ママキック

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派遣は小さい子どもがいると不採用?子持ちは厳しいがコツはあると思う件

      2018/09/27

私たち主婦が仕事を探すとき、すべての基準になるのは子どものこと。

小さいうちは保育園への送り迎えができる時間までしか働けないですし、そうなると働く地域も限られてきます。

小学生になってもまだ、低学年のうちは留守番させるのは怖いし、一緒にいなきゃなこともあるし。

子持ち主婦が仕事を探しやすいと言われている派遣ですら、「小さい子供がいると不利!」「すぐ不採用になる!」という声を聞くことも。

実は派遣って、子持ちには厳しいの?っていう話。

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派遣は本当に小さい子どもがいると不採用になるのか?

私が派遣を利用したのは、まだ独身の20代のとき。

新卒入社で入った会社をやめちゃって、その後に紹介予定派遣を使って入社しました。

≫≫第二新卒は正社員への転職を諦めてはいけない。希望の仕事を見つけた私の体験談

そのときの会社へは本当にいろんな派遣会社から集まっていて、全部で50人近くいたんじゃないかと思います。

たぶん、紹介予定派遣っていう制度が浸透する前のことだったと思います。

 

そのときの肌感というか、集まっている派遣社員の人たちを見た感じは、「小さい子供がいると不採用になる」というよりかは、「子持ち主婦には不向きな職種がある」という印象でした。

そのときの募集は紹介予定なので、基本的には正社員と同じような働き方だったんですね。

もちろん残業もあるし、頼まれたら休日出勤もありうる。(実際にはなかったけど)

そういう案件だったので、既婚者はいましたが子持ちの方はいませんでした。

おそらく、小さい子供がいる主婦はそういう仕事は選ばないんだろうと思います。

 

派遣の求人の中にも、子持ちで働くことを想定しているような会社もあれば、そうではない会社もある。

「子どもがいる」ということがすなわち「不採用」というわけではなく、いかに「子どもがいても働ける仕事」の中で探していくかっていうことだと思うんですね。

そして、「子どもがいても働ける仕事」という適正を備えたものであれば、そこからは条件や能力が左右していくんじゃないかと。

もしどんな仕事でも独身で若い人だけを採用していくのであれば、主婦の派遣なんて誰もできないです。

私の周りのママ友さんの派遣社員は、どんな裏技使ったんだ?!って話になりますしね。

 

子持ち主婦の派遣は厳しいことに変わりはない。が、厳しいだけではない

本人の能力とかスキルとかキャリアとか、そういうのは置いておきまして。

子持ち主婦っていうのはやっぱり、就職には不利な点があります。

これはもう仕方ないですね、だって子どもがいるんだもん。

・子どもが病気になったら仕事は休みたい

・子どもの行事のときはできれば休みたい

・もしかしたら呼び出しがあるかも

・残業や休日出勤はできないことが多い

こういうことは独身ではありえない条件ですし、雇用側としてはそりゃあ、目処が立つ人のほうがいいでしょう。

究極、子どもか仕事かどっちか選べって言われたら、すべてのママは子どもを選びます。

そういうのって、仕事を探すうえでは不利になっちゃいます。

 

でもそういう「変えられない不利な部分」を持っているからこそ、派遣なんですよね。

派遣のメリットの1つは、仕事を仲介してくれる担当者がいること。

実際に働く会社の人ではないので、踏み込んだ相談もできますし、正直な意見も言ってくれます。

まずは、派遣の営業担当者の方へのアプローチを知るのも大事かなと思います。

≫≫派遣の担当はいい加減?合わない担当の体験談とそれでもメリットはあるという話

そして、不採用になる原因をできるだけ潰しておくのも大事。

 

主婦が派遣で不採用にならないためにしておきたいこと

能力とか資格とか勤務時間の条件とか、そういうのを別にすると、子持ちであることの不利な点は「子ども関係での欠勤や早退」に尽きるかなと思います。

突然の欠勤や早退は、やっぱり会社にとっては迷惑。

それであれば、子持ち主婦が派遣で採用されるためにするべきなのは、「できるだけ仕事に影響しない子育てができる」ということをアピールすることかなと思います。

・病児保育を利用する

・病後児保育を利用する

・緊急のときは実家の父母に助けてもらう

・ファミサポなどの公的サービスを使う

すべてを補うことはできないにしても、急な欠勤などはだいぶ防げるんじゃないかと思います。

特に最近は、働くママ向けの託児サービスが増えてきています。

事前に利用してみて、どんなものなのかを知っておくといいかも。

 

子どもを預けられる場所をいくつか探しておこう

「念のため」「万が一」それでも、預けられる場所があると思うと気持ちが変わります。

ファミサポは早めの登録が必要。仕事を始める前にぜひ、お試し利用しておきたい。

その他にも、民間で相互預かりの仕組みがあるサービスも。

≫≫元気なのに学校が休日!幼稚園が振休!仕事復帰前にセカンド預け先を考えておこう

面接のときに「預けられる場所を数か所確保しています。」と言えるように。

仕事に影響が出ないようにしているということが、面接官にも伝わるようにしたいです。

 

ときには、「元気なのに預け先がない」という場合もあります。

保育園や学校って、ひょんなときにお休みになったりしますしね。

そういうときのためにも、3ヶ所くらい預け先を見つけておくと安心。

 

旦那さんの理解と協力も求めよう

子育てをしながら働いていく上で、もっとも助けになってくれるのはやっぱり旦那さんです。

一番身近ですしね。

「仕事にできるだけ影響しない子育て」には、旦那さんの理解と協力は不可欠です。

子どもを旦那さんに預けて出勤できるかどうかは、旦那さんにかかってます。

たぶんここ、けっこう重要です。

≫≫仕事復帰後の家事育児の分担は?旦那さんの協力は必須!うまく協力してもらうには

 

まとめ

・小さな子どもがいても働ける仕事を選ぶ

・派遣の営業担当者に味方になってもらう

・急な欠勤をできるだけしない体制をととのえる

・家族にも協力と理解を求める

嘘をついて「できます!」というのは簡単だけど、実際に働き始めてから困るのは自分。

かといって、何度も不採用が続くのは心が折れちゃう。

 

子どもと仕事のバランスって、ちょうどいいラインが人によって違います。

自分にとってのバランスが取れるように、考えていけばいいのかなと思います。

「病気の子どもを預けてまで仕事なんて…!」

もしそう思うのであれば、まだ働く時期じゃないのかもだし、仕事探しの方法は派遣じゃないのかもしれない。

もし将来のために、今から少しでも働くことを望むのであれば、子持ちだからこそ派遣は探しやすいのではないかなと思います。

≫≫主婦向け派遣会社のおすすめ一覧

 - 仕事をするための準備, 採用されるために, 主婦の働き方, 派遣