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夏休みの小学校の宿題は共働きだからこそのコツがある!ポイントは何?

   

小学校の夏休みは、子どもにとっては待ち遠しいイベントですが、働くママにとっては気が重いもの。

場合によっては子どもの預け先を確保しなきゃだし、お昼ご飯のこともあるし。

そして何よりも、子どもの宿題をそばで見てあげられる時間が少なくなっちゃいます。

(´・ω・`)「うちの子、計画的にはできないのよね…」

そんな場合でも、宿題には期限があるし時間がかかるものだってある!

時間のない共働き家庭の、子どもの宿題をきちんと終わらせるコツってあるの?

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小学校の夏休みの宿題、共働きはどうやって管理する?勉強させるのはけっこうたいへん

こういうのって、何も言わなくてもやる子なら考えたこともないと思うんですよ。

自分で管理して「早めに終わらせよう!」って夏休み前半に思いっきり勉強をがんばるような子。

そういう子の場合は、親が共働きであろうが専業主婦であろうが、関係ないですよね。

親としては、気持ち面でのフォローを意識すれば、それ以外はほぼ手がかからないです。

 

でも、「夏休みはまだ長いんだから~」というのび太くん的小学生の場合。

ある程度は親が管理してあげなきゃだし、声をかけることが必要だと思うんですね。

で、わが家の場合。

 

私は自宅勤務なので、会社勤めの方とはちょっと違いますが、それでも子どもが夏休みの間に仕事をしないってわけにはいかないんですよね。

学校があるときは、子どもがいない間に仕事をして、子どもが寝てから後半戦って感じですが、一日中家にいるのなら話は別で。

少なくとも、午前中くらいは仕事をさせてもらわないと、収入がなくなってしまいます。

かわいそうなんですが、夏休みの午前中は家にいながらにしていないというか。

「ごめん!ママは数時間いないものと思ってください!」っていう時間帯があります。

 

そこで、「じゃあ宿題やって待ってるから」っていう子ではないんですよ、うちの子。

(・∀・)「ひゃっほう♪じゃあ遊んでるぜ!」っていう。

遊ぶのは午後になってから一緒に遊べばいいじゃないか。それよりもさ、それよりも。

まずは宿題終わらせようぜ!という思いを込めてやっている施策はこちらです。

 

宿題を早く終わらせるコツは見える化だと思う件

最近、いろんなところで紹介されている「宿題の見える化

これって、ワーママたちがしている「スケジュール管理」とものすごく似ていると思うんですね。

タスク管理というか、なんというか。

・やらなければいけないことを書き出す

・期限などを考えて優先順位を決めていく

・それぞれの日にやるべきことを書き出していく

私の場合も大まかではありますが、「1ヶ月でやるべき仕事」を最初に決めて「1週間単位」「1日単位」でそれを分割させていきます。

早めに終わったら「優先順位は高くないけどやりたかったこと」にも手を出せますしね。

(´・ω・`)「何すればいいんだろう…」

少なくとも、そんなふうにパソコンの前で考え込む無駄な時間が省けます。

 

宿題もそれと同じで、「今日やるべきことはこれとこれ」っていうところまで落とし込んであげたら、かなりやりやすくなると思うんですね。

わが家の場合は、そうやって「結果、早めに終わる」という。

そうしたら、夏休みのうちにさせたかった苦手克服とかにも手が出ますしね。

任意の宿題であるポスタ描きなどにも、手が伸びます。

 

宿題の見える化はどうやる?

基本的には「子どもが分かりやすいもの」がいいと思うんですが、タスク管理についてはワーママさんなら得意分野でしょうしね。

お母さん方式で作ってもいいかなと思います。

見える化の表を作るときは、親の手助けはかなり重要ですしね。

 

わが家では、まず宿題の内容を書き出すところから始まります。

使っているのは5ミリ方眼。

ワークブックが30枚あるのなら、「ワークブック」と書いて30マス余白を作る。

それ以外に、絵日記が3枚あるのなら「絵日記」と書いて3マス余白を作る。

あとは任意の宿題の中で、子どもがやりたいと思うものを書き出してこれまた余白を作る。

一つやっていくごとに、この余白を埋めていくっていう感じですね。

小さい子の場合だったら数字をふってもいいと思うし、一つやるごとにシールを貼ってもいいかもです。

 

低学年の見える化はさらに「見える度」を増して!

わが家の下の子は今年1年生。

下の子に関してはさらに見える度を上げていこうかなと思っています。

・大きめのカレンダーを用意する。(1日のマスが大きいもの)

・宿題の内容を一つずつすべて付箋に書く。(ワークブック1ページめとか)

・その宿題をする日に付箋を貼り付けていく。

・終わったら付箋をはがす。

 

付箋をはがしたいがゆえに、早めに終わらせちゃうんじゃないかって期待してるんですけど、どうでしょうか。

「この量をやらないといけない」というのが見えやすくなりますし、予定が入ってる日のコントロールができますしね。

何よりも「今日するべきこと」が、子ども自身で見えるようになります。

 

共働きが子どもの勉強時間を確保するには親がいない時間をどう過ごさせるか

共働きって、どうしたって子どもといる時間は少なくなります。

専業主婦と比べてもそうだし、私のような自宅勤務と比べてもそうです。

それが子どもにとって良いか悪いかという問題ではなくて、声をかけたり様子を見たりする物理的時間は、どうしても少なくなる。

これはもう、仕事がある以上は仕方がないことです。

だったら、親がいない時間にどれだけ勉強しやすい状況に持っていくかってのが重要になります。

 

(´・ω・`)「だから、それが難しいんだってば!」

子どもの性格によっては、親が仕事に行った瞬間にゲームを始める場合だってありますしね。

「勉強しなさいよ!」で勉強するんだったら、世の中秀才だらけだっつー話で。

 

大人にとっては「勉強する」って、たった一つの行動のように思ってしまいますが、子どもにとっては違います。

1、一定の時間、正しい姿勢で座り続ける

2、集中して解説を読み、わかるまで考える

3、理解しやすいように紙で書きながら考える

4、わからない単語が出てきたら、辞書で調べる

5、わからない項目が出てきたら、参考書で調べる

6、忘れていることがあると気づいたら、前に勉強した内容を復習する

7、それでもどうしてもわからないところが残ったら人に聞く

8、わかったことを、頭の中で人に説明するような気持ちで復習する

9、わかったことを、紙に書いて復習する

10、専門用語、英単語、公式、解法などを紙に書いて覚える

11、本当に覚えられたかどうかテストする

引用:谷澤潤著『学ぶ力を伸ばすお母さんの魔法』

一言で「勉強」と言ってしまうけど、その中にはこれだけの量の行動が含まれているっていう。

 

もちろん、小学生の勉強ではこれらすべてはしないと思いますが、いくつかは当てはまってると思うんですよね。

親のいない時間を勉強しやすい環境にするためには、これらの対応策をわかりやすく提示しといてあげることが一歩目かなと。

「宿題見える化」もその一つで、イスに座ったものの「何すればいいのかワケワカメ」状態を脱出できる。

今日の内容が算数であれば、算数の該当ページを出しといてあげるのもいいかもしれない。

習慣になっていけば、自分で教科書を開くようになるかもしれないし。

 

共働きの子どもの勉強は「最終決定は子ども」の意識が必要だ

こういう夏休みの宿題にしてもそうだし、普段の勉強に関してもそうかもしれないですが。

途中までの誘導は親がしていたとしても、最終決定は自分であると子どもに思わせることが重要かなと思います。

(´・ω・`)「こうしたほうがママはいいと思うんだけど、どう思う?」

子ども「そうかもしれない…そうしようかな…」

(・∀・)「そっか!そうだよね!自分で決めれてスゴイじゃん!」

着地点はこれくらいでいいと思うんですが、「自分で決めたことである」ということが、高学年以降はよく効いてくるんじゃないかって思います。

 

もちろん、自分が決めたことを途中で投げ出すのであれば叱る。

そうやって、親がいない時間の使い方を学んでいくんじゃないかって思う。

親的には、短時間でパーっとやるべきことをすませて、後で遊べばいいのにって思っちゃうけど。

そういう気持ちにならないのが、自分でももどかしくなることもあるんでしょうね。

勉強って思ったよりも重労働ですし。

 

まとめ

共働き家庭の子どもの夏休みの宿題は、最初に親が管理するのがいいかなと思います。

子どもが自分で計画するって言っても、計画表を確認したほうがいい。

子どもと相談しながら、もっとやりやすい方法があればそのほうがいいですしね。

わが家も子どもの夏休みの宿題、きちんと終わらせられるように時折確認するつもり。

 

 - 仕事をするための準備, 環境づくり