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産休前の挨拶メールはいつまでどこまで?社内・社外への文例紹介!

   

出産後も仕事を続けていくなら、必ず取らなくてはいけない産休。

女性として保障されている権利ではありますが、やはり周りの人にかける迷惑は大きいもの。

出産や育児への不安もさることながら、復帰した時によりよい環境で働けるような根回しも必要です。

そのための一つが、産休前の挨拶メール

ここをきちんと押さえておくかどうかで、周りの方の心証も大きく変わるはず。

産休に入る前にはぜひチェックを!

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産休前の挨拶メールはいつまで?どこまでの人に送る?

出産前後の休暇は、短い人でも3か月前後、長い人だと数年に及びます。

子どもが3歳になるまで育休が取得できる場合もありますし、育休中に2人目、3人目を出産予定であれば、もっと長期になります。

制度としてきちんとあるのだから、休暇をもらうことに引け目を感じる必要はまったくなし。

でも、自分がいないことで迷惑をかけることもあるし、自分の仕事を引き継いでくれる人もいるはず。

 

感謝の気持ちを忘れないことは、心証が良くなるというだけではなく、復帰後に助けてもらいやすくなるということでもあります。

復帰後は思いもよらないことで、周りからの助けが必要な場面が出てきます!
良く思われるに越したことはありません。

産休前には必ず、挨拶メールを送るようにしましょう!

 

産休前の挨拶メールはいつまでに送る?

産休の挨拶は、口頭で行うことも多いですよね。

特にお世話になった方や、担当している取引先の方へは、直接出向いてもしくは電話などで伝えているかと思います。

ですが、それほど交流がない場合や外出することができない職種の場合は、メールが産休の挨拶となることもあります。

 

ケース1:口頭での挨拶とメールを併用する場合

産休前の引継ぎが始まった時点で、口頭で産休に入る旨を伝える。

だいたい産休1か月前を目安に。

その後、産休1週間前くらいに再度、メールで挨拶を行う。

 

ケース2:メールのみで挨拶をする場合

対外的な引継ぎなどが不要の場合には、関係者にメールのみの挨拶でも可。

何かあったときのことを考え、最終出社日の1週間前までには挨拶を行う。

社内の人への挨拶メールは、最終出社日直前に行うことが多い。

 

挨拶メールのタイミングを考えるうえで重要なのは、いかに相手の手を煩わせないかということ。

「用があったのに最終出社日後だった」ということになってしまうと、他の人に聞いたり、自宅に連絡をしてもらったりと二度手間になってしまいます。

相手の仕事が円滑に進むよう、頃合いを見計らって送るようにしましょう。

 

産休前の挨拶メールはどこまでの人に送るべき?

社外の取引先に関しては、上司や引継ぎ者と相談して決めてもいいかもしれません。

自分が担当していた先やお世話になった方にはもちろん必要ですが、それ以外に関しては、会社によって異なる場合もあるので相談を。

この場合は、引継ぎを行うタイミングで一度連絡をし、産休前にもう一度挨拶をすると丁寧。

 

職場の同僚や上司に関しては、挨拶メールと合わせて、顔を見て直接挨拶を。

同じ職場の方に関しては、これからかける迷惑も復帰後にお世話になることもとても多いです。

産休に入ることは周知されているはずなので、最終出社日には菓子折りを用意するといいかも。

挨拶メールはお礼の気持ちを込めて、最終出社日に行うといいですね!

 

同じ職場で違う支店などにいる方へは、産休1週間前を目処に、お世話になった方にメールを。

「どこまでの人に」というのは個人差がありますが、もらって嫌な気持ちになる人はあまりいません。

一緒に働いたことがある上司や、交流があった同僚などには、あいさつをしておいてもいいかなと思います。

直接会いに行ける場合は、対面で挨拶を行うとより丁寧。

この場合は、相手の仕事の都合なども考えて配慮しましょう。

 

産休前の挨拶メールの例文!社内向け、社外向けそれぞれ紹介

悩みがちなのが、挨拶メールに何を書くか?ということ。

失礼のないように、復帰後がスムーズにいくようにと考えていると、言葉選びが難しいんですよね。

出産をおめでたいことだと喜んでくれる人ばかりではないと思うと、余計に思ってしまいます。

実際に挨拶メールを送る前に、まずは注意しておきたいポイントを確認してみましょう!

