育休中はワンオペ育児だった。子育てが楽しかったのは期間限定だったから
2018/03/08
旦那さんの帰宅時間が遅いとか、休日もサービス出勤があるとか、
「イクメン」や「男性の育休取得」とかが話題になってもなお、ワンオペ育児なママって多いと思います。
わが家はもう、下の子が幼稚園児でそれなりに大きくなっているのでそれでも構わないですが、
乳幼児の時期に「ワンオペ」しかも「第一子」とかだとテンヤワンヤですよね。
私の「ワンオペ最盛期」は、第一子の育休中でした。あと上の子が未就園児だった第二子出産直後。
辛かったのは第一子時代ではなく第二子時代でした。
スポンサーリンク
目次
ワンオペの辛さは終わりが見えないことだ。でも育児の大変さには終わりがある
一般的に、子どもは一人目よりも二人目のほうが育てやすいんですよね。
個人差はあるものの、最初から「母親の自分」として育児ができるからです。
女性は、ある日いきなり母親になるのではなく、生まれた子のお世話を通して徐々に母親になります。
「出産した」という事実と「世話しなければいけない存在が目の前にいる」という現実が、母親にするんですよね。
第一子のときは「母親になる過程」が含まれているのに対して、第二子は最初から母親。
しかも、赤ちゃん時代の手のかかりようとか、これくらいなら大丈夫っていうさじ加減もわかってる。
それでもなお。
・第一子出産後の育休
・第一子未就園児、第二子出産後
どちらがより大変だったかというと、間違いなく第二子出産後です。
これはきっと、育休は期間限定で、育児に100%の時間を使うのは今だけであるっていう意識が歩かないかの違い。
「終わりが見えるワンオペ」と「終わりが見えないワンオペ」の違いだったように思います。
第一子出産後のワンオペ育児体験談
この時期、旦那さんは本当に激務で、間違いなく社畜の中の社畜って働き方でした。
朝も早いし、帰りは遅い。休日はサービス出勤か寝てるかのどちらか。
赤ちゃんもなつかないし、だから夜泣きに対処できるわけがない。
旦那に預けて買い物なんてしたことがなかったし、24時間ガチで子どもと一緒でした。
手探り状態の中の育児で、しかも相談できる人も近くにはいない。
生後3ヶ月くらいまでは本当に一人で育児をしていた感じで、それ以降は少しづつ外に連れて行って
児童館で他のママさんとお話をしたりっていう機会も増えていきました。
でも、とくに嫌だと思うことも辛いと思うこともなかったんですよね。
子どもは私の顔によく似ていて「私の子感」がハンパなくてかわいかったし、家事は適当でも旦那さんは許してくれたし。
きっとそれは、「今は育休中」で「この生活はあと数ヶ月で終わる」という意識があったからだと思います。
「あと少し」なら育児の辛さも楽になる
第一子は育てやすいタイプの子だったからかもです。
抱っこしてないと眠らない子だったけど、抱っこすれば寝てくれたし、夜も添い乳でしたし。
普通なら大変だと感じることも、有限なんだと思うとそこまで大変じゃない。
うちの場合は生後9ヶ月で保育園に入ることが決まっていたので、ほんとに短期間です。
仕事が始まれば、ワンオペといえども子どもから離れる時間があるし、24時間つきっきりは短期間だけ。
そう思うと、なんだろう。
子どもがものすごくかわいそうな気がしてしまって、「みんなはずっとママと一緒かもなのに」と。
そう思えば思うほど、グズグズと泣くことも離乳食を食べないことも、授乳しすぎで痛くなることも
それほど辛いことでもないかなと思うようになりました。
あまりいい考え方じゃないのかもしれないですけど。
第二子出産直後のワンオペ育児。これはつらかった!
