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転勤族の妻でも正社員は可能か?必要なのは場所に縛られないスキル。

      2018/01/18

旦那さんが転勤族の場合、妻が正社員で働きたいと思ってもなんとなく思いとどまってしまうことがあります。

┐(´д`)┌「だって、いつ引っ越しになるか分からないもん」

転勤族だからといって「働けない」というわけではないけど、

正社員となると壁がもう一段あがってしまうような気がします。

転勤族の妻に正社員として働くことは不可能なのか?

ガチ転勤族の私は、なぜ正社員を選ばなかったのか?についてです。

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子ども、転勤スパン、転妻の正社員には弊害が多い。「なんとかなる」は無責任か?

転勤族の妻が正社員として働きたいと思った場合、主な壁は

・子どもの急病時の預け先の問題

・突然の転勤辞令

このあたりかなと思います。そしてそれは

・旦那さんの転勤スパン

・転勤の範囲(全国か一部地域のみか)

・子どもの有無

・実家からの距離や地域の子育て支援の質

こういうのに左右されてくるのかなとも思います。

こればっかりは、旦那さんの会社によるところが大きいですし、同じ条件ってのはありえないですし。

まさに「個人差」ってとこだと思います。

 

転勤族で正社員はやはり難しいと思う。選ぶなら全国規模の会社か

なんやかんやありますが、転勤族の最大の短所は「突然引っ越しがある」ってことに尽きます。

転勤のスパンによっては10年近く働くこともできるかもだけど、

移動があればそのたびにまた、就職活動のやり直し

正社員の就活はたいへんだし。自分はしっかりと年を取ってるし。

会社側からも、おそらく「いつ辞めるか分からない」というのは望ましい状態ではないでしょうし。

私も転勤族の夫と結婚したときに、会社から言われたことがあります。

(´・ω・`)「旦那さんに転勤辞令が出たら、アナタは辞めるの?どうするの?」

なんとなく言葉を濁しましたが、就職活動の面接で聞かれていたらアウトっぽい。

 

全国に支店があるような会社を選ぶ?

全国に支店があって、旦那さんの転勤に帯同させてくれる会社なら働けるかも。

でも、「自分への転勤辞令はないのか?」ってのが考えどころ。

帯同なら転勤するけど、自分に向けた転勤辞令は受け入れられないという状態です。

会社の体制と本人の能力が左右するんでしょうか。

ちなみに、このパターンで帯同しながら正社員の友人が一人います。

 

エージェントに相談してみる

自分で動くのとは別に、転職エージェントに相談してみるのもいいかなと思います。

おそらく、私ならこの方法を選びます。

「転勤族でも受け入れてくれる会社を探してください」という。

転職相談員がいるところは、全国規模の大きな会社を取り扱っていることも多いです。

「帯同させてくれる会社」も、自分で探すよりは見つかりやすいんじゃないかと思う。

≫≫主婦が正社員として再就職するには?事前準備と利用したいサイトまとめ

 

転勤族だからこその就業不安は

私は「実家遠方」「住んでる土地にゆかりも縁もなし」「子どもは小さい」という、

まずまずの典型的な転勤族主婦です。

知り合いがいない、親戚がいない、っていう「ドコここ?!」状態の転勤族だからこその

「働くことへの不安」ってあると思うんですよね。

 

・子どものこと

子どもの預け先や、急な発熱時などの対応について。

限界はありますが、保育園や学校の学童以外の預け先を知っておくと少しは安心できる。

≫≫元気なのに学校が休日!幼稚園が振休!仕事復帰前にセカンド預け先を考えておこう

≫≫赤ちゃんから小学生まで!働くママのための子どもの預け先一覧

・家事のこと

土地勘もないのに、働きはじめて家事はやっていけるの?と思ったら。

ネット活用で乗り切れることもあるので、ビバネット!ってことで。

≫≫家事育児、仕事の両立を楽にするママの時短便利グッズ!使えるものは全部使って時間の余裕を手に入れよう

 