 

宛先ごとに文面を変える
仲の良い同僚と少し距離のある同僚でも、文面は少し違うはず。

上司や取引先などでももちろん、適した文面は違いますよね。

特に仲の良い人やお世話になった方へは、その人に向けた挨拶を。

その他は、宛先をジャンル分けして文面を考えるようにするといいかも。

 

産休に入る最終出社日は必ず伝える
何かの連絡があることを考え、最終出社日は必ず伝えるようにします。

出産予定日に関しては、特に仲が良い場合を除いて伝える必要はないかなと思います。

 

復帰の意思は伝えるが復帰予定日は明言しない
産休前の挨拶メールでは、復帰の意思をきちんと伝えることが重要。

ですが最近の保育園事情を思うと、予定通りに復帰できるかどうかは、そのときになってみなければわかりません。

だいたいの予定を伝えるのはいいですが、復帰予定日を明言するのは避けておきましょう。

 

産休前の挨拶メール社内向け文例

同じ社内向けでも、相手との関係性によって語尾や文体が異なります。

相手に合わせて変更しながら参考にしてください。

 

件名:産休のご挨拶

○○部長

お仕事中に失礼いたします。○○部の○○です。

私事で恐縮ではございますが、〇月〇日より出産休暇を取得させていただくことになりましたので、ご報告申し上げます。

最終出社日は〇月〇日です。

また、産前産後休暇とともに育児休暇も取得させていただき、復帰は○○年〇月以降を予定しております。

妊娠中は、さまざまなお心遣いをいただき、本当にありがとうございました。

温かいお言葉とご指導のおかげで、ここまで頑張ることができました。

休暇中は皆様にご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞお許しください。

復帰後、また○○部長の下で働ける日を心待ちにしております。

メールにて恐縮ですが取り急ぎ、出産休暇のご挨拶を申し上げます。

○○

 

件名:出産休暇のご挨拶

○○様

お疲れ様です。○○部の○○です。

私事で恐縮ですが、〇月〇日より出産休暇を取得させていただくことになりました。

産休後は引き続き育休を取得させていただく予定にしており、復帰は〇月以降を予定しております。

業務関係の引継ぎは、○○さんにお願いしております。

最終出社日は〇月〇日を予定しておりますので、何かありましたらこの日までにご連絡いただけると幸いです。

在職中は、大変お世話になりました。

突然の不調に迷惑をかけることもありましたが、そのたびに温かいお心遣いをいただき大変感謝しております。

本当にありがとうございました。

職場復帰した際は、これまで以上に尽力したいと思っております。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

○○

 

件名:産休のご挨拶

○○さん

お疲れ様です。○○部の○○です。

私事ですが、〇月〇日より産休をいただくことになりました。

最終出社日は〇月〇日を予定しており、復帰は来年春以降になるかと思います。

妊娠中は温かい心遣いをありがとうございました。

突然の不調もあり、○○さんには大きな迷惑をかけてしまいました。

そのたびにいただいた優しいお言葉のおかげで、ここまでがんばることができました。

感謝の言葉しかありません。

復帰後はこれまで以上にがんばっていきたいと思っています。

今後もどうぞよろしくお願いいたします。

○○

 

 

産休前の挨拶メール社外向け文例

こちらもまた、相手との関係性や産休に入る旨を伝えているかどうかで内容が変わります。

適宜内容を変えつつ、参考にしてください。

 

件名:担当者変更のご挨拶

株式会社○○ ○○様

いつもお世話になっております。株式会社○○の○○でございます。

私事で恐縮ではございますが、〇月〇日より出産のため休暇をいただくことになりました。

最終出社日は〇月〇日を予定しております。

私が担当しておりました○○につきましては、後任の○○が担当いたします。

~後任者氏名と連絡先~

〇月〇日以降は、○○にご連絡いただけたらと思います。

またご挨拶に伺いますので、よろしくお願いいたします。

○○

 

件名:出産休暇のご挨拶

株式会社○○ ○○様

いつもお世話になっております。株式会社○○の○○でございます。

先日お伝えいたしましたとおり、〇月〇日より出産休暇を頂戴いたします。

最終出社日の〇月〇日以降は、後任の○○にご連絡くださいますようお願い申し上げます。

これまで長い間、○○様には大変お世話になりました。

復帰は○○年〇月以降を予定しております。

復帰の際は今まで以上にがんばりたいと思っておりますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

メールで失礼かと存じますが、これまでのお礼とご挨拶を申し上げます。

今後も何卒よろしくお願いいたします。

○○

 

件名:出産休暇のご挨拶

株式会社○○ ○○様

いつもお世話になっております。株式会社○○の○○でございます。

私事で恐縮ではございますが、〇月〇日より出産休暇を頂戴することになりました。

実際にお会いしてご挨拶をするべきところですが、体調不良により叶いませんこと、なにとぞご容赦ください。

休職中は後任の○○が担当させていただきます。

~後任者の氏名、連絡先~

ご迷惑をおかけすることのないよう、十分に配慮いたしますので、変わらぬご指導のほどよろしくお願いいたします。

復帰は〇年〇月以降を予定しております。

復帰の際にはまた○○様にお会いできますことを楽しみにしております。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

○○

 

 

まとめ

中には、「挨拶メールを出そうかどうしようか」という間柄の人もいますよね。

個人的には、悩むくらいなら出しておいたほうがいいかなと思います。

「挨拶メールもよこさない!不義理な奴だ!」よりも「そんなに親しくないのにメールもらっちゃった。なんで?」のほうが、こちらの気持ちとしてもいいですもんね。

 

育休明けの復帰メールはこちらを参考にどうぞ!

 

 - 仕事をするための準備, 環境づくり