私は、第二子を妊娠したくらいの時期に、正社員の仕事をやめています。
≫≫正社員を辞めて専業主婦、私は退職を後悔しているか?今になって思う働き方について
そんで、在宅ワークの仕事を始めてるんですね。
第二子を出産したときは、在宅ワークの依頼主の会社には育休?というお休み期間をいただいていて、
上の子はまだ幼稚園に行っていなかったので(保育園は退職と同時にやめた)家には2人子どもがいる状態。
新生児と、3歳の2人。
2人めっていうこともあって、自分ではイケると思ってたんですよね。楽勝だろうと。
旦那さんの仕事は相変わらず、平日に顔を合わせることはないような生活だったけど。
それでも1人育ててるし、フルタイムの仕事をしているわけでもないし。イケるイケる!と思ってたのは数日くらいのもんでした。
眠らない子。2つの生活リズムを1人でやっていかなきゃいけない
どのくらいの時期だったでしょうか。生後2ヶ月?3ヶ月?そのくらい。
第二子がですね、まったく夜に寝ないんですよ。完全に昼夜逆転の生活です。
7時頃に2人を寝かしつけるじゃないですか。
上の子はちゃんと寝るじゃないですか。下の子も寝たように見せかけるじゃないですか。
30分後に下の子、ギャン泣きで起きるという。そこから明け方5時くらいまで目、ギンギンですよね。
じゃあ、1人で楽しく機嫌よく遊んどいてくれよって思うんですけど、
なぜか抱っこの上、立ってないと機嫌が悪くなるっていうシマツ。
5時くらいまで起きててそこから寝て、朝の7時には上の子が起きる。
私も一緒に起きなきゃで、そこから上の子の1日は始まっていくから、私も付き合わなきゃで。
公園も眠かった。ご飯食べるのも眠かった。買い物も眠かった。お風呂も眠かった。
でも動いてないとすべてを放置して寝てしまいそうなので、動くようにはしてた。
下の子は、ベビーカーでよく寝る。夜寝ろよっていう。
この時期の記憶は「眠い」しかなくて、つねに頭がぼーっとしてた。
旦那さんのことをかまう余裕がなくて、ご飯も適当なものしか作れなかった。
終わりが見えない育児はツライ。私の子育ての大変さはこれに尽きる
下の子の昼夜逆転生活は、上の子が幼稚園に行く時期くらいに解消しました。
生後5ヶ月くらいでしょうか。
過ぎた後だと「5ヶ月くらい」とか言えるけど、当時は終わりが見えなかったんですよね。
ずっと続くんじゃないかとか思って、私どうなるんだろうと。
「仕事復帰」という期日がなかったので、いつまでこの眠さが続くんだろうと。
いつまで私は夜中に子どもと遊ばなきゃいけなくて、いつまで眠いって言いながら公園に行くんだろう。
いつまで洗濯物をたためない日々が続いて、いつになったら美容院に行けるんだろう。
私の「ワンオペ育児の辛さ」はここにほとんどすべて集約されていて、「終わりが見えないのってツライ」
ワンオペ育児にもツライ時期にも終わりはある。子どもはしっかりと成長している
今はどうか?っていうと、わが家は今だってワンオペ育児です。
子どもに関することで旦那さんがしていることは、「物事の最終決定の承諾」のみです。
(・∀・)「習い事、これをやめてこれをしようと思ってるけど、いい?」
(・∀・)「いいよー」←ココですね
でも、育児自体で大変なことってほとんどないし、わりと楽チンです。
それは、子どもが成長して「子どものお世話だけ」という育児ではなくなったからです。
友達関係とか勉強のこととか、心配事はありますが、それは親だけがアタフタしても仕方ないし。
あんなにつらかった出産後の育児ですが、振り返ってみると6ヶ月。
それ以降は在宅ワークもまた始めているし、上の子は幼稚園に入園しましたし。
まだ手のかかる年齢なので大変じゃないってことはないですが、当時のあの辛さはなくなりました。
家にいる状態でワンオペ育児でってなると、先が見えない分、辛くなります。
でもその最高潮の辛さって、必ず終わりがあるんですよね。
長くても3年くらいじゃないでしょうか。分からないけど。
もし、旦那さんに何かを頼めるなら、少しのことでも気持ちが変わってきます。
≫≫パパの意識を変えるのは難しい?すべてはバランス。家事分担育児参加のためにはママの意識も変えていけ!
寝る前にリビングをちょっとだけでも片付けるってだけでも、けっこう違います。
食べた後の食器を、シンクまで運んでもらうだけでも違います。
つらい時期は必ず終わりがあるけど、それでも少しでも楽になるために、やれることを言ってみるのもいいと思います。