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子どもに家事手伝いをさせるなら家電選びに巻き込め!娘が掃除機係になった話

   

共働き家庭において、家事の優先順位は「食事→洗濯→掃除」ではないでしょうか。

というか、わが家がそうです。

優先順位は生活するのに困る度で決められていて、「汚れてても暮らせる」という方針のもとに、掃除は最後に手を付けることになります。

まぁなんだかんだ言って、私が掃除や片付けが一番苦手ってことですね。

仕事が忙しいワーママにとって、子どもの手伝いは何よりも助かるもの。

「頼んでもしてくれない!」から「嫌がらずにしてくれる♪」にするには、家電選びから子どもに参加させるのがいいのでは?と思った話。

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子どもに家事を手伝ってほしい!掃除機選びで実現した「すすんでお手伝い」

私は今は在宅のお仕事なので、外で働いているママたちに比べるとずいぶん時間に余裕があります。

ですが会社員だったときもありまして、そのときのことを思い返すとそりゃもうバタバタと一日を過ごしてたんですよね。

家にいるときは子どもの世話だけで時間は過ぎるし、会社のときは時短勤務で頭の下げっぱなし。

優先順位の低い掃除は、当時週に1度ほどもできていなかったんじゃないかと思います。

 

そのときのことを思い出すと、こんなふうに思うわけです。

「掃除機かけといて!」と言える子どもがいたらどんなに楽だっただろう…。

女の子はある程度大きくなると、共働き家庭の家事を回していく上での大きな戦力になります。

「ご飯炊いといて」「下の子をちょっと見といて」「お風呂作っといて」

たったちょっとのことでも、頼める相手がいるというのは他には代えがたいことでもありますよね。

 

ただ子どもによって頼んだ時の反応はマチマチ。

そして徐々に「家事の好き嫌い」が出てくるようになり、「えぇー…」「…あとでね…」が頻出。

私の場合は、私が何かしている間に掃除機をかけてくれるというのが、一番助かるお手伝い。

リビングと子供部屋にさえかけてくれたら、他の場所はいらないんですがそれでも、うちの子も掃除が嫌い。

そういうとこは母によく似ておるのだ。

 

掃除機選びから任せたらすすんで手伝いするようになるの巻

さてそんな折、わが家の掃除機の寿命が尽きました。

13年という長寿をまっとうしてくれたので、ありがたい存在でありました。

そして新しい掃除機を選ぶ際、長女も一緒に選ぶことに。

特に下心があったわけではなく、たまたまネットを物色しているときに横に座っていたので、あーだこーだ言いながら一緒に選びました。

やはり母なので、子どもの意見は多めに採用。欠かせない条件だけは最初に決めて、最終的な決定は長女がしました。

そして選んだのがこちらの掃除機。

≫≫シャーク スティック型掃除機[コードレス/ダストボックス式]「EVOFLEX(エヴォフレックス)S10」

どうでしょう、メーカー名は『シャーク』

私みたいなアラフォー世代だったら、『パナソニック』『日立』がいいんじゃない?と思うところ。

おしゃれなママさんだったら『ダイソン』がいいわよね?と言うところ。

今まで生きてきて一度も名前を聞いたことのない『シャーク』の掃除機をチョイスする娘のセンス。

 

このメーカー、アメリカの会社ではあるんですが「日本の暮らしを考えてデザイン」されたという掃除機。

なんていうかやはり、デザインは欧米感があります。

しかし何よりも娘が気に入ったのは、ボタンを押すとスティックがグニョンと曲がるんですよ。

ちょっと見にくいかもですが、こちら。

ソファや机の下などの、かがんで掃除機をかけなきゃな場所でも、このグニョンがあれば立ったままでOK。

(後日、グニョンをしてもかがまなきゃどこにゴミがあるのか分からない事案発生)

何よりも今まで使っていた旧式の掃除機に比べ、圧倒的におしゃれで、そして静かです。

今までがキャニスター式のコンセントタイプだったので、コードレスの手軽さも追い打ちをかけているのだ。

 

するとなんていうことだろう。

生まれて初めてくらいに、自分からすすんで掃除機をかけているではないか!

しかも掃除機をかけながら長女が言った言葉がこれだ。

「この掃除機だったら毎日だってかけてあげるよ♪掃除機係、私ね♪」

なんだと?今まではどんなにお願いしても嫌な顔しかしなかったというのに!

 

掃除機のテンションがあがると片付けるようになる

掃除機をかけることを目的に、子ども部屋がどんどん片付くようになりました。

掃除機をきちんとかけたいから、床に物を置いておくのが嫌になる。

床がキレイになればなるほど、机の上の汚さが目立ってきれいにしたくなる。

ちまちまと片付けに時間をかけるのを見ていると、たまにイラっとする瞬間もあるのだけど。

それでも私が「片付けなさい!」と声を荒げることはなくなったし、便乗されて下の子も前よりはきれいにするように。

 

リビングでも、汚れているのを発見するといそいそと掃除機を取り出しスイッチを入れる娘。

そうか、高学年女子には、「形から入る」「見た目から入る」ということが重要なのか。

それを使っている自分に酔うことで、家事を快く引き受けてくれるのなら大成功。

値段も予算内で購入できましたしね。

あとは、いつまでこのテンションが続くかですね。今のところ、1か月は続いているんですが。

 

子どもに家事手伝いをしてほしいなら形から入るのも方法だ

性格にもよりますし、性別にも年齢にもよるんだろうと思いますが、高学年女子の中には「形から入る」ということによって、すんなりと手伝うようになるケースがあります。

わが家の場合は掃除機でしたが、他のものにも応用できると思うんですよね。

・調理家電

・洗濯機

・回転モップ

うちの場合だと、かわいいエプロンを選ばせるっていうのも良い方法かもしれません。

エプロンしたいがために、お手伝いを催促されそう。

 

手伝ってほしい家事に対応したキラキラグッズを一緒に選ぶと、もしかしたら子どもがその気になってくれるかも。

 

まとめ

大人はやらなきゃいけないから家事をするけど、子どもにはそんな意識があるわけありません。

ママのために、ママを助けるためにとがんばってくれるようなミラクルな子、そうそういないですもん。

だからこそ形を用意して、子どもが自分自身に酔える状況を作っておくのはいわばギブ&テイク。

一時的なものかもしれませんが、「子どもに家事を手伝ってほしい!」と思ったときに参考にしていただけたら幸いです♪

 - 仕事をするための準備, 環境づくり