ママキック

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旦那の協力がほしい!子持ち共働きの辛さを分かりあうには妻には説明責任があるのだ

      2017/11/02

現在わが家は「旦那:会社員 妻:フリーランス」という形態です。

でもほんの5年ほど前は「旦那:会社員 妻:会社員」という、いわゆるな共働き家庭でした。

ちなみに言っておくと、旦那さんは6時半出発、22時帰宅という生活。

私は短時間勤務を使って、残業なしの勤務でした。

んでですね、共働き夫婦は分担が必要ってのはよく聞く話なんですが、男女差っていうか。

旦那の協力がほしいと思ったとき、妻には説明責任が生まれるなって思うんですよ。

 

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「協力」を察することを求めてはいけない。必要なのは状況を把握してもらうことだ

相手に何かを要求するとき、伝わるかどうかのカギはお互いに信頼関係があるかどうか。

「言えば直すだろう」というのは、残念ながら伝える側の思い込みに過ぎません。

引用:『ワーキングカップルの人生戦略』小室淑恵著

ズバッと当てはまるというわけではないけど、

伝える側の思い込み」というのはまさに、そうなんだろうなぁと思うんですよ。

共働きに至るまでにどういう環境だったのかにもよりますが、

相手が自分を「慮って」動いてくれるだろうって考えてはダメなんだと。

 

よく、男性は「やってほしいことを全て言わないとダメ」っていいます。

つまりは「洗濯物取り込んどいて」だけではなく「たたんで、元に戻しといて」

まで言わないとやってくれないっていう。

男女の脳の作りが違うとかそういうのもあるのかもしれないですが、

その行動をいつもやっているかどうかってのも、けっこう大きいと思うんですよ。

その行動の先に何をしないといけなくて、どこまでやったらその行為が終了するのか、みたいな。

≫≫パパの意識を変えるのは難しい?すべてはバランス。家事分担育児参加のためにはママの意識も変えていけ!

 

旦那は分かってくれない!と思ったこと。共働き家庭の「あるある」

わが家が共働きのとき、基本的に旦那さんの生活は変わりませんでした。

朝、仕事に行って、夜に帰ってくると全てが終わってる。

そこからが彼の自由時間なので、その途中に夜泣きがあれば対処してくれます。

休日も、子どもを連れて遊びにだって連れて行ってくれる。

買い物も、買ってくるものを伝えたら気持ちよく行ってくれますしね。

 

すごく感謝はしてたんですが、私、けっこう大変だったんですよ。

朝なんてもうバタバタしながら保育園まで激走して、

仕事場では、思ったように働けないし、頭を下げることも多かったし。

帰りだって、めちゃくちゃ急いで自転車激走させて、やっとお迎えっていう。

そんなに若いわけじゃなかったですし、初めての子育てですし。

子どもがいて保育園に預けている以上、どちらかが送迎をしなきゃだし、

その役目を私がすることについては、別になんとも思いませんでした。

でもあるとき、続けざまにこういうことがあったんですよ。

 

「子どもじゃないんだから」と言われたこと

毎日の通勤は久しぶりだし、仕事も久しぶりだし、

保育園の送迎も、時間が限られている中での平日の子どものお世話も、

初めて続きで私、復帰当初はかなり疲れてたんですよね。

だから旦那の夜泣きの対処がありがたかったってのもありますが、

当時は、21時くらいにはもう寝てたんです。

とりあえずの家事が終わって、子どもが寝たら一緒に寝ちゃうみたいな。

 

でも、旦那さんが帰ってくるのは22時過ぎてから。

帰宅しても妻は寝てるし、ご飯は自分でチンしなきゃだし、きっと旦那さんも不満だったんでしょう。

(--)「子どもじゃないんだからさ、俺が帰るまでは起きとけよ」

旦那さんにとっては思ったことを言っただけだし、他意はないんですけど。

私、なんかものすごく辛くて、だってけっこう頑張ってるよ?と。

今日だって、肩で息しながら保育園のお迎え行ってたんだよ?と。

 

「俺はムリだから」と言われたこと

ある日のこと。

朝起きるとなんか体がダルくて、でも子どもは元気だから仕事行かなきゃと。

保育園で体温測らなきゃなので、いつも体温計を常備してたんですね。私のバッグ。

んで、会社の昼休みに測ってみると私の体温は「39.5度」

そりゃあ、頭痛はあるし体もダルいよな、と。

 

でも子ども以外のことで休むわけにはいかないし、早退するわけにもいかない。

ただ、いつものように激走チャリができる自信がなかったんですよ。

というか、ちょっと無理だろうと。

そこで、お昼休憩中に旦那さんに、お迎え交代の電話をしてみることに。

(´・ω・`)「俺がお迎え?はぁ?ムリムリ!」

通話時間15秒くらい。

 

私がしていなかったのは説明。状況を伝える努力をしなければいけない

当時は、「腹が立つ」というよりも「失望した」という感じだったんですね。

あなたは仕事しかしていないのに、なぜ「無理」だと言うのか、と。

仕事しかしていないなんて、楽じゃないか、と。

これがまさに

残念ながら伝える側の思い込みに過ぎません。

っていうところだと思うんですよね。

 

私は旦那さんの仕事の大変さってのを、伝えてもらっていなかったから知らなかったし、

旦那さんは私の、家事育児と仕事の両立のしんどさを知らなかった。

お互いにきっと、「見てれば分かるでしょ?!」って思ってたんですよね。

でも実際のところ、お互いに分かっていなかったし、

「しんどいのかもしれない」「大変なのかもしれない」って頭をよぎることもなかった。

相手が気づいていないのは、相手の怠慢だってくらいに思っていて、

伝えるための努力はまるで何もしていなかったんですよね。

 

当時の私に必要だったのは、正しい伝え方と説明です。

「いつもはこうしてるよー」

「こうしないと、〇〇が〇〇になってダメなんだよー」

急にお迎え頼む!ってのは、やっぱり無理だろうって分かるけど、

こういう状況が把握できていて、私が体調不良って分かってたらもっと違ってたような気がする。

毎日、帰宅後にどういう生活をしているかを知っていれば

「子どもじゃないんだから」なんて言葉は出てこなかったかもしれないし。

 

「夫婦だから」は甘えである。所詮は他人。でもパートナー

長く一緒にいると、なんとなく考えていることが分かってきたり、

機嫌の良さを声だけで判断できるようになったりします。

でも夫婦といえども所詮は他人なので、根っこの部分まで理解はしてないんですよね。

てか、感じていることを全て分かり合えるはずなんてないわけで。

「旦那さんに協力して欲しい!」

そう思う一方で私に足りなかったのは、旦那さんにきちんと説明することでした。

 

家事や育児を分担してほしいと妻が望むとき、妻には説明責任がうまれます。

説明なくしては、「協力してくれない」とは言えない。

逆もそうで、夫も分担をしないならそこには説明責任がうまれます。

説明なくしては、「協力しない状況」はありえない。

 

私と旦那さんは、所詮は他人で分かり合えないことのほうが多い。

でも、パートナーです。

要求があるのなら、受け入れられるにしても受け入れられないにしても、

説明をして伝える努力をしなきゃだったなぁと、今になって思ったりする。

 

 - 仕事をするための準備, 環境づくり