育休中は旦那の給料じゃ足りない!そんなときの2つのアイデア
出産にさいし産休と育休をとって、職場復帰を考えている女性は多いと思います。
このご時世、妻が働かなくても家計は安泰!って世帯は少ないはずだし、教育費は増していく傾向にもあります。
育休中の制度はいくつかあり、今までの給料の何割かはもらいながら子育てができます。
ですが、あくまでも「今までの何割か」
('ω')「育休中、旦那の給料だけじゃ生活が不安…」
そんなときに知っておきたいこと、生活に余裕をもたせるためのテクなどのまとめです。
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目次
育休中のお金事情。いくらもらえるの?
ではまず、産休育休合わせていったいいくらもらえるのか?ということからおさらいしてみましょう。
情報は2019年4月現在に基づくものです。
産休中にもらえるお金
大きく分けて二つ。
・出産手当金
・出産一時金
出産手当金
育休を取らないという人でも、産前産後は休業するという方がほとんどですよね。
特に、産後8週間の休業は例外を除き、休まなければいけない期間とされています。
('ω')「休むのはいいけど、お給料が出ないと困る!」
ただ、ほとんどの会社では産休中のお給料が出るわけではありません。
それでは困る!
ということで、加入している健康保険の中から『出産手当金』という形で支給されます。
出産手当金は、出産予定日の42日前から出産後56日までの98日分。
双子以上の多胎の場合は、出産予定日の98日前からが対象期間になります。
ちなみに「出産予定日の」というところがポイントで、予定日から遅れたらその分の日数も、出産手当金の対象になります。
第一子の出産日は予定日よりも遅れがちなので、その分多くもらえるかもってことですね。
私の場合は1週間遅れたので、7日分多くもらえたっていう。
もらえる金額は、今までもらっていた金額の約3分の2。
この計算式で1日分の金額が出てくるので、それに98日をかけると手当金の額が出てきます。
ざっくりとですが、額面給与が25万円の場合は約56万円。
額面給与が20万円の場合は、約43万円。
申請後、1か月~2か月ほどで一括で指定口座に振り込まれます。
出産一時金
出産は病気ではないので、保険が使えません。
何十万もする出産費用は、準備しておくのも大変なんですよね。
そのため、出産費用については健康保険から助成金が出る仕組みになっています。
基本的な支給額は42万円ですが、入っている健康保険組合によっては付加される場合もあります。
私の場合は、たしか2万円くらいプラスでもらったはず。
育休中にもらえるお金
育休中のもらえるお金は、育児休業給付金がメイン。
注意しておきたいのは、
・育児休業給付金をもらうのには条件がある
・育休中全期間もらえるとは限らない
会社の規定でもし「子どもが3歳まで育休がとれるよ」となっていても、給付金がもらえる期間は決まっています。
育休中は全期間において給付金がもらえるというわけではないので、注意です。
育児休業給付金
育児休業給付金をもらうためには、
・1歳未満の子どもがいること(延長する場合は例外)
・雇用保険に加入していること
・育休前の2年に、1か月11日以上働いた月が12か月以上あること
・育休中に、休業前の賃金の8割以上の賃金をもらっていないこと
・育休中に一か月10日以上働いていないこと
正社員であるかどうかは関係なく、契約社員やパート勤務であったとしても、条件にあてはまれば支給されます。
給付金がもらえる期間は、基本的には子どもが1歳になるまで。
ですが保育園の事情などにより延長する理由がある場合は、子どもが2歳になるまで支給してもらうことができます。
支給額については
育児休業給付金の支給額は、支給対象期間(1か月)当たり、原則として休業開始時賃金日額×支給日数の67%(育児休業の開始から6か月経過後は50%)相当額となっています。
賃金日額は、育児休業開始前6か月の賃金を180で割った数。
分かりにくいですが、直近6か月の平均月額が20万円だとすると
20万円×67%=13万4千円
6か月経過後からは50%になるので
20万円×50%=10万円
月額20万円の人がちょうど12か月育休をとったとするともらえる総額は
13万4千円×6か月 + 10万円×6か月=140万4千円
実際にはこの金額から上下する可能性もありますが、ざっくりとした金額だと思ってみてください。
もっと詳しい金額を知りたい方はこちらからどうぞ。
育休中、旦那の給料だけじゃ足りない!そんなときにしたいこと
育休前の給与額によって大きく変わりますが、やっぱり働いていたときよりは収入が下がります。
赤ちゃんができて出費は増えるのに、給料は減ってしまう。
そうなると、とたんに生活が窮屈になっちゃうんですよね。
今までは気にせずに使えていたお金が、節約しながら計画的に使うようになります。
('ω')「生活していけない…!」
また仕事に復帰するまでのしばらくの間、旦那さんのお給料だけで生活していけるように。
今のうちにスリム化をしておくと、復帰してからの貯蓄額に変化があります。
仕事が始まるとバタバタして、お金の管理どころじゃなくなっちゃいます。
「お金が…!」と思っている今だからこそ、ぜひ着手してみてはいかがでしょうか。
今の家計を見直してみよう!目指すは固定費削減!
節約しなきゃ!と思うと、どうしても手軽に減らせる変動費に目が向かいがち。
食費や日用品代などなど、こういう費用は買わなきゃ安く済ませることはできるんですが、継続できないのが困りもの。
毎日の無理な節約は、精神的に余裕がなくなってしまうし、赤ちゃんがいるならなおのことそれって良くない。
まず最初に手を付けたいのは、固定費です。
・医療保険や生命保険など
・携帯などの通信費
・家賃
一度見直して無駄を省いてしまえば、あとは何もしなくても毎月いくらかの節約に。
スーパーをはしごしなくてもできる節約が、固定費の節約なんですよね。
医療保険や生命保険
こちらは、出産を機に見直されている方も多いかもしれないですね。
もしまだの方は、ぜひお早めに。
保険会社によって、同じような補償内容でも価格が違うことがあります。
環境が変われば、必要な保険が変わることもあります。
保険は人生で、家に次いで2番目に高い買い物だと言いますしね。節約効果は大きいです。
最近は街中にも保険の相談窓口がいくつもありますし、なかなか外出できない場合は自宅や自宅近くまで来てくれるFPさんも。
利用してみるといいかもしれません。
≫≫保険マンモス
通信費用
今大手キャリアを使っている方は、ぜひ格安スマホの検討を。
1万円かかっていたスマホ料金が、場合によっては2分の1以下になることも。
毎月の数千円ずつの節約が、最初の契約だけでできるっていうのはものすごい節約効果です。
ぜひぜひ、通信費用も見直しをしてみてくださいね。
育休中のプチ稼ぎ!無理ない範囲でやってみよう
育休中にお小遣い稼ぎをしているママって、けっこう多いもの。
家計がちょっと厳しい…。そんなときの生活費の足しにするためってのも大きいかもですね。
こればっかりは会社の副業規定や給付金の条件もあるので、誰でも自由にできるというわけではありませんが、可能な方はやってみても。
≫≫産休中や育休中でも仕事したい!注意点とおすすめの副業のまとめ
育休中は子どもも小さいし、預け先も簡単には見つからないだろうと思います。
旦那さんが帰ってきたら夜間バイトに…っていうのは、体に負担がかかりすぎるのでやめておいたほうが無難。
精神的にも体力的にも、一番負担が少なくできるのが在宅ワークではないかと思います。
お家でできる仕事であれば、子どもが寝ている1時間、休日にパパが散歩に連れて行ってくれている30分の間を仕事時間にもできますもんね。
もちろん無理は禁物ですが、時間のコントロールはしやすいのではないかと思います。
私も長い間やっていた在宅ワーク、詳しくはこちらからどうぞ。
まとめ
育休中にもらえる給付金の額は、休業前の給料の約6割~5割。
('ω')「そんなんじゃ、生活できなくなっちゃう!」
そう思う場合は、家計の見直しや育休中のプチ稼ぎを検討してもいいかなと思います。
環境によってできることは様々ですが、やってみたらなんとかなることもたくさん。
できることから一つずつ始めてみてはいかがでしょうか。