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共働き家庭の通信教育はベネッセかZ会か?両方経験したわが家の結論

   

共働き家庭において「やらなきゃいけないけどそこまで手が回らない」の筆頭は、子どもの勉強ではないでしょうか。

てか、私がそうです。

学校の宿題などの最低限のことに関してはできていなければ関与するけど、それ以外のプラスアルファのことについては、やってあげたいことがたくさんあるのにすべてはできてません。

さてそんな家庭でよくされているのが、通信教育。

二大金字塔であるベネッセとZ会、共働き家庭に向いているのはどっちなのか?

どちらもやらせてみたわが家が出した結論は、こんな感じでした。

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共働き家庭の子どもの通信教育率は高い。本当に向いてるのか?

最近の小学校では、やっている子とやっていない子の差がとても大きいです。

「やっている子・やっていない子」っていうとおかしいでしょうか。みんな宿題はやってるもんね。

「学校の勉強しかしていない子」「学校以外の勉強もしている子」の違いと言ったほうが適切かも。

文教地区にあるような小学校では、学年が上がってくるにつれてこの差がどんどんと開いていきます。

共働きだから子どもの頭のレベルが低いなんて、絶対に言われたくないですしね。

 

従来の紙媒体のテキストにしても、最近のタブレット型にしても、共働きの方で通信教育をしている子どもはとても多いです。

オンライン学習も同じことが言えると思いますが、

・送り迎えが不要

・教室に通うよりは安価

特に送り迎えが不要という点は、自宅に帰ってからの時間が少ないワーママにとっては大きな利点です。

送り迎えが必要だととたんに、逆説的な時間の使い方をしないといけなくなるので、息つく間もなく動かないといけません。

 

ということで、小学生の間は「学校以外の勉強」として通信教育が選ばれることが多いわけですね。

ただ通信教育って、子どもによって向き不向きが大きいです。

場合によっては、送り迎えの手間をかけてでも教室や塾に通ったほうが良いという場合もあります。

わが家の場合、上の子は通信教育向き、下の子は通信教育に不向きです。

下の子はまだ低学年なので、親がサポートしながら通信教育を続けていますが、高学年になったら勉強方法を変えるかもしれません。

 

共働き=通信教育は違う。向いている子と向いていない子って?

同じ親から生まれてきたのに、兄弟姉妹って根本的な性格が違うものなんですよね。

通信教育がためになっている上の子と、ほとんど無意味になっている下の子。

何が違うんだろう、と思って旦那さんと考えてみたことがあるんですよね。

 

結果、私たち夫婦が出したのはこちら。

上の子:丁寧・こだわりがあまりない・真面目

下の子:雑・完ぺき主義・こだわりが強い

 

例えば学校の宿題などでマル付けがあるとき、上の子は少しでも違うと△にして正しい答えを確認します。

下の子は「まいっか」でマルにしちゃいます。

上の子はこだわりがあまりないので、教えられたことはすんなりとそのまま受け取ります。

下の子はこだわりがあるので、「なんで?」「じゃあこっちは?」と自分が納得できるまで次に進めません。

なんなら、辞書を引っ張り出してきて調べ始めたり、「今スマホで調べて!」と言ってきたり。

完ぺき主義なので、分からない問題はこっそり答えを見て、100%の状態で親に見せに来たり。

上の子は真面目なので「そんなことしたら意味ないじゃん」と。

 

こういう状態なので、上の子は通信教材で学んだことをしっかりと自分のものに。

下の子は一度勉強したことなのに、忘れていくのも早いです。「そんなの習ったっけ?」

 

どちらが良いとか悪いではなく、きっと向き不向きの問題。

私がもっと下の子にガッツリと向き合って、納得するまで一緒にテキストの前にいれば問題ないのかもですが。

そういう時間が取りにくいのであれば、下の子タイプの子どもはすぐに質問できるような教室や塾に通わせた方が伸びるんだろうと思います。

 

共働き家庭にはベネッセとZ会、どちらがいい?

