ベビーマッサージの資格はどこがいい?選ぶ基準を値段にすると失敗する
子どもが生まれると、今までよりも子どもに関することへの興味が増すというのはよくあること。
私がベビーマッサージの資格をとったのも、第一子である長女出産後の産休中でした。
ベビーマッサージの教室に通っていたので、「どうせするならインストラクター資格を!」と思ったのがきっかけ。
じゃあ、資格を取るのはどこがいい?というのを、実体験に基づいてまとめてみようかなと思います!
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目次
ベビーマッサージの資格はどこも同じ?何が違う?
ベビーマッサージは国家資格ではないので、さまざまな民間団体が独自の資格を発行しています。
代表的なベビーマッサージ団体の資格についてはこちらを参考にしてみてください。
通信講座もあれば通学制度もあり、金額もさまざま。
自分の生活スタイルに合っていることや、値段が許容範囲内であることはもちろん重要なんですが、「そもそも違いってなんなの?」と。
当時の私は、金額以外の違いが一見しただけではよく分からなかったんですよね。
ベビーマッサージは、赤ちゃんとのスキンシップ。
体に直接触れることで言葉ではないコミュニケーションができ、赤ちゃんの安眠や食欲につながると言われています。
「こうするべきなんだ!」という明確なルールがないものではありますが、リンパの流れを意識したりツボを刺激したりして、より効果を深めようというのがメソッドなのではないかと思います。
私自身、資格を取ろうと思った段階で、子どもを連れていくつかのベビーマッサージ教室に体験に行ってみました。
もちろんそれぞれに特徴(歌いながらとか)はあるものの、手技自体にそれほどの違いがあるとは思わなかったんですよね。
つまり、赤ちゃんへのスキンシップ方法だけを見ると、素人目では大差はないっていうのが私の印象でした。
さてでは、それぞれのベビーマッサージ資格によって何が違うのか?
偏見と先入観にまみれているかもしれませんが、あえて言うなら
・その団体の知名度
・サポート体制
・知識の徹底度
技術そのものというよりも、その前後と資格名の付加価値に差があるんだろうと思います。
ですが、その団体の知名度に関しては、ベビーマッサージについて調べたことがある人にしか分かりません。
権威であることには間違いないんだろうけど、それだけがすべてというわけでもないですよね。
ベビーマッサージ資格はどこがいい?選ぶ基準を値段にしてはいけない
多くの方にとって、ベビーマッサージ資格を取る目的は教室開催かと思います。
インストラクター資格をとって、自宅や近所の公民館などでベビーマッサージを教えるというプチ起業。
子どもがいても働きやすい、主婦にとっては理想的な仕事ともいえます。
ですが教室運営を目的にするのであれば、選ぶ基準を値段にしてしまうのは得策ではないです。
数万円の違いがあるので、安いものに惹かれちゃうんですが、「ここの資格で教室の運営ができるか?」で決めたほうが後々のためになります。
ベビーマッサージの技術習得には通信講座だけでは不安
知識だけであれば、テキストやDVDでしっかりと勉強すればきっと大丈夫。
覚えることは多いですが、基本的なことから学んでいけば可能だと思います。
難しいのは細かい点。
手をどのように使うのか?とか、どの部分を意識して力を入れるのか?などは、実際に対面して学んだほうが効率的です。
そのため、通信講座だけで資格がとれるものよりは、一度でもいいので通学する機会があるものを選ぶべき。
しっかりと自分の手技を見てもらうためには、少人数制であればさらにヨシです。
また、卒業生に向けたフォロー研修などを行っている団体もあるので、そこらへんもチェックポイントです。
ベビーマッサージ教室を内容構成が分かる講座
いざ教室を開催しようと思ったとき、迷ってしまうのが内容構成。
例えば教室が1時間だったとしても、赤ちゃんが飽きてしまうことを考えると、ずっとベビーマッサージばかりするわけにもいきません。
赤ちゃんの気持ちをほぐし、ママたちをリラックスさせるための何かが必要なんですよね。
さて、それってどうすればいい?
トライ&エラーが必要なんだろうとは思うけど、最初って本当にそれで悩んでしまうものです。
私がとったベビーマッサージ資格の団体は、通信+通学がセットになっていました。
通信講座の段階で、同じ資格をとっている先輩インストラクターさんの教室案内があって、見学することができました。
そして通学(1日だった)では、現役インストラクターママさんが来て、教室の流れを実演してくれました。
これはすごくありがたくて、前後に何をすればいいのかっていう技術以外のことが学べました。
申し込みの段階でこういうサポートがあるのかどうかを知るのは難しいけど、口コミなどを調べてみると探れるかもしれません。
教室運営に関してのサポート
ベビーマッサージは、1人のお客さんの継続期間が短いです。
少なくとも2歳までにはみんな卒業してしまうので、回転が早いんですよね。
そのため、ベビーマッサージ教室を運営し続けていくためには、どれだけ新しいお客さんを呼び続けられるかが非常に重要です。
ホームページの作成や集客方法を学べたりサポートがあったりするところを選ぶのは、最重要ともいえます。

また、複数の講座を組み合わせての運営をされている方も多いです。
そういう助言をもらえる団体を選ぶというのも賢い選択です!
そして実際に教室運営をしてから出てくる疑問も多いはず。
そんなときのアフターフォロー体制が整っていると安心です。
まとめ
たとえばベビーサインを習っているママは、ベビーマッサージやキッズヨガなどの興味を持っている場合も多いです。
ベビーマッサージ一つで満足できる収入を得ることはなかなか難しいので、自分ができることと組み合わせたり、その団体で他にとれる資格と組み合わせたりできると運営がしやすくなるかもです。
金額だけで資格団体を選ぶのではなく、教室開催後も見据えて決めるようにしましょう♪