共働きだけど子どもに中学受験!親が管理できることを考える
わが家は共働きとはいえ、「旦那:会社員」「妻:在宅フリーランス」で、私は外で働いているわけではありません。
そのため、夫婦ともに会社勤めの共働きと一緒には考えられないかもしれませんが、子どもに中学受験させることにしました。
狙っているのは、私立中学ではなく国立中学。大学の附属中学です。
合否を気にしないわけではありませんが、それよりも子どもの能力を100%発揮させたいと思うのが親心。
どうやって子どもの受験生活をサポートしていこうか、紆余曲折しながらではありますが考えています。
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目次
昼間の時間を使えない共働きママはどのように子どもの中学受験に向き合うか
会社に行かなければいけない時間が決められているわけではないものの、子どもたちが学校に行っている間は私の仕事時間です。
この時間をさいて子どものために何かをしてしまうと、自分の仕事が立ち行かなくなってしまいます。
睡眠時間を削ってもがんばれるほど、私の今の年齢は若くないんですよね。泣ける。
だから、家庭や子どものために使える時間は、登校前と帰宅後。
その時間をうまく使って、できるだけ家事に時間をかけず、子どもがいる時間は子どもの勉強に向き合う必要があると思ってます。
必要なのは、私がどれだけ時間をうまく使って、子どものサポートの時間に回していけるか?ということ。
小学生になって、ずいぶん私の時間の使い方も雑になってしまったので、また見直していかないといけません。
共働き家庭のわが家が子どもの中学受験を決めた理由
わが家が住んでいる地域では、中学受験のメインは私立中学。
専願(合格したら入学が必須)というだけでなく、専用の対策があり私立に転換するのが難しい国立中学は、この地域においては「リスクが高い」という認識があります。
とはいうものの、授業料がかからない国立中学。
落ちても公立中学校が用意されている中学受験においては、志願者数は非常に多いです。
県内の中学校の中でも、倍率はトップなみに高く、「落ちるのが前提の受検」という立ち位置です。
さてそんな中にあり、わが家が国立中学を選んだ理由は、まずは金銭的なもの。
私がフリーランスという職業柄、収入が安定しないので私の収入はないものとして考えたい。
1馬力ということで考えると、公立中学と費用が変わらないというのは安心感があります。
下の子も受検したいと言ったときのことも考えると、私立の選択肢は難しいなと思いました。
そしてもう一つの理由は、国立中学校は小学校の学習指導要領に準拠したものだということ。
私立中学よりは難易度がかなり下がるので、その分、塾に通う日数が少ないです。
週に一度、土曜日の午後だけなので、送り迎えに苦労することがあまりありません。
そのうえ、「小学校で習ったことを隅々まで勉強する」というのが基本なので、落ちたとしても公立中学校の授業で役立つこともあるでしょう。
わが家は旦那さんが転勤族なので、国立中学校同士の転校が可能という点も大きなメリットでした。
しかし、大きくなったと言ってもまだまだ子どもである小学生。
大学受験とは違い、自分で自分の欲望を律しながらの勉強はできるはずはありません。
親がある程度は子どもの勉強の進行具合を共有し管理しなければ、合格の可能性は極めて低いだろう。
週1の塾に任せているだけでは、無駄な戦いになってしまうなと思ったのは、塾の説明会を聞きに行ったとき。
言うまでもなく、うちの子はそういうタイプではないです!
ワーママはどのように子どもの中学受験に向き合うか
週1の塾の数時間と塾から出される宿題だけでは、勉強時間としては少ない予感。
通知書の中身も合否に影響する国立中学において、しずかちゃんや出木杉君に対抗するには、少しでも多くテストの点数を取れるようにしなければいけません。
子どもが苦痛に感じるレベルはやる気がなくなってしまうからダメ、でも宿題だけでは絶対に少ない。
自分の大学受験のときのことを考えると、参考書を数種類使うよりは、1つのテキストを完ぺきにしたほうがよいはず。
使うテキストは塾から配布されたものだけと決めて、それを繰り返しさせることにしました。
授業の進行度によって変わるんですが、
1回目のテキスト:概要を読み問題を解く
2回目のテキスト:1回目に間違えた部分を解く
3回目のテキスト:1回目に間違えた問題をもう一度解く
2回間違えた問題については不得意な部分なので、別ノートに書き留めておきます。
1回目から2回目までは1週間は開かないようにして問題を解かせています。
3回目はもうちょっと日を開けてみようと思っていますが、どうでしょうか。
人間の忘却曲線を考えると、3回目も1か月以内には復習していたほうがいいかもしれません。
本当は、初回の学習から24時間以内に10分の復習、1週間以内に5分の復習、1か月以内に2~4分の復習がよいそうなんですが><