小学生向けの通信教育と言えば、『Z会』と『ベネッセ』が思い浮かぶのではないかと思います。

代表的な通信教材ですね!

どちらもそれぞれに特徴があり、金額も内容も大きく違います。

わが家は上の子も下の子も、どちらの通信教材も使った経験があります。

お試し教材を使ってみたとかではなく、どちらも数年間ずつきちんと受講していました。

 

さてそれを踏まえて、共働き家庭にはどちらのほうが向いているか?

「フルタイムで働いている」「帰宅後の時間があまりない」「受験などは考えていない」

こういう場合には、もう間違いなくベネッセです。

ベネッセの教材のレベルは学校の教科書に準拠しているので、授業についていけている子なら問題なく一人でできるはず。

子どもが楽しめる教材づくりにおいては追随を許さないほどだし、高学年でも月の料金はお手頃。

 

一方で

「100%子どものための時間が1日1時間以上とれる」「受験も検討」「塾なみに学ばせたい」

こういう場合には、Z会は非常に良い教材だと思います。

Z会は、低学年のうちは考える力をつけるためのテーマが非常に多いです。

「実験してみよう」「探してみよう」など親の負担は大きいんですが、確実に子どものためになるだろうというものが毎月あります。

そして学年が上がるにつれ、難易度はベネッセよりも高く、学校以上の問題内容もチラホラ。

難関中を狙うのに、Z会の中学受験コースを利用する方も多いくらい、レベルが高い。

それだけに、親が近くで寄り添って一緒に考えるだけの時間が必要になるかと思います。

あと、学年が上がるにつれて教科別の値段になるので高いです。(ギャー)

 

共働きなわが家の場合

上の子の場合、ベネッセ→Z会→ベネッセと推移してきました。

ベネッセからZ会に変更したのは、1年生講座から。

Z会をしていたのは子どもが3年生までで、それ以降はベネッセ。

というのも、うちの子は先取り教育をしていたんですよね。1学年上の教材を取るというやつです。

わが家は転勤族でこの先どうなるか分からないので、5年生の時点で小学校で習うことは終わらせておきたかったということもあります。

 

Z会はうちの子と非常に相性がよく、私も大好きでした。

じゃあなんで4年生になるときにベネッセに変えたのかというと、

・値段が高くなり始める時期だから

・Z会の1学年上は難しすぎて手も足も出なかったから

もしかしたら6年生になったときに、Z会の6年生を始めるかもしれません。

Z会での先取り教育は、わが家にはハードルが高すぎました。子どもが嫌がったら意味ないもんね。

 

幸いどちらの通信教材もお試し教材があるので、一度子どもに試してみることをおすすめします。

雰囲気がけっこう違うので、好みが分かれるはず。

≫≫Z会小学生向けコース。学年別「おためし教材」

≫≫進研ゼミ小学講座お試し教材

他の通信教材はどう?

わが家はそれぞれの時期に、他の通信教材のお試しもいくつかやってるんですよね。

・まなびウィズ(旧どらゼミ)

・小学生ポピー

・ガンバエース

昔はどらゼミという名前だった「まなびウィズ」難易度は、Z会とベネッセの中間くらい。

ですがいろいろな試みをしていて、作文添削や謎解き学習もあります。

ポピーは教材の量が少なめな印象はありますが、教科書に準拠しているので復習には最適かも。

ガンバエースは、メインではない副教材として使っている方が多いですね!

低価格なので利用しやすいのはメリットの一つ。

 

まとめ

わが家は低学年ではZ会を使い、高学年ではベネッセというスタイル。

ですが賢い子であれば、ずっとZ会でも問題なくやっていけるのではないかと思います。

親の空き時間がどれくらいあるか?子どもの性格は?などによって、ピッタリな通信教育って違います。

いろいろ試してみて、自分たちのライフスタイルにあるものを選ぶと無駄がないのではないかと思います。

 

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