ガチ専業主婦の1日のタイムスケジュール。退職したい女性は心しておくといい
2018/02/07
私は今、フリーランスで在宅勤務なので、感覚的に本業は主婦です。
家にいるのが基本なので、ハタから見るとガッチガチの専業主婦で、なんなら引きこもり気味です。
ですが育休後復帰した職場を退職してから、在宅ワークを始めるまでの数年間。
たぶん1年くらいだと思いますが、まったく仕事をしていない専業主婦期間がありました。
今、「仕事をやめたい」と思ってる方。「退職しよう」と思ってる方。
私の専業主婦時代の1日を、タイムスケジュール的にしてみました。
「いいなぁ」と思うか「あぁ…」と否定的に思うか。アナタ次第です!m9っ`・ω・´)
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目次
とある専業主婦の1日。仕事をしない生活はこんな感じなのだ
個人的に思うだけですが、
「育休期間中の仮専業主婦」と「ガチ専業主婦」は、同じじゃありません。
同じ24時間でも、働きに出ることが決まっている1日とそうではない1日では、
心持ちがだいぶ変わるんですよね。
もちろん、仕事をしたいと思っているかどうかでも違いますけども。
ここからの「とある専業主婦の1日」は、私がベースなので前提として
・旦那の育児介入はほぼゼロ
・退職後なのでママ友ほぼゼロ
・実家は遠方
・子どもは未就園児
・第二子を妊娠中
という設定です。
平日の専業主婦の1日
6時半起床
旦那さんに弁当を作り(節約節約!)朝ごはんの準備。
同時に旦那さんを起こして、すぐに出社。
妊娠中なので鬼のように眠い。
7時
子どもが起きる。保育園グセがあるので、朝は早め。
念願だった朝のNHKをしばらく見る。
7時半
子どもの朝ごはん。てんやわんやするので、一緒には食べられない。
旦那のお弁当のおかずのつまみ食いで朝ごはんが終わることも。
妊娠中なので常時お腹が空いている。片付けながら食べ残しを拝借する。
8時
朝ごはんが終了する。子どもはNHK。もしくは一人遊び。
私は午前中に済ませておきたい家事をする。(洗濯&掃除)
掃除をしてもすぐに子どもが汚すってのがデフォルト。
時間があれば、このときに晩ごはんの下準備を済ませておく。
外出の予定があれば、このときに子どもと自分のお弁当を作る。もうすでに眠い。
9時~10時
子どもを児童館に連れて行ったり、公園に行ったりする。
友だちがいないので、基本は母と子の2人で外出。
児童館の場合はお弁当持参。公園の場合はお昼に帰宅する。
11時半
保育園のときの昼食がこの時間だったので、なんとなく早めのお昼ごはん。
児童館に行ったときは、お昼ごはんを食べてから帰宅。
お昼ごはんを食べたら、食器の片付け。
その間、1人で遊ぶかもしくは激しくグズるか。気分次第。
13時
お昼寝。
幼稚園に入るまでは、1時間ほど寝ていた。この間に、晩ごはんをあらかた作っておく。
一緒に寝たらいいのだが、一人の時間がもったいなさすぎて眠れない。
15時
子ども起床。
買い物の必要があれば買い物に。なければ公園に行く。
雨の日は、近くの図書館に行くこともある。
ともかく家にいたら寝てしまいそうなので、できるだけ外出する。
16時半
帰宅。
そのままお風呂に直行。
一緒に入るので、これ以降の外出はスッピンのため不可能。
17時半~18時
晩ごはん。
日中に作れているときはスムーズだが、作れなかったときはこの時間、
激しいぐずりと戦いながら晩ごはん作りに精を出す。
眠いなら寝ればいいじゃんって思う。
19時
子ども就寝。
添い寝しながら寝落ちする確率が、けっこう高い。
20時
寝落ちしなければ、この時間に旦那さんの晩ごはんをセットする。
おぼんにのせて冷蔵庫の中っていうのが基本スタイル。
「チンして食べてくれよ」ってことで。
20時半~
一度寝た子どもが起きることの多い時間帯。
一緒に寝ちゃうと起きないのに、私が活動してると起きることがある。