ガチ転勤族の私が正社員を選ばなかった理由

私は第二子妊娠と旦那さんの転勤辞令が重なったときに、正社員を辞めました。

それ以外にもアレヤコレヤあったんですけどね。

≫≫私が走ったのはマミートラック。ワーママの働きやすさを選べる時代になればいいと思う

今住んでいる地域に引っ越してきたとき、子どもの年齢は上が4歳、下が1歳。

まわりに知っている人は誰もいなくて、もちろん親戚もいません。

旅行でも来たことのなかった地域だったので、まさに初上陸です。

 

まずは、子どもの年齢があがるまで(せめて第一子が小学校にあがるまで)は、

正社員では働けないと思いました。

旦那さんの帰宅時間も遅かったし、土日のサービス出勤も多かった。

知り合いがいない状況と、まわりに何があるのかよく分からない状況で、

パートならまだしも正社員で働いていけるとはとうてい思えませんでした。てか、怖かった。

だから、在宅ワークに走りました。

≫≫転勤族の妻に在宅ワークという選択。私が通って来た道は今の仕事につながっていた

このときの在宅ワークは今の仕事につながっているので、無駄ではありませんでした。

でも、正社員に未練を残していた私。

正社員での求人を探さなかったのは、「物理的」というよりも心理的要因が大きかったように思います。

┐(´д`)┌「できるわけねぇじゃん」と思ってた。

(´・ω・`)「つーか、怖いし」と思ってた。

 

転勤族はやはりデメリット。個人の強みを持たなければいけない

「聞かれなければ転勤族だなんて言わなければいいじゃん」

これって、期間が決まっている仕事なら別にいいかもですが、正社員ではナシだと思うんですね。

「あるかないか分からない」ではなく、転勤族は「必ずいつか」転勤がありますし。

そう考えると、転勤族であることはやっぱりデメリットだと思う。

単身赴任を選択するなら別ですけど、旦那さんの辞令で移動するならやっぱりデメリットだ。

だからこそ、転勤族は強みを持たなければいけないと痛感します。

そしてその強みは、私の場合は在宅ワークの延長線上に見つかりました。

うん、実際「強み」と言えるほどのものかどうかは分からないですけどね。

何らかの分野で専門性を高めておくと、場所に縛られない働き方が実現しやすいのかもしれない。

引用:東洋経済オンライン『独自の働き方を切り開く転勤族の妻たち』

転勤族の主婦が目指すべき働き方は「正社員」ではなく、「場所に縛られない働き方」なのかも。

雇用の安定は会社に求めるのではなく、自分の能力に求めるべきなのかも。

それは正社員の仕事を探すよりも、もしかしたらずっと難しいことかもですけど、

その分、潰しのきく仕事になるのではないかと思う。

 

仕事をしたい転勤族妻は自分の考えを変えていけ!努力の方向は自分のスキル

女性の働き方はどんどんと変わってきていて、一昔前に比べてずいぶん多様化されてきました。

リクナビNEXTとかには在宅勤務の正社員求人もあったりして。

私が会社員をしていたときとは、やっぱり違ってきてます。

転勤族だから正社員には絶対になれないってことはないです。でも、難しいことは確かだとも思う。

『安定した仕事につきたい。だから正社員に。』

その考え方が正しい一方で、「移動」というデメリットに負けないスキルが必要だとも思います。

≫≫主婦が就職に必要な資格やスキルを学べる場所一覧。自宅でもできる!内容の充実度がけっこうスゴイ

そのスキルを身につけるためなら、最初はパートでも在宅でも派遣でもかまわない。

┐(´д`)┌「なんだよ、転勤族だからって大変じゃんか」とか思うけど。

きっと、得たスキルは無駄にはならないはずって思っているトコロ。

 

 - 主婦の働き方, 正社員