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主婦の私が正社員を辞めて良かったと思うこと。子どもがいる働き方は長所と短所が混在する

      2018/02/15

私は「正社員→退職→在宅ワーク→フリーランス」という経緯で働いてます。

正社員を辞めたことに関しては私なりの葛藤もあって、潰しのきく仕事ではなかったぶん、

余計に未練タラタラで後ろ髪を引かれることもありました。

今だって、後悔が残っている部分もありますが、結果としては「良かった」と思うこともあります。

2児の母、転勤族の妻である私が、正社員を辞めて良かったと思うこと。

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正社員を退職したのは正解?不正解?迷いはあるけど辞めて良かったと思うこと

私が正社員を辞めたのは第二子妊娠のとき。

産前産後の数ヶ月間を除くと、何かしらの仕事をしてはいますが、正社員の働き方とはだいぶ違います。

「働いてお金を稼げる」というコト自体にはものすごくありがたいと思ってるし、

この先も、きっと右肩上がりになる子どもたちの教育費を思うと、働かないといけない。

そんな中、「正社員を辞めてしまったこと」への後悔っていまだにあるんですよね。

≫≫正社員を辞めて専業主婦、私は退職を後悔しているか?今になって思う働き方について

安定感はやっぱり、正社員ならではのものだったし。

≫≫正社員の安定した固定給は捨てがたい。主婦もできるなら正規採用を狙うべきな理由

 

今でも私、夢の中で正社員として働いていて「あれ?再就職したんだっけ?」という。

「やばいじゃん!またあのバタバタの日々が始まって、子どもどうする?!」なときと

「良かった、また同じとこに就職できたんだ…」とホッとするときと。

2つの心境が入り混じっていることを考えると、納得のいく辞め方じゃなかったんだろうなぁと。

「もう少しうまくやれてたかも」って、腹の底では思ってるんだろうなぁと。

それでも、正社員を辞めて良かったと思うこともあり、その大半は子どもに対してのことです。

 

正社員を辞めてよかったこと。その9割は子どもである

正社員を辞めようかと思ったとき、天秤にかけたのは「子ども」と「今の仕事」です。

育休後の私の働き方は、自分でも納得のできないものでした。

≫≫私が走ったのはマミートラック。ワーママの働きやすさを選べる時代になればいいと思う

そういう時代ってのもあるかもだけど、私の頭も固くてうまくできなかった。

そんな状況の中での天秤は、どうしたって子どもの方にドーンと重くなっていて、じゃあ辞めようと。

ちょうど第二子を妊娠したし、旦那さんに転勤の辞令も出たし、頃合いかなと思ったんですね。

そんで、辞めてよかったと思えたこと。

 

子どもに平日のテレビを見せてあげられた

これどっかで書いてるかもしれないですけど。

保育園時代のうちの子は、7時~18時半前後の預かり時間で、20時就寝。

とにかく規則正しい生活を送らせなきゃだし、たくさん眠らせなきゃってので、

平日の自宅での過ごし方ってほぼバタバタして終わるっていうものでした。

≫≫「保育園はかわいそう」それは間違いじゃないが実は重要でもない。ママは気持ちを楽に持とう

テレビなんて見る時間ないし(朝の6時半くらいのは見た気がする)帰宅後も見ない。

そんな時代。

土曜日に子どもと二人公園で遊んでいると、同じくらいの子どもが歌ってたんですよ。

私が子どもの時代からある『おかあさんといっしょ』の中の歌。

私は小さいときに見ていたからそれを知ってるけど、うちの子は見たことないから知らない。

それをなんか、かわいそうって思っちゃったんですよね。

きっと多くの子どもが見てるのに、うちの子は知らないし聞いたこともない。

私の「納得がいかない仕事」の代償がこれかよ、と。

 

テレビなんて見ないですむなら見ないほうがいい。今はそう思うけど。

退職しての初日、『おかあさんといっしょ』をガン見してた子どもの顔が忘れられない。

買い物に行く途中、一緒に歌えて良かったと心底思った。

 

外が暗い時間に子どもを外にいさせなくてもよくなった

保育園が7時~18時半だったので、冬はもう真っ暗。

そんな時間に、子どもを外に連れて行かなくてもよくなった。

 

思い切り遊ばせてあげられるようになった

正社員時代は「いかに子どもの体調を崩させないか?」がテーマだったので、

一日中思い切り遊ばせるということが少なかったんですよね。

特に冬は、できるだけ人混みの中には行きたくなかったし、寒い日は家の中だった。

だけど、少々風邪引いてもいいから、遊びたいときに思い切り遊ばせてあげられるようになった。

 

「おかえり」と言ってあげられる

子どもが小学生になってからも、帰ってきたら「おかえり」と言ってあげられる。

家で、1人でおやつを食べることもない。

 

行事にすべて参加してあげられる

子どもが「見に来て欲しい」という行事には、すべて見に行ってあげられる。

参観日も運動会も、私が見に行ける。

 

旦那さんが帰宅するまで待っていてあげられる

これは私だけかもですが、正社員時代は疲れてて翌日のことが気になって、

旦那さんが帰ってくる(22時~23時くらい)までに寝ちゃうことが多かったんです。

でも、辞めてからは帰宅した旦那さんに「おかえり」が言える。

ときどき、寝かしつけ中に寝落ちすることがあるけど、だいたいちゃんと「おかえり」って言う。

 

正社員を辞めることはメリットとデメリットが混在してる。どちらが正しいかはそれぞれ

私自身、今正社員で働いてないですし、「正社員じゃない働き方」が自分に合ってると思ってます。

合った働き方は人それぞれで、縛られる必要はないかなと思うんですね。

≫≫正社員じゃないとダメ?主婦が働く道は一つではない。自分の生活にあった仕事をみつけよう

 

でもその一方で「正社員としての働き方」が向いている人もいるんですよね。

例えば私、正社員を辞めてから子どもに怒ることが増えました。

小さなことで気になることも増えたし、なんなら疎外感を抱くこともある。

人とのつながりのなさを感じて、自分の世界の狭さを感じる。

母親が正社員でいることにメリットとデメリットがあるように、

正社員を辞めることにもメリットとデメリットがもちろんあって、グチャ混ぜになってます。

「給料の安定」なんて、それこそ正社員!というメリットですしね。

 

女性の働き方も、母親の働き方もどんどん多様化してきています。

「正社員であること」に縛られる必要はないし「正社員を辞めること」に固執する必要もない。

自分の優先順位に合わせて、働き方を選んでいけばいいと思うんですよ。

 

そもそも「正社員の働き方」自体が多様化されている

以前にはなかった「在宅勤務の正社員求人」が、大手の求人サイトにのっている時代。

≫≫主婦が正社員として再就職するには?事前準備と利用したいサイトまとめ

雇用形態にこだわった仕事の探し方は、もうすぐ終わるのかもなんて思ったりもします。

 

正社員を辞めようと思っているOR辞めた人へ

「働きたい」と思う気持ちがあるのなら、子どもとの時間を守りながらの働き方ってあると思います。

人によってはそれがパートだったり派遣だったり、もしくは在宅ワークだったり。

いろいろですが、合う働き方はきっと見つかると思う。

日々のバタバタから解放されて一息ついたら、やりたいことを考えてみるのもいいかもです。

 

 - 主婦の働き方, 正社員