どういうふうにそれをしていけばいいのか、まだつかめません。
ご飯を食べているときを利用するか、はたまたお風呂時間を活用するか。
どちらにしても、もっと考えて仕組みというか、そういうのを作っていないと回りそうにありません。悩む。
共働きの中学受験はやはり子どものやる気が最重要
わが家の場合、受験をすすめたのは私です。
それは主に、転勤族であることが理由でした。
が、その後にやる気になったのは子ども。中高一貫校だというのが、本人にとっても大きな魅力にうつったようでした。
しかし子どものやる気なんざ、波があるもの。
最初にすさまじいやる気を見せていた長女、一度激しくやる気が失せたことがありました。
そのとき何をしていたかというと、問題を解いているように見えてその実、分からないところはすべて解答をうつしていました。
苦手なところ、分からないところをあぶりだそうとしているのに、これじゃ全く意味がありません。
「そんな無意味なことするくらいなら、受験やめて遊んだほうがいいよ」
そりゃそうですね、お金も時間も無駄になるからやめたほうがいい。それを言うと長女は
「嫌だ、がんばるから受験したい!」
そこからは燃え盛るやる気ではなく、じりじりとしたやる気を見せています。
どうも原動力は「落ちたら恥ずかしい」という自尊心から。まあそれはそれでいいけど。
落ちても別に人生揺るがすわけではないので、子どもの「一生懸命」があればそれでいいんですけどね。
共働きママが子どもの中学受験を管理するために作る時間
・どこまで進んだかのチェック
・予定表の作成
・マル付け
・苦手分野のチェック
子どもを信用していないわけではありませんが、親がチェックすることは必要だと思っています。
だってまだ小学生なんだもん。
ですがこれらをガチで取り組もうと思うと、時間がいくらあっても足りません。
やってあげたいことは次から次に出てきますしね。
少しでも時間を有意義に使うためには何よりも、朝の時間と土日をうまく活用しないといけないなと思いいたりました。
てか、うちはまだ国立中学志望だからマシですが、私立を狙ってる共働き家庭は大変ですね!
範囲も広いし難易度も高いし塾の日数も多いし。
ほんとに頭が下がります。
受験する子どものために時間を作るために決めたこと
まだ要領がつかめなかったり、ただ単に私が面倒だったりで実践できない日も多いですが><
一応は「こうしたら少しは時間ができるだろう」ということがいくつか。
晩ご飯の用意は朝食づくりと並行して行う
わが家の朝ごはんは簡単なものが多いです。時間的には、10分くらいで作れちゃうものがほとんど。
そのため、6時半に起きてから子どもたちが朝ごはんを食べるまでの7時まで、少し時間ができるんですよね。
今まではその間にダラダラしてたりもしたんですが、晩御飯作りを並行して行うことにしました。
と言っても、肉を調味料に漬け込んだり煮物を作ったりという、簡単なもの。
煮物だったら、子どもが学校に行くまでの間に仕上がります。
一品だけでもできていると、夕食作りがずいぶん楽になり、時間がかからなくなりました。
夏場は腐らないように注意が必要ですけども。
土日に買った肉は味をつけて冷凍しておく
これは時短ママさんたちがよくやっている技ですね!
面倒くさくてそのまま冷凍しちゃうことが多かったんですが、積極的に取り入れるようになりました。
いいですね!これ。
平日は朝に冷蔵庫に移しておけば、夜は焼くだけ。レタスでもつければ立派にメインが出来上がります。
それぞれ味の違うものにしておけば飽きることもないし。
こういう冷凍味付き肉のレシピは、ネット上にたくさん出てるのでありがたい限り。
私、魚類は事前に焼いておくということはあまりありません。
グリルに入れている間は目が離せるので、子どもの様子が見られるのでOKなんです。
住んでいるアパートが狭くて、子どもが勉強しているリビングとキッチンが近いからこそかもです。
掃除は1日10分、場所を変えて行う
各部屋の掃除器は毎日かけるんですが、それだけだと荒れてくるわが家。
そもそも掃除や片付けが苦手なので、意識して気にしていないととんでもない汚部屋になってしまうのです。
時間はかけず10分だけ。
1日ずつ場所を決めて、グーグルホームに「10分後にタイマー!」と設定した後に必死に掃除。
私はほんとに掃除の能力が低いので、かなり場所を細分化しています。
「洗面台だけ」「排水溝だけ」「コンロ周りだけ」みたいに。
すごい人は1週間あれば家中きれいになるんでしょうけど、私は2週間はゆうにかかります。
まぁきっと、しないよりはマシですね。
まとめ
今後、入試が迫ってもっと本格的な受験生になれば、私の時間の使い方も変わってくるんだろうと思います。
なんだろう、「たかが中学受験」と思う一方で「合格させてあげたい」という親のエゴもあります。
そのわりに、自分の仕事をする時間を犠牲にはできないと思っているところが、まさに自己中心的ですね。反省せねば。