子どもが起きなければ、唯一の完全休息1人時間。このために生きている。
22時
私就寝。
旦那さんの帰りが遅いので、待ちきれず寝てしまうこともある。(後で怒られる)
帰宅が早い場合は、食事を出す。
大人と会話することが極端に少ない生活
これが私の専業主婦時代の基本的な1日です。
旦那さんが仕事のお休みの日はまた違いますが、平日はこのパターン。
大人との会話は、朝の旦那さんへの「おはよう」「これお弁当」「いってらっしゃい」くらい。
あとはスーパーのレジで「ありがとうございます」を言いあうくらい。
なんでしょうかね。
私はもともとコミュ障気味の主婦なので、人と話をしないのはいいんですが、
「大人との会話」が極端に減る期間が長くなると、なんかこう滅入ります。
最終的には、何を話せばいいのか分からなくなっちゃうこともあるくらい。
なんかよくわからないけど1日が早かった
赤ちゃんの頃は、日に日に成長っていうか、伸びしろが大きいです。
(・∀・)「寝返りしたっ!」「歩いたっ!」
でもある程度大きくなってくると、目をみはるような成長なんてそれほどないんですよ。
毎日がただ過ぎていって、取り立ててなにもないから、1日が早い。
私の1ヶ月は、旦那さんの1日に換算できるほど濃度が薄いんじゃないか。
ときどき考え込むことがありました。
資格勉強とかね、自分の趣味とかね。
空いた時間にやったらいいんですけど、ダラーっとしてました。
明日も子供連れて遊ばなきゃだから、体力温存しなきゃとかって言い訳してダラーッと。
無意味に動画を眺めるの巻。
専業主婦は楽じゃない。仕事は逃げ道としても機能する
専業主婦論争というか、わりと昔から言われてます。甘えだとか、働けとか、いろいろ。
んでですね。
私は専業主婦について一家言あるわけじゃないのでどっちでもいいんですが、
経験してひとつ言えるのは、「専業主婦は楽じゃない」ってことです。
私の場合は、主婦としての仕事量はさほど多くはありませんでした。
手は抜くし、料理なんて凝ったものは作れないですし。
ただあの、「何もしてないと感じる日々」が積み重なっていくのは、
なんて言えばいいのか分からないけど、体が重くなる思いでした。
育児は楽しかったし、子どもと24時間一緒にいる経験は得難いものだったけど、それでもなお。
よく言う「専業主婦の疎外感」はガチです。
リッチな主婦でもなかったし、ママ友もいなかったからなおさら。
この子達が私の手を必要じゃなくなったら、私はどうなるんだろうっていう不安。
これも「甘え」の一環なのかもしれないけど。
こういう「疎外感」「不安」からの逃げ道として、仕事が機能することがあります。
私が始めた在宅ワークは、この時期からです。
稼いだお金は最初はお小遣いにもしかならないほどの金額だったけど、
≫≫在宅ワークはどれくらい稼げる?主婦の私が実際に稼いでいた金額公開!
「仕事してる」「お給料がある」ってのは、私の気持ちを大きく変えるものでした。
退職して専業主婦になりたい女性は「主婦業」以外の顔が必要である
仕事をやめて専業主婦になりたいなって思う方は、
ぜひ積極的に「主婦」以外の顔を見つけるべきだと思います。
私みたいに在宅ワークでもいいですし、趣味でもいいと思います。
「主婦業をしている以外の自分」がいないと、専業主婦はけっこうツライ。
向いてる人はいいですけどね、実はそういう人って少ないんじゃないかと思う。
専業主婦を長年続けている人は、主婦以外の顔を持ってる人だと思います。
「今の仕事」がイヤで専業主婦になりたい人は、
働き方を変えて働くという選択肢があることを知っておいたほうがいいと思う。
派遣とかだと、かなり働き方が多様ですし。
単発のパートを、旦那さんの休日にしてもいいかもですし。
子どもといる時間や自分の時間が欲しくて専業主婦になりたい人は、どうか自分だけの時間を大切に。
専業主婦は、自分がやめようと思うまではずっと続きます。
私みたいに「何もない1日だったなぁ」とユーチューブを見る日が続かないよう、
楽しく専業主婦でいられますように。