共働きの休日の家事分担と過ごし方。休めない週末をどう変えていく?
共働きをしていて特に子どもがいると、使える時間に対しての作業量がものすごく多くなります。
母親としては、優先したいのは家事や自分のことではなく子どものこと。
そうすると、平日の家事を極力減らして子どもへの時間に回し、そのツケを休日に回収するしかないんですよね。
共働き家庭の休日の家事分担と過ごし方について。
スポンサーリンク
目次
共働きはどんな休日を過ごしている?家事分担と母親の負担は
わが家の場合もそうですが、そもそも男性と女性では「気づく」「気づかない」に差があるんですよね。
女性は敏感で男性は鈍感とまではいかないですが、こと家の中のことに関しては、気づかない男性が多いのではないかと思います。
例えば、明日着ないといけない洋服は前日の朝に洗濯しないといけなくて、そのためには前々日の夜には洗濯カゴに入れとかなきゃ、とか。
夜の8時に子どもを寝かせるためには、6時からご飯を食べ始めなきゃいけなくて、そのためには5時からは夕食を作り始めなきゃ、とか。
細かいことを言えば、掃除や買い物の時間や場所についても、数時間先のことを見越した行動については女性のほうがたけているかなと思います。
共働き家庭の休日の過ごし方についてもそういうのが出ているのかなと思います。
SUUMOジャーナルの調査によると、「共働き夫婦の理想の休日」について
ママは「自宅で一人でゆっくりしたい」(42.8%)、「一切家事をせずくつろいで過ごしたい」(31.2%)、「外出して一人で過ごしたい」(20.2%)がパパと比べて高くなっている。
(中略)
一方パパでは、「自宅で家族とゆっくりしたい」(44.7%)が最多で、「自宅で一人でゆっくりしたい」(35.0%)、「外出して家族と過ごしたい」(34.7%)、「自宅で子どもと遊んで過ごしたい」(32.5%)の順に多くなっている。
ママの回答の多くは「1人で」「家事をしない」というのがキーワードに。
共働きママの理想は「家事をせずに一人の時間を持つ」ということですね。
同じ調査では、ママの約8割が平日に約2時間の家事を、ママの半数が休日に約4時間の家事をしているという結果が。
パパの家事時間は、だいたいママの半分くらい。
これをもって「共働きなのにパパはずるい」という気持ちになっちゃうんですよね。分かる。
でもそれは、「パパは気づかないけどママは気づいてしまう家事」の多さも原因のひとつじゃないかと思います。
マメな旦那さんは違うのかもだけど、わが家のパパは、休日に布団のシーツを洗うなんて頭によぎることもしないし、実際に洗ったこともありません。
気づいてしまうがゆえ、きちんとしたいがゆえの不公平感は、共働き夫婦にはやっぱりあるんですよね。
家事の可視化は必要か?向いている家事を見つけるのも良いのかも
共働きのママにとって、一番助けてもらいやすいのが旦那さんです。
協力してやっていかないと、家事と子育てと仕事の両立なんて辛くなるだけです。
旦那さんとの家事の分担で、一般的に言われているのが家事の可視化。
一日にしなければいけない家事を書き出すと、分担しやすくなるよってやつですね。
≫≫パパの意識を変えるのは難しい?すべてはバランス。家事分担育児参加のためにはママの意識も変えていけ!
わが家はこの方法はなかなかうまくいかなくて、結果的に私の声掛けによる旦那さんへの家事促しに変わっています。
というのもですね、家事には向き不向きがかなり大きくて、「私がやったほうが早い」「なんでできないの」のストレスがけっこう大きかったから。
言っちゃうと、旦那さんのやる気が著しく損なわれるやつですね。
でもだって、私が普段やってるんだから、やる気になればできるでしょうよって思っちゃうんだもん。
わが家の場合は、料理は私のほうが確実に効率的。
でも、片付けや掃除に関しては旦那さんのほうが100%そつなくこなします。
・私が料理をしている間にリビングの片づけをお願いする
・子どもを巻き込んで掃除をお願いする
やり始めるとやりきらないと気が済まないわが家の旦那さん、水回りの掃除なんて、休日だけでいいんじゃないかと思えるくらいキレイになります。
「ちゃんと掃除しろよ」の声には、耳にフタ。
なんとなく女性は、「これやって」と言ったことをすぐにしてくれないとヤキモキしちゃう。
そういうことってないですか?
その後は違うことをしなきゃいけないから、今すぐにしてほしいのに!っていう。
そういうのは旦那さんには頼まないようにしていて、2時間後くらいまでに完了してくれたらいいと思っているようなことを頼むようにしています。
「頼む」っていう言い方がもうすでに…かもですけど。
共働きだからこそ平日の家事のやり方を考えよう
たまには一人でいたいなと思うときもありますが、基本的に私は子どもと一緒にいるのが好きです。
子どもが家にいる時間は一緒に家にいたいし、出かけるのなら一緒に出かけたい。
1人でいても子どものことが気になっちゃうので、それならずっと一緒のほうが気分が楽です。
だからこそ、休日にはできるだけ家事を溜めこまない努力が必要なんですよね。
と言っても、私は家事全般において得意なものがないですし、大ざっぱでナマケモノです。
ですが毎日10分、これ!と決めた家事をするだけでも、休日の家事量がかなり減ります。
・お風呂を上がる直前に風呂場の排水溝の掃除
・寝る前の10分でリビングの片づけ
・10分早く起きてキッチンの水回り
できない日もあるし、できる日もある。やりたくない日は目をつむる。
子どもができることは子どもにやらせて、できるだけ手を出さない。
平日にできなかった場合は、子どもと一緒に休日に掃除タイムを作る。
母親だけが多くの家事量を担うのは不公平だし、第一疲れる。
疲れたら顔にも出るし行動にも出るし、誰にとってもメリットはまるでないんですよね。
子どもが小学生になった今では、ゴミ出しやトイレ掃除など、できることは手伝ってもらうし、手伝うべきだとも思う。
大きくなるにつれて家事分担は、「旦那と私」から「家族全員」に変化していきます。
だんだんと母親の家事量も減っていくはずなんですよね。
共働き家庭の休日の過ごし方。わが家の場合
今ではわが家の子どもたちは二人とも小学生。
子どもが本当に小さいときに比べると、休日の過ごし方はだいぶ変わってきました。
とても楽になったし、前よりもずっと負担が少なく、楽しくなりました。
小学生の子どもがいるわが家の休日の過ごし方
平日は基本的に掃除機と洗濯しかしていないので、残りは休日に。
休日1日目
午前中は、子どもたちの勉強タイム。(予定によっては2日目になることも)
その間に私は、買い物や洗濯、掃除などをすませちゃいます。
予定がなければ朝遅くまで寝ているので、かなり適当な家事。
時間があれば、昼ご飯や夕ご飯の下ごしらえまで終わらせちゃいます。
午後はお出かけが多いです。
子どもが友達と約束をしている場合は、私は1人でまったりとする時間。
約束がなければ、家族で外に遊びに行くことが多い。大きな公園やイオンモールなどなど。
晩ご飯の下ごしらえをしているときは帰るけど、そうじゃなければ外食することも。
帰宅してからの家事は、旦那→お風呂、子ども→洗濯もの、私→ご飯。
無駄に急いでいる雰囲気を見せつけて、強引に分担させます。
休日2日目
基本的に、1日はまるっとあけていることが多いです。
常備菜を作ったりすることもあるし、朝から遊びに行くこともあるし、習い事の振替が入ることもあります。
お昼をレトルトにしちゃうこともあれば、旦那さんが作ることもあります。
うーん、考えてみれば私、あまりちゃんと家事をしていないですね。
たぶん、良くない部類です。猛省せねば。
平日も休日も完ぺきな家事は不可能。適度に手を抜くことを覚える
平日も休日もきちんと家事をして、理想の休日も過ごしてっていう完ぺき主婦は不可能です。
ある程度は手を抜いて過ごさないと、疲れます。「疲れる」はワーママの絶対的NGワード。
使えるものは使って、効率よく休むようにしてください。
≫≫共働きで小さい子どもがいれば宅食サービスはマスト!家事をしっかりしたい人ほど使うべき理由
≫≫ワーママの家事手抜きのコツは?工夫して効率よく終わらせちゃおう!
しんどくなったら「しんどい!」やりたくなかったらやらない日を作っても大丈夫です。
気になってしまうのは仕方ないですが、気にしない努力も必要かも。
楽にゆったりと気を負わずに、やっていけたらと思います。