共働きで平日の夫婦の会話がない件。子どもはかすがいだが10年後にどうなるんだろう
共働き家庭あるあるの一つに「夫婦の会話がない」というのがあります。
ありますか?わが家だけのあるある?いや、みんなきっとそうでしょ。
別に旦那さんに対して声を大にしたいほどの不満があるわけでもなく、かといって、口に出したいほどの感謝があるわけでもない。
「あれ、うちってヤバくない?」と思ったんですが、みんなはどうなんでしょうか。
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目次
共働きで平日の夫婦の会話が皆無なのだが
わが家は、旦那さんが会社員で妻である私は在宅仕事っていう、少し変則的な働き方をしています。
私自身は育休をとってフルタイムで働いていた経験もあるので、夫婦で会社員って方よりかはだいぶ楽ちんです。
妻が家にいるっていうのは、妻にとってはもちろん旦那にとっても気が楽なもの。
だって、子どもに何かあったときでも自分の仕事を放り投げる心配がないですから。
とはいうものの、在宅だから忙しくないかというとそうではなく、それなりにいっぱいいっぱいの生活をしています。
なんせコロナ渦の現在、前よりもがんばらないと収入が激減しすぎてどうにもならん。
自分では意識してないけど、私、それなりに焦っていて忙しくしていなきゃという気持ちもあるわけです。
在宅だから学童に預けているわけでもなし。
仕事を精いっぱいできるのは子どもがいない時間のみ。
日中は家事があったり義母からの鬼電があったりと、細切れの仕事時間しか確保できないこともあるし、自己管理ができずにダレてしまうこともある。(それは完全に私のせい)
そのため、子どもが寝入った後というのは、私にとっては貴重な時間です。
日中に思うように進まなかった仕事の補填。明日のタスクづくり。台所の後片付け。
今は子どもの受験が控えているので、そのサポートもあります。
というわけで、楽なようで今私、わりと忙しいんだぜっていうのが現状なわけです。
「自分で忙しいって言う奴、実はたいしたことない説」はあるけども。
さて本論ですが、最近、夫婦の会話がありません。
夫に説明するのが面倒。そんな日もある
私側からの理由はけっこうはっきりしていて、「説明が面倒だから」に尽きます。
仕事の話でも子どもの話でもそうなんですが、日ごろ細かく話しているわけではないので、話の核にたどり着くまでに伝えなくてはいけない前情報が非常に多い。
1つの話をするために、5段階くらいのつながりがあるわけですね。
んで話していると途中で「それどういう意味?」とか「なんでそうなったの?」とか、質問が投下されます。
私にとっては、「そこはもう終わった話だから流してくれたらいいんだって!」なんですが、旦那さんにとっては今聞いた話なのでタイムリーな話題。
同じ時期に同じ話題を共有していないので、疲れちゃうんですよね。
そういう手順を踏まないと話ができないと思うと、もう話すことが面倒になって結局やめちゃう。
そうすると、平日の夜に夫婦で話すべきことってほとんどなくなってしまいます。
きっと、旦那さんもそうなんだろうと思います。
仕事の話は(愚痴も含めて)面倒だから私にはしない。他業種だから聞いてもよく分からん。
夫婦の優先したいことがズレてる
これはアラフォーゆえにでしょうか。
だんだんとお互いに頑固になっちゃって、自分の手順で物事を進めていきたくなってます。
旦那さんは帰宅したら、すべての物を放り投げてご飯を食べて、その後にダラダラしながら妻と話がしたい。
なんなら一緒にネットとかテレビとかゲームとかして、1日を穏やかに終わりたい。
私は、すべての家事や仕事が終わらないとダラダラしたくない。
ごちゃごちゃのままで疲れて寝ちゃうと、翌日の朝に大変になるなってわかってるから。
旦那さんはご飯を食べた後、「ねぇねぇこれ見て!」と言ってくるが、私は皿を洗いたい。
「ゲームしよう!」と言ってくるが、私は部屋の片づけを先にしたい。
外で仕事をしてきたらクールダウンの時間が必要で、それがテレビやネットやゲームなのだということはよく分かる。
でも私にとってその時間は、やっと訪れた仕事時間であり、家事の時間です。
横からやいのやいの言われると、つい冷たい反応をしてしまうの巻。
これ、若い頃はそうじゃなかったよなぁと思うんですよね。
若い頃は、寝る時間を削ればそれでいっか♪というノリで、旦那さんと遊べたような気がする。
今なんて、「一緒に遊びたいなら脱いだ靴下を洗濯機に運ぶくらいの気概を見せろ」と思う。
せめて皿をシンクに運べと思っちゃう。
年取ると我が強くなるというのは、自分にも当てはまっているよなぁと改めて感じるのでした。
夫婦の会話がないからと言って嫌いなわけじゃない
平日の会話はないし、ものすごく重要なこと以外はそれほど共有もしていないわが家。
でも夫婦仲が悪いわけではない(と思ってる)し、休日は一緒に出かけます。
旦那さんが平日に有給をとったときには、一緒にランチに行くこともあります。
なんだろう、それほど気にするほどでもないのか?
でもきっとお互いに、ストレスのようなものは感じているような気もします。
平日5分話をすることの難しさ
よく言われている「1日5分でもいいから夫婦の会話をしよう」みたいな、夫婦仲良しのヒケツ。
「5分なんて簡単じゃん!」って思うかもですが、昔それを検証しているテレビがあったんですよね。
仲良さそうな夫婦で、たくさんお話をしているように見えたけど、実際には3分も話をしていなかったというオチ。
一問一答のような会話では5分も話せないし、だからといって長い話をするほど元気な時間帯ではないし。
旦那さんの帰宅時間なんて、お互いにHPが3くらいしか残ってない状態。
ユーチューブ見て一緒に笑う時間があるだけでもヨシとしなきゃ、なかなか難しいですよね。
共働き夫婦の会話は子供に助けられている。10年後がちょっと怖い
子はかすがいと言いますが、わが家では本格的にかすがい。
夫婦の会話の9割は子どものことだし、それがないとキャッチボールもできません。
独身時代、いったいあんなに長い時間なにを話していたんだろう。
夜通しでも話が尽きなかった気もするんだけど、よくネタが尽きなかったな。
今はまだ子どもが小さいし、今から進学していくにあたって会話ネタもあるでしょう。
ですが子どもが自立する10年後、私たち夫婦はいったい何を話しているんだろう。
会話がなくてもつながっている夫婦ならいいですが、そうならない場合もあります。
旦那さんが定年になったとき、家にいると息が詰まるようになってしまうのでしょうか。
やだな。
でもこれって、共働きだからっていうことではないですよね。
わが家みたいな「半共働き」みたいな家庭でもそうなんだから、専業主婦家庭でもきっと起こっているはず。
夜の疲れ具合は、働いていても家にいても、きっと似たようなもんだろうと思うし。
夫婦で共通の趣味を持つべきか?
無趣味を貫き通す旦那に、妥協の余地はあるのか?
悩ましいことだけど、もうがむしゃらに今だけを生きていけばいい年代ではないような気がします。
今後を見据えて、逆算的な生き方もせねばと、今更だけど思う。