ママキック

働きたいブランク専業主婦、ワーママ、仕事をしているママのための情報ブログ

稼がないといけない主婦が資格に走るのは間違いと知る。どうやって生きていこう?

   

過去記事でも何度か触れているんですが、私は産休育休を経て、第二子妊娠と旦那の転勤を機に退職。

その後は試行錯誤しつつではあるものの、一応は(名ばかりの)在宅仕事をメインに働いています。

「夫:会社員 妻:フリー」という、わりと融通の利く働き方だったわけですね。

それがこの度のコロナ禍で一転、私の収入が激減。

クラウドワークに参加したり、あれこれと収入を上げるためにいろいろと考えてはみたもののです。

自分が優先するべきことと、収入と生活、しんみりと考えてしまうの巻。

スポンサーリンク

 

収入激減!主婦が稼ぐために資格を取ろうと思うと犠牲が大きいと知る

収入が減り始めたとき、まず思ったのは「資格を取ってみようか」ということでした。

短絡的と言えばその通りなんですが、多くの方が考えつくことでもあるかなと思います。

専門的な資格を取ればきっと、働きやすくなるのではないか。

これは新しい仕事を見つける意味でもそうだし、今の仕事の幅や自分の必要性を広げる意味もあります。

 

自分の興味のある分野から、仕事として成り立ちそうなものを探す。

かつて「プチ起業で教室運営系」の資格は失敗した経験があるので(参考:ベビーマッサージ教室運営の失敗談)、主に探したのは、「この資格がないとこの業務ができない系」の資格でした。

民間資格も含めると、本当にいろんな資格があって、目移りするほど。

一度聞いただけでは覚えられないようなものがあったり、「これを取るためにはまず、こっちの資格を取らないといけない」みたいな3段ジャンプが必要なものも。

 

いろいろ見て思いました。

こりゃ、かなりいろんなものを犠牲にして、本腰を入れて勉強しなきゃ無理だな。

 

もちろん通信講座で簡単に取れるような資格もあるんですが、簡単な資格には価値がないものがほとんど。

いや語弊があるな。

簡単な資格はあくまでも、今やっている仕事の補助的な知識を補うくらいに過ぎず、それだけで収入につながるようなものではないんですよね。

そりゃそうだ。誰でも取れる資格に価値があるならみんな取ってる。

 

私が今優先すべきなのは収入か生活か

でですね、まさに見出し通り。

主婦が収入につながる資格を目指すってことは、収入を選んで生活を犠牲にするってことだなと思ったわけです。

ここでいう「生活」ってのは、子どもの世話を今まで通り見てあげることや、旦那の弁当を毎日作ること。

部屋をきれいにすることや、手の込んだ料理を(たまにだが)作ること。

そういうことを犠牲にしないと、とてもじゃないけど取得できないなと思ったんですよね。

 

私とて、もうアラフォー。

以前に比べると記憶力も低下しているし、理解度が著しく下がっているのを感じる。

10年前なら1時間で理解して記憶できたことが、今じゃ3時間あっても無理かもしれない。

じゃあ、数年かけてゆっくりと資格勉強をしていく?

いや、5年たったら私何歳になるのさ。

第一、その期間をかけて勉強しても受かるかどうかは分からない。

もしダメだった場合、子育ての大事な時期を見逃してしまったことに、私は後悔するんじゃないだろうか。

 

私が仕事をする意味って、もちろんお金はすごく大きいんですが、子どもにとって働いている母親でありたいという願望が非常に大きいのです。

100%私のエゴなんですが、大きくなった子どもたちに「ママの仕事はね…」とドヤ顔をしたいわけです。

子どもが仕事の目的に含まれている以上、優先するべきは子どもとの関係なのかもしれないとも思う。

じゃあ今の仕事を捨てて、子どもとの時間も最小限にとどめ、資格を取るための勉強に果たして意味があるのか?

なんて思ってしまった。

 

楽しいと思える資格ならどうだろう。子どもとの良い関係も築けるのかも

学校が休校になっていた間、資格ではないんですが勉強をしていた時期がありました。

子どもは学校で出された宿題をやっていて、私はその横でその勉強をするというスタイル。

学校の時間割に合わせて、45分勉強して10分休む、給食の時間にはお昼ご飯を食べるっていう生活が続きました。

 

そのときの子どもとの関係って、ものすごく良好でした。

子どもだけに勉強をさせるのではなく、ママはママでやるべき勉強をしているっていうのが良かったんでしょう。

隣に座ることで子どものモチベーションも上がったし、なにより私も楽しかった。

 

眉間にしわを寄せながら、うなりながら勉強しなくちゃいけない資格ではなく、楽しいと思える資格ならどうだろう。

趣味や暇つぶしの一環として勉強できる資格ならどうだろう。

子どもがマンガを読むその横で、寝そべってテキストを読みたくなるような資格ならどうだろう。

そういうのだったら、資格取得を目指しても犠牲にするものが少ないのかもしれません。

でもそんな資格、あるのか?ないだろ。

 

どうしても私は、複数のことをしようと思うと中途半端になってしまって、すべてがうまくいかなくなってしまいがち。

資格を取るのなら、数年間はそれだけに集中しないと絶対に受からないと思います。

もし資格取得できてもそれがうまく仕事につながるかは分からないけど、うまくいけばきっと、手に職をつけることができます。

年を取ってからでも続けていくことができると思う。

 

でもなぁ。ここで「でも」が出る時点で、覚悟も何もできてないよなぁ。

できる気がまったくしないんだよなぁ。

こんなの言ってる時点で、ダメだろうな。きっと。

 

10年後や20年後のことを考える。生きていくための仕事と生きるための仕事

最近メンヘラ気味なのか、よく思うんですよ。

好きなことをしないと、子どもたちが自立した後に自分に残るものが何もないんじゃないのか。

「生きていくための仕事」と考えるのであれば、タウンワークやら主婦ジョブやらで、近場の仕事を片っ端からあたってみればいいのだろうと思います。

 

ですが、例えばまったく興味のない仕事をしてお給料をもらって、子どもが巣立っていった後に残るものは何なんだろうと。

私みたいな、友達少なめ&趣味もほぼなしな主婦が、子どもと仕事がなくなった後にどうなるんだろうと思うとちょっと怖い。

自分の人生を生きるための何かを見つけなければと、なんか焦っている気持ちもある。

なんでしょうね、これって更年期障害とかの症状だったりするんでしょうか。就活中の大学生みたいなこと思ってるのですよ。痛い奴です。

 

要は資格にですね、「私に残るもの」を見出そうとしてるわけですね。

そんでそれが収入になれば、これはすごく効率がいいんじゃないかと。

 

でもさでも。

なんの打算もなく没頭できるものが、今の年齢からでも見つかれば幸せだと思う。

誤解を恐れずに言うのなら、子どもを差し置いてでも興味のあるものがあれば、それって幸せすぎるよなと思うのである。

 - コラム