突然の学級閉鎖のとき子どもの預け先はどうする?困ったときの案は
毎年、必ず決まった時期に猛威をふるいはじめるインフルエンザやノロウイルス。
だいたいどこかのクラスが学級閉鎖になって、「やばい、隣のクラスだ!」「今年はセーフだった…」
直前までどうなるかが分からないので、まさに運頼みな状態なんですよね。
いきなり学級閉鎖になったとき、仕事を休めたらいいですが、どうしても休めないこともあります。
そんなときの子どもの預け先、どのようにしてますか?
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目次
小学校の学級閉鎖のときの子どもの預け先はどうする?
いざというときのために、働いているママたちは預け先をいくつか確保しているはず。
小学生になると使いにくくなる施設もありますが、それでも一つくらいは準備しているんじゃないかと思います。
ただ振替休日などと違うのは、学級閉鎖は感染予防であるという点。
外出を控えるように言われるのも、人との接触をしないように気遣うのも、保菌者であることを考慮したうえでのことなんですよね。
そのため、普段なら小学生でも預かってもらえるような場所でも、学級閉鎖中は預かれないと言われてしまう場合もあります。
そうはいっても、仕事を簡単には休めない!
その地域や施設によって、学級閉鎖時の取り扱いは異なると思いますので、1つずつ確認してみてくださいね。
民間の学童は学級閉鎖時でも預かってくれる場合がある
市や区が行っている学童は、残念ながら学級閉鎖中の受け入れは行ってくれないところが多いですが、民間が行っている学童であれば、朝から受け入れ可能な場所もあります。
また、学童保育所によっては、市の運営でも受け入れを行ってくれる場合もあります。
通っている学童があるのなら、まずは確認を。
もし通っている学童で学級閉鎖中の受け入れがない場合は、民間の学童をスポット利用できないかを確認しておくといいかもしれません。
☆民間学童☆
市運営とは違い、民間学童は保育料が高くなる傾向があります。
スポット利用できるところとできないところがありますが、その場合でも入会金は必要。
入会金:約1万円
スポット利用料:約1000円~2000円/月
一時利用は人数が限られている場合が多く、学級閉鎖になっている学校の近くでは埋まってしまいやすくなります。
早めの確認が必要です。
病児保育に学級閉鎖時でも利用可能か確認
病児保育は基本的に、小学校6年生までの子どもが利用可能です。
そのため、病児保育所によっては学級閉鎖時でも受け入れてもらえる場合もあります。
それぞれに規定があると思うので、事前に近くの病児保育所に確認をしていたほうがいいかなと思います。
例えば名古屋市の場合だと、こんなふうに規定があります。
①生後6か月から小学6年までのお子さん。
②保護者の勤務等の都合により家庭で保育できないお子さん。(保育所入所児童に限りません)
③病気回復期にある児童又は病気回復期に至らないお子さん。
④医師の判断等により、施設利用が適当と認められるお子さん。
☆注意点☆
・運営が公共機関であるか民間であるかによって、料金が異なる。
・受け入れ人数に限りがある。
・羅漢していない場合、病児保育所で病気をもらってしまう場合がある。
ファミサポは原則不可だが場合によっては受け入れも
学級閉鎖中は、今うつっていなかったとしても「感染している可能性が高い」という状態。
そのため多くのファミサポでは、預ける側も預かる側も、学級閉鎖児童がいる場合には利用することができません。
ただし一部のファミサポではこのような規定がある場合も。
会員双方の合意の上で預かりが可能と判断した場合には援助活動を行えます。
地域によって取り扱いが違うこともあるでしょうが、一度、ファミサポスタッフの方に確認してみてもいいかもしれませんね。
身内に預かってくれる人がいないか確認する
近くに身内がいる場合は、こういうときこそお願いしてみるのはどうでしょうか。
小学生ともなれば、ずっと目を離さずにいてもらわないといけないわけではありません。
危険なことがないかだけのチェックなので、それほど負担はかけないのではないでしょうか。
学級閉鎖になっている期間すべては無理でも、1日だけ、あるいは半日だけでも子どもを見ていてもらえたら、それだけで職場への心象は変わります。
小学校の学級閉鎖で子どもに留守番させても大丈夫?
本来であれば、感染の可能性があるので自宅で様子を見ながらゆっくりとさせるべき。
でも働くママにとっては、そうとばかりも言ってられないんですよね。
本当は家で一緒に過ごしたいけど、パパもママも、どうしても休めないときもあります。
子どもの預け先が確保できなければ、行きつく先はお留守番。
学級閉鎖になったとき、子ども一人で家でお留守番させても大丈夫?
☆学級閉鎖って何日くらいあるの?☆
学級閉鎖になる日数は、具体的に決められているわけではありません。
うちの子の小学校は、1日~3日くらい。
3日も学級閉鎖になったときは、全校レベルでインフルエンザが流行ったときでした。
子どもの留守番も「最悪3日続くかも」と思って対処したほうがいいかもですね。
子どもの体調はこまめに確認を
学級閉鎖になるということは、子どもはウイルスや菌がたくさんいる中で過ごしていたということ。
いつ発症してもおかしくない状態です。
・朝出かける前には体温を測って体調を確認する
・仕事時間中も、こまめに連絡をとって体調確認をする
一番怖いのは、1人でいる間に発症して重症化してしまうこと。
夫婦交互にでもいいので、定期的に体調を確認するようにしたほうがいいかなと思います。
留守番中のルール確認を
学級閉鎖中は、羅漢していなければ元気なもの。臨時の休日にウキウキしちゃう子もいますよね。
親としては安心ではありますが、留守番のときのルール確認はきちんとしておくようにしましょう。
特に、外出を控えるべき学級閉鎖中は、普段の休日のような行動は避けるべき。
きっちりと確認をして、守れるようにしましょう。
子どもの留守番時間を少しでも少なくする努力を
夫婦で話し合ってどちらかが早めに帰ったり、お昼休憩のときに自宅へ帰ったり。
少しでも子どもが一人で留守番する時間を少なくする努力を。
小学校が学級閉鎖になりやすい時期って?気を付けたいポイントは
小学校で学級閉鎖が多くなるのは例年、12月~2月。
インフルエンザや胃腸風邪がはやり始める時期ですよね。
もちろん季節外の大流行というのもあるので一概には言えないですが、寒くなったら警戒しておくべきかもしれません。
もうすぐ学級閉鎖?予想する材料は
ママ友さんネットワークで「○○組が○○人休んでるらしいよ」という情報も非常に重要。
・子どもからの「今日のお休みは○○人」情報
・市区町村のHPの情報
市区町村のHPの中には、「今月の学級閉鎖組数」というのが記載される場合もあります。
それを見ると、今は大丈夫でもこの先はちょっと危険かもっていうのが分かりやすくなります。
はやり始める前の段階で予想できれば、対処しやすくなりますよね。
小学校に学級閉鎖はつきもの。わりきりも必要かも
小学校の学級閉鎖は、仕方ないものと割り切るのも必要かも。
「仕事が休めない!」と焦って、下調べせずに預け先を決めてしまうのも怖いですもんね。
子どもが乳幼児のときも、小学生になってからも、子どもがまだ小さいうちは周りに迷惑をかけることも多くなります。
職場でも、周りの人に助けてもらいやすい環境を作っておくことも大事ですね!