ワーママの私が疲れた仕事やめたいと思ったとき。働く主婦はもっと頼って弱音を吐いていい
私は、第一子のときに産休と育休をとって職場復帰して、第二子を妊娠したタイミングで正社員をやめました。
今は在宅で働いているので、「仕事を変えた」っていうのが正しいかもしれません。
んで、フルタイムのワーママとして働いていた約2年間。
毎日疲れていて、何回も仕事をやめたいと思ってました。っていう話。
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目次
ワーママが疲れた、仕事をやめたいと思うのは普通であり当たり前である
最終的に私がフルタイムの仕事をやめたのは、「疲れた」以外にもたくさんの理由があって、今でも思うことはたくさんあります。
≫≫私が走ったのはマミートラック。ワーママの働きやすさを選べる時代になればいいと思う
「本当はもっとうまくやれてたんじゃないか」
「あのとき、こんなふうに考えてたら良かったんじゃないか」
今でもときどき夢に出てくるくらい、ごちゃごちゃと迷いながらの時期だったんですよね。
子育てに関しても、一人目でなんかよく分からないことだらけだし。
子どもを持ちながら仕事と家事をしていくのも始めてのことだし。
俯瞰して見れる今では、あのときの自分の出来の悪さがよく分かるんですが、当時は必死ですしね。
今同じ状況になったとしても、結局は同じようにしかできないんじゃないかとも思います。
私が仕事に疲れたやめたいと思った理由
うーん、あげていったらキリがないし、すでに辞めてる私としては言い訳チックになってしまいそうですけど。
ワンオペはフルタイム乳児持ちにはきつかった
生活面ではこれに尽きる。
わが家は旦那さんが激務だったので、平日の手助けは一切期待できない状態だったんですよね。
一例をあげてみるならば
・平日に食事を作ったことがない
・平日に皿を洗ったことがない
・子どもの送り迎えをしたことがない
・保育園の呼び出しに応じたことがない
子どもが朝起きてから夜寝るまでの間、旦那さんの手を借りたことはほとんどありません。
ゴミ出しくらいはあったかな。
それでも、ゴミをまとめるのは私で、旦那さんは収集場に置きに行くだけです。
旦那さんの仕事がキツイのは分かってたし、仕事を続けたかったのは私なので、文句は言えない。
座れるのは、子どもに授乳してる間だけっていう状況でした。
わが家、保育園に行っても授乳は続けてたので。
土日は、次に始まる一週間のための作り置きおかずで大半が潰れ、子どもを遊ばせに行って。
気を張ってたからか、自分が熱を出しても、会社の人に言われるまで気づかなかったりでした。
思っていた仕事と現実の仕事との違い
出産前は、子どもがいてもがんばって仕事すればなんとかなるはずって思ってました。
でも思ったよりもかかってくる、保育園からの呼び出しコール。
周りの人はみんな「早く帰ってあげな」って言ってくれて、それに罪悪感を抱くこともありました。
半面、「私はそんなに帰ることはなかったけどね」っていう子持ち女性上司に、悲しくなったり。
自分でもよくわからないけど、みんなと同じように仕事できないっていう焦りはいつもありました。
営業なのに、数字をもたせてもらえないとか。
私は完全なるサポート役でしかないというか。
きっと「いなくてもいい」「もしいたらラッキー」私の立ち位置ってそれくらいのもんなんだなぁと。
でも、そう思われてないと働いていけないんだよなぁと。
それでも、きちんと働いていたかったなぁと。グチャグチャ。
毎日疲れて、自分の時間もほとんどなくて、それでやりたかった仕事はこれなんだろうか。
出産前のように働けるのは何年後?15年後?それまでこの状態?と。
子どもと仕事のバランス
うちの子、行っている保育園の中で「一番早く登園、一番遅く降園」の子だったんですね。
0歳児クラスだったんですけどね、大きい子たちよりも保育園にいる時間は長かったんです。
もういろんなふうに体調を崩して、入院もしたし登園拒否反応出すし。
最終的に、保育園に行く時間になると全身にじんましんが出て、痛いと泣き出すようになりました。
痛い場所はそのときによって違って、腰だったり肩だったりします。
病院に行くと「異常はないのでストレスじゃないでしょうか」
・子どもには負担をかけている
・私は自分自身の仕事の意味を見失っている
・毎日疲れてバタバタして、家の中もグチャグチャ
あんなに天職だと思っていた仕事だったけど、天秤にかけると仕事のほうが軽い。
ワーママフルタイムは疲れてしんどくて辛くて当たり前である
途中でリタイアしてフルタイム出勤を辞めてしまった私が言わせてもらうならば。
乳幼児抱えて、フルタイムで働いてご飯も作って洗濯もして掃除もするなんて、神かよと。
もはや、先の見えない修行を毎日フルスロットルでやってるみたいなもんですよね。
保育園の呼び出しがあって、仕事放棄したいと思うわけないじゃないか。
子どもが風邪ひかないように、気をつけてないわけないじゃないか。
残業せずに帰れてラッキーなんて、思ってるわけない。
中途半端なままの仕事をそのままにして帰りたいなんて思うわけない。
子どもには手をかけた料理を、本当は食べさせたい。
ゆっくり過ごす時間を、本当は毎日でも作ってあげたい。
でも、全部できるわけない。
周りから見ると、普通に暮らしているように見えて、「スゴイよねー」なんて言われてさ。
子どもが朝にぐずった日の状況、考えたことある?と。
体調悪いのに保育園に預けて、子どもの泣き声後ろで聞きながら自転車こぐとき知ってる?と。
上司の冷たい目線に、保育園に向かいながら悔しくて泣いちゃうの見たことある?と。
ワーママは辛い。ワーママはキツイ。でもだから、ワーママはすごい。
私には無理だったので、余計にそう思います。
働く主婦は頼れ、吐き出せ。疲れたと大声で叫んでもいい
今になって、ものすごく思います。
ワーママはもっと頼っていいし、吐き出してもいいはず。
「こんなにがんばって、こんなに疲れていて、こんなにも大変なことを毎日してる!」
私のフルタイム時期のあの約2年間は、人生の中で一番バタバタと動き回っていた時期でした。
おそらく今「ワーママでいることが疲れた」と思っている方も、今が人生の中で一番がんばっている時期です。
だからこそ、いろんなものに頼っていかなきゃ自分ばっかりがすり減ってしまいます。
ご飯なんて、できるだけ楽にすればいいと思う。
≫≫家事育児、仕事の両立を楽にするママの時短便利グッズ!使えるものは全部使って時間の余裕を手に入れよう
それで「手抜き」と言われるんなら、じゃあお前がやってみろよっていう。
完璧にしようと思う必要なんてまったくないと思う。
≫≫家事育児と仕事の両立は完璧じゃなくてもいい。働きたい主婦は「両立できない」から始めよう
今は「いつこの状況が終わるか分からない」状態かもですが、子どもは成長していきます。
1人でお風呂に入れるようになるし、1人で着替えられるようになる。
次の日の準備を自分でできるようになるし、水筒を自分で洗えるようになる。
お風呂掃除ができるようになるし、ご飯を炊飯器で炊けるようになる。
一つずつママの仕事を子どもが助けてくれるようになって、少しずつ楽になっていきます。
それまでの間は、多少部屋が汚れていてもアイロンがかかっていなくても、目をつむってしまえばいいと思います。
まとめ
正直、仕事の面ではワーママにはできることの限界があると思います。
お迎え時間が固定されているので、もうこれは仕方ないです。
が、それ以外で楽できること、頼れることは全てやって、せめて気持ちに余裕ができるように。
一日の中で、ゆったりと座れる時間ができるように。
フェードアウトしてしまった私としては、そんなふうに思います。