場合は分からないですが、

例えば主婦が自分の趣味を活かして起業するとか、教室するとかそういう場合。

起業のハードルがものすごく低いんですよね。

なんでって、収入は下がったとしても世帯の中に稼いでくれるパパがいるからです。

旦那さんのお給料が少なかったとしても、毎月定期的に現金がもらえる。

これはすごいことですよね。

独身だったら、退職して起業したら来月の家賃の心配からしないといけないですし。

でも、大黒柱ではない主婦の場合、そこらへんのリスクは最小限になります。

だから、なんつーか。

言い方は悪いですが、けっこう気軽に「ママ起業!」ってできちゃうんですよね。

 

もちろん、自分が働かなきゃ子どもの習い事費用が出せないってこともあるでしょう。

自分のお給料がないと、毎月赤字家計になるってこともあるでしょう。

でもそれって、「収入がゼロになる」とは別次元だと思うんですよ。

 

そういう中でできちゃう起業。個人事業主とかフリーランスも含め。

「やりたい!→やっちゃおう!」までのハードルが低いからこそ、

働きながら適正と可能性を見るってのもいいと思うんですよ。

 

最初は副業からでもいい。そのネタの可能性を知ってからでも遅くない

例えば自分の趣味を活かして教室を主催する場合。

・誰をお客さんにするのか

・どうやって集客するのか

・そもそものニーズはどのくらいあるのか

これを知るのって、働きながらでもできることだと思うんですよ。

幸い今はブログやインスタという便利なものもありますし、情報発信も簡単です。

その中で、「自分の趣味レベル」がどのくらいのものなのかも見えてきますし、

何を求められているのか分かることあります。

同じことをして成功している主婦が、どんなふうに運営しているのかも知りやすいですし。

 

安易なプチ起業は失敗しやすい

これは私の経験に基づく話で、当時はもうすでに退職した後なのでちょっと違うかもですが。

「私これ好き!→教室やってみよう!」

で、集客できずに利益もほとんど出ないままに失敗して終わっちゃってるんですね。

≫≫主婦が自宅で教室をしてみるとこうなった。私のママ起業失敗の原因と理由

あのときの自分を小1時間問い詰めたいくらいにアホな仕上がりなので、

こういうケースに当てはまる方は少ないかもしれないですけどね。

それでもあえて言うなら。

かりにも「起業」という名目の上でやりたいことがあるのなら、簡単に考えるべきじゃないなと。

っていうか、利益が出なくていいならそれは「起業」じゃないですしね。

趣味はお金に変えることができる。

でもやり方や可能性を知らないと、お金に変えることはできない。

そんでそれを知る方法は退職しなくてもできるし、収入がある状態のほうがやりやすいです。

 

自分のお金に対する意識はどうだろう

一般的に「起業」というと、それがプチ起業であったとしても、

利益を出して存続していくことが目的になるんじゃないかと思います。

(何度もいいますが「ガチ起業」の場合はよく分からないです)

私の場合もそうですね。

現在個人事業主ですが、利益を出して長く続けていきたいと思っています。

普通はそうなんですが、「主婦の起業」となると別の層が出てきまして、

それが「好きなことをやるから利益は出なくていい。なんなら赤字でもいい」層です。

うまくやったらもっとお金になるのにってことでも「好きにやりたいからいい」層です。

 

そういう方は別に、集客方法も利益も関係ないので、やれる状況にあるなら挑戦したほうがいいですよね。

きっと楽しいはず。

 

主婦が起業したい、自分の好きなことを仕事にしたいって思ったとき、

お金に対する自分のスタンスというか、そういうのって重要です。

お金を稼ぎたいのか、それとも「好きなことをやってる」ことだけで十分なのか。

ちなみに私は「好きなことをやりながらお金を稼ぎたい」です。

きっと多くの方が私と同じですよね。

好きなことをやるのにも、それを誰かに伝えるのも、お金がいりますし。

 

どのくらい利益を出したい?「パート代くらい」はけっこう大変

私が「これを仕事にしよう」と思ったとき、

最初の目標にしたのは「パート代くらい稼げるようになろう」でした。

外で働くよりも金銭面でもこっちのほうが良かったって、自分で納得したかったからです。

ところがですね。

好きなことをやりながらパート代ほどの利益を出すって、ものすげぇ大変だったんですよ!

なんつーか、確定申告が必要な金額を稼ぐまでも時間がかかったし、

パート代に到達するまでなんて、3年か4年くらいかかってますしね。

 

最初は月3万円。

副業が禁止されている場合はダメですが、大丈夫なら3万円から。

それが可能になれば、軌道にのりやすいんじゃないかと思います。

 

なんとなく「会社員」は危険。「好き」をお金に変える方法を模索しよう

主婦の働き方っていろいろあっていいはずだし、

正社員もパートも在宅もフリーランスも、選択肢は違えども同じ「働くママ」です。

でも「旦那さんの収入」という後ろ盾がある主婦。

もし「なんとなーく」で正社員で働いていて「なんとなーく」でパートしているのなら、

それはそれで危険かなって思うときもあるんですよ。

仕事はいつなくなるか分からないですし。

 

子どもを育てていかなきゃいけない子育て世代にとって、

会社員としての収入を軽んじることはできません。

だって、毎月もらえるお給料はやっぱりありがたいものですし。

だからこそ、すぐに仕事をやめて起業するのではなくて、

仕事をしながらっていう安パイを狙ったほうがいいんじゃないかと思うんです。

ズルい?いや、分からないけど子供いるしね。

 

私が今から起業するならどうするだろうって駄話

なんかの教室を主催したいという場合の駄話。私ならこうしようかな。

超駄話なので、さくっとスルーしちゃってくださいね。

・会社でお給料をもらいながらセミナーとか通う

・収入があるうちに、同業種の有名な方のとこに通ってみる

・ブログやインスタ、ツイッターなどで自分の知識を情報発信してみる

・ネットで人を集める方法を学んでみる

・ニーズがないと判断したら、別の切り口を考えてみる

・人が集まってきたらネット上で講座とかしてみる

・お金をもらってPDFとかで教科書的なものを作ってみる

自分の講座とか情報に人が集まってきたら、いざ!って起業するかも。

どうだろう、途中で断念しちゃうかな。分からないけど。

 

 - 主婦の働き方, 在宅