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共働きの子どもは習い事が上達しない?練習時間をコントロールするには

   

共働き世帯にとって、子どもの習い事は難儀な存在です。

「何を習わせよう…」「何が向いてるんだろう…」

それ以前に、平日の時間が限られている中で習い事をさせていけるのか?っていうやつ。

それももちろん重大問題ではあるんですが、それとは別に「上達しない子の習い事に時間をさくこと」への疲労感ってあると思うんですね。

共働きの子どもの習い事が上達しないとき、親はどうするのか?という。

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子どもの習い事が上達しないのは練習時間と向き合う時間が少ないからではないか

ベビーシッター会社であるキッズラインの調査によると、共働き家庭の人への「習い事をさせているか」という質問に対し、

・やらせている:63.1%

・やらせようか検討中:29.8%

・やらせようとは考えていない:7.1%

データ引用:キッズライン『習い事・保けいこに関する調査』

じつに9割以上の共働き家庭が、子どもの習い事に対して前向きに考えているということが分かります。

キッズラインがベビーシッター会社であることを考えると、回答者の母数はおそらく小さい子供の親だと思われます。

それを考慮すると、小学生家庭だともう少し比率が高くなってくるんじゃないかと思います。

 

また同じ調査では、

「共働き家庭で習い事をさせている方は、もっと習い事を増やしたいですか?」

・増やしたい:59.6%

・今のままでいい:37.3%

・減らしたい:3.1%

データ引用:キッズライン『習い事・保けいこに関する調査』

最近は習い事をしている子どもが多いがゆえに、できることが多い子ばかり。

昔とは比べ物にならないくらい、突出した特技がある子も少なくありません。

学校の授業でみんなに遅れをとらないためにっていうだけではなく、その子が好きなことや得意なことを伸ばしてあげたいとも思います。

 

ですがやはり、ここで出てくるのは送迎問題。

平日の時間がない中での送迎は、母親にとっては大きな負担でもあります。

('ω')「忙しい中での送迎なのに、子どもはあまり上達しない…」

これだけやっているのに何で?!もっとやる気だしてよ!と思うこともしばしばです。

 

共働きだから習い事が上達しないわけではない

どんなことでも、「やっていれば上手になるレベル」ってあると思うんですね。

うちの子のクラスメイトに、アイススケートを習っている子がいるんですね。

「あの子スケートが超上手なんだって!」とうちの子は言うんですが、そりゃあ、やってるんだから上手だろうさ、と。

やっていない未経験者から見れば、定期的に練習している子はそら上手だろうっていう。

一定レベルを超えると、そこからはセンスや才能が必要な世界。

ですがそこまでの段階では、「できるまでやる」っていう練習量による影響が大きいと思うんですよ。

センスがある子のほうが上達は早いかもですが、努力によってまかなえるラインがあるはず。

 

小さいうちの習い事の出来不出来は、単純に練習量によって左右されます。

要は、どれだけ自宅で練習をするか?っていうのが、上達を決めるのではないかと。

 

共働きのママは、専業主婦のママに比べると平日に子どもと向き合う時間が限られています。

だからといって、共働きママの子どものほうが習い事が上達しないっていうわけではない。

仕事を持っていないママでも、自宅での時間の使い方によっては、習い事が上達しないことだってありえます。

共働きの方が子どもの習い事を上達させてあげたいと思う場合、時間の使い方が何よりも重要かなと思います。

 

子どもの習い事の練習時間はどうやってる?ピアノ、ダンスなどは積み重ね

子どもの習い事の上達のためには、自宅での練習が不可欠。

長い時間でなくてもいいので、毎日少しの時間をコツコツと積み上げていくことが重要です。

10分でも15分でも、続けていけば必ず、あるときフッと上手になるときはあるんですよね。

スイミングなどの自宅ではやりにくいものは仕方ないかもですが、ピアノやダンスなどの自宅でもできるものについてはぜひ、時間をとるようにしてみてください。

 

わが家の子どもの習い事の練習時間

わが家の場合、夕方~夜にかけての時間があまりないので、有効活用できるのは朝。

6時に子どもを起こして、朝ごはんを食べる7時までの1時間が、子どもの習い事に取り組む時間帯です。

もちろん朝起きられないときもあるし、朝ごはんの用意に手間取ってしっかりと見てあげられないときもあるけど。

それでもできる限りはそばで見てあげるようにしています。

 

うちの子はスポーツをしているんですが、外に出て一人につきっきりというのが難しく。

下の子もいるので、なんとか家の中でできそうな練習方法を考えてやらせるように。

上の子を見ているときは、下の子には「○○をしようか」と言ってやらせておく。

下の子を見ているときは逆に、上の子が1人でもできそうなことを提案してみるっていう感じです。

それぞれが10分~15分程度なので、時間にしてはわずかなもの。

それでも習慣になってくると、「ママ、今日練習してない!」ってなってきます。

こうなったら儲けもので、親が見てなくても自分でやるようになるんですよね。

 

子どもによって上達はスモールステップ。でも気づく瞬間がある

うちのは二人子どもがいるんですが、どちらもセンスがあるほうじゃないんですよね。

だから上達するには、普通の人の何倍も練習しないと追いつけません。

技術を飲み込んで理解するのに、ものすごく時間がかかるんですよね。

んで、そういう子の特徴が、「上達がほんとにスモールステップである」ということ。

小さな一歩すぎて、本人では上手になっているのかどうか分からないレベルです。

 

毎日毎日隙間時間を見つけて練習して、それでも他の子が1時間で習得するようなことができるようにならない。

「やりたい!」と言って始めた習い事なのに、本人のやる気が著しく低下することもしばしば。

わが家の場合は、6か月。

毎日とは言えないけど、週5くらいで練習してやっとできるようになったんですよね。

そんで先生からも「上手だね」とか言われちゃったり。

努力が実った瞬間です。

 

子どもに習い事をさせるメリットはここに集約されていて、「努力すればできるようになる」と。

大人になると、努力しても結果が出ないことなんてザラにあります。

子どものうちに、努力による成功体験を味わってもらうには、習い事の存在がいかに便利かっていう。

毎日の練習は、親にとってはどうしても負担です。

でも本気で取り組んで「できた!」や「認められた!」な体験は、負担を補っても余りあるほど親にとっても嬉しいものです。

 

朝の時間の活用には朝ごはんの時短化がポイント

朝を子どものために使うためには、朝ごはんを時短することがけっこう重要。

簡単レシピの紹介はこちらから。

≫≫共働きの朝ごはん、子ども用のメニューは何?働くママが作るお手軽レシピは?

 

まとめ

ここでこんな腹黒なこと言っていいのか分からないけど、私けっこう、専業主婦ママにコンプレックスがあるんですよね。

('ω')「旦那さんが高収入なんだろうなぁ」

残念ながらこういう小市民なのもあるんですが、一番は子どもにさける時間が多いであろうこと。

学習面や習い事の面。

使える時間が多いほどに、子どもの能力も上がっていくような気がしちゃうんですよね。

 

ですが、共働き夫婦でも時間の使い方を工夫することで、子どもの習い事に寄り添うことはできるはず。

「忙しい親が自分の習い事に真剣になってくれた」という経験は、子どもに良い影響を与えてくれると思います。

イライラすることも多いけど、「できた!」を見るためにがんばろうと思う今日この頃でした。

